単身引越しでやること・手順の確認はしておこう!
引越しの準備はとにかくやることが沢山あります!
単身引越しでも計画的に進めないと、引越し当日間に合わないなんてことになりかねません。
慣れている方なら手順は分かるかと思いますが、初めての方は「何から始めたらいいの?」と、アタフタしてしまうそうですよね。
基本的に引越しの準備は、
- 荷造り
- 各種の移転手続き
と、大きく2種類。
そこで今回は、単身引越しのやること・手順を段階に分けてご説明いたします。
1.まずはチェックリストを作成しよう!
引越しは様々な手続きがあるので、抜けを無くすために「チェックリスト」の作成が重要!
大きくは、
- 引越し1ヶ月前
- 引越し1~2週間前
- 引越し当日
- 引越し後
と、だいたいの流れのチェックリストを作成して、終わった手続きを消し込んで行けば漏れがほとんどなくなります。
1つの手続きを忘れてしまうと、余計な手間が増えてしまいます。
そこで、紙に書いておけば一目で分かるので、引越しが決まったら、まずはチェックリストの作成をおすすめします。
2.引越し1ヶ月前までに行う手続き
引越し手続きは人によって異なりますが、段階別に必要と思われる手続きをご紹介いたします。
まずは、引越しの1ヶ月前に行う手続きから見ていただきますが、引越し先が決まっていることを前提にご説明いたします。
物件の解約申し込み
賃貸物件の場合、解約申し込みは退去の1ヶ月前が基本。稀に2、3ヶ月の物件もあります。
まずは、誰に・いつまでに連絡が必要なのか、賃貸契約書の確認が必要です。書かれている期限よりも遅れると、二重家賃になってしまうので注意しておきましょう。
引越し業者に見積もり依頼
荷造りの準備に追われて忘れてしまい、ギリギリになって引越し業者に予約をする方もいますが、予約が取れるとは限りません。
希望日に引越しするためには、1ヶ月前には見積もりを依頼しておくことをおすすめします。
その際、「一括見積もりサイト」を利用すれば、一度に複数の業者に見積もり依頼ができます。
無料で気軽に利用できるので、有効に活用しちゃいましょう。
インターネットの移転手続き
引越し先でインターネットを利用する場合は、早めの手続きが重要!
理由は、インターネットの開通には申し込みから工事まで、通常2〜4週間程度かかるからです。
ただし、マンションなどの集合住宅に引越しする場合、既にインターネット環境が整っている物件が多いため、工事の必要がない場合があります。
事前に不動産会社に確認しておきましょう。
1ヶ月前は大きくは、この3つの準備が必要です。あと、思い当たるものがあれば、チェックリストに入れておきましょう。
3.引越し1~2週間前までに行う手続き
引越し1~2週間前になると、いよいよ忙しくなりますよ。必要と思われる手続きを挙げますので、あとは個々で追加・削除してください。
役所の手続き
役所での手続きは、1日で終らせられるので、必要な手続きを事前にまとめておくことが大切です。
また、必要なものとして、
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑(認印◯、シャチハタ×)
この2つは必ず使うので、絶対に持って行きましょう。
詳しい説明は省きますが、一般的に必要な手続きを挙げておきます。
- 転出届
- 印鑑登録、印鑑登・録証明書
- 国民健康保険
公共料金(電気・水道・ガス)の手続き
電気・水道・ガス、すべて電話かインターネットで解約申し込みができます。
最低でも1週間前には連絡しておきましょう。
その際、お客さま番号などの情報が必要になるので、毎月の領収証や検針票を用意しておきます。
注意点として、引越し先でガスの利用を始めるには、ガス会社の開栓立会いが必要になります。
そのため、解約連絡と合わせて転居先のガス会社にも連絡して、開栓立会いの予約もしておきましょう。
引越し業者を選び荷造り開始
引越し業者の見積もりを比べて、遅くとも引越し予定日の2週間以上前には引越し業者に予約の連絡しておくのが理想です。
予約すれば、引越し業者から荷造り用のダンボールが支給されます。
一人暮らしの方はそれほど荷物が多くないものの、引越し手続きや日々やることもあるので、計画的に荷造りを進めていきましょう。
