おかげさまで
累計実績16,000件を
達成!※2017年12月22日現在

MENU

引越し費用・相場

賃貸の引っ越しの初期費用はいくら?12項目の内訳と安く抑えるコツ

賃貸引っ越しの【初期費用は全12項目】安く引っ越す方法を徹底解説!

100円引越しセンターで勤務しているシモムラと申します。
引越しを検討されているお客様から、「初期費用がどれくらいかかるか不安」という声をよく頂きます。

賃貸契約では、入居前に「初期費用」として不動産会社や大家さんにまとまったお金を支払わなければなりません。

その額は一般的に家賃の4〜5ヶ月分で、たとえば家賃6万円の物件の初期費用は30万円になることも…。

さらに引っ越し業者に支払う費用を合わせると、家賃の5〜8ヶ月分は用意しておきたいところです。

これだけ高額になると、初期費用を少しでも安くするにはどうすれば良いのか、気になりますよね。

そこで今回は、引っ越しで大きな負担となる「初期費用」の内訳と費用相場を徹底解説!

この記事では次の7つの内容をご紹介するので、初期費用を賢く抑えたい方は要チェックです。

  • 賃貸の引っ越しにかかる初期費用の相場
  • 初期費用の内訳(12項目)と金額相場
  • 賃貸契約の初期費用で不要なもの
  • 初期費用を支払うタイミング
  • 引っ越しの初期費用を安く抑える6つの秘訣
  • 初期費用のクレジットカード分割払いについて
  • 引っ越し料金を「格安」に抑えるお得情報

目次

賃貸の引っ越しでは家賃の5〜8ヶ月分が初期費用の目