荷造りのコツとして、使わない物から詰めていくことをおすすめします。
その他にも、ダンボールに荷物の情報記載すること、大人が一人で持てる重さにすることも忘れずに。
また、現金や預金通帳・印鑑などの貴重品は荷物に絶対に入れないようにし、必ず自分で運びましょう。
郵便局の転送手続き
最寄りの郵便局に「転居届」を提出するだけです。
もしくはインターネットの「e転居」でも申し込みをできます。手続きしておけば、1年間無料で郵便物が新居に転送されます。
固定電話の移転手続き
固定電話を繋いでいる方は、移転手続きが必要になります。
- 局番なしの「116」へ電話する
- インターネットのWebサイト
の、どちらでも手続きできます。
NTTへの連絡は、遅くても引越し1週間前までには済ませておくことをおすすめします。
また、引越し先で直ぐに電話を使用したい方は、1ヶ月以上前から工事の予約をしておく必要があります。
ただし、マンションなどの集合住宅では、既に電話線が繋がっている物件もあるので、こちらも不動産会社への確認しておきましょう。
その他、住所変更手続き
以上の他にも、
- 運転免許証:警察署、試験場、免許センター
- 銀行:電話orインターネット
- 生命保険:電話orインターネット
- クレジットカード:インターネット
これらも、すべて住所変更手続きが必要になります。
どれも、明確な期限はないものの、忘れていると後々トラブルの基になるので、チェックリストに明記しておきましょう。
4.引越し当日にやること
いよいよ引越し当日!
基本的に引越し業者に任せておけばいいので、必ず作業には立ち会い、指示役に徹しましょう。
その他にやることとしては、次の通りです。
最後の掃除
ダンボールや家具・家電を、引越し業者のスタッフがどんどん運び出していくので、特に家具が置いてあった場所の掃除に取りかかります。
事前に、ほうき、雑巾、ウェットティッシュなどを用意しておけば便利ですよ。
賃貸物件の場合、退去費用にもかかわってくるので、しっかり掃除しておきましょう。
部屋の退去立ち合い、鍵の返却
賃貸物件では、大家さんまたは不動産会社立ち会いのもと、傷などをチェックして、問題がなければ鍵を返却します。
あらかじめ何時ごろに引き渡しができそうか伝えておくとスムーズに手続きが進みます。
電気・ガス・水道の閉栓
すべての作業を完了したら、電気はブレーカーをOFF、水道とガスは閉栓を行います。
ガスは、立ち合いが必要なケースもありますので、解約申し込みの際に確認しておきましょう。
ここまで終われば、あとは荷物の積み忘れや、自分の忘れ物がないかチェックして退去します。
5.引越し後に行う手続き
新居に荷物の搬入が終われば、ホッと一息ですよね。ですが、引越し後にも行う手続きがあるので、忘れないようにしましょう。
ガスの開栓立ち合い
電気・水道は、引越し当日から使用できますが、備え付けられている「使用開始申込書」に必要事項を記載して、忘れずに投函しておきます。
ガスに関しては、事前に予約しておいた時間にガス会社の係員が訪問して、開栓作業を行います。
10~15分で終るので必ず立ち合います。その際、点火確認も行うので、ガス機器のあらかじめ用意しておきましょう。
役所での手続き
引越し先を管轄する役所での手続きは、こちらも、
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑(認印◯、シャチハタ×)
が必要になるので、必ず持って行きましょう。
一般的に必要な手続きを挙げておきます。
- 転入届(引越し後14日以内)
- 印鑑登録、印鑑登録証明書
- 健康保険証
- マイナンバーカード、通知書の住所変更
以上、ここまで終わって引越しは完了なので、忘れずに手続きを済ませておきましょう。
6.まとめ
今回は、単身引越しのやること・手順をご説明しましたが、結構大変ですよね。
とはいっても、チェックリストを作成して、順序立てて進めれば意外にあっさり終わる手続きは多いものです。
特に、役所や公共料金の手続きについては、それぞれ1日で終らせられるので、事前に情報などをまとめておくようにしたいですね。
しかし、荷造りについては、地道にやっていくしか方法はないので、計画を立てて最低でも引越し前日までには終わらせるようにしましょう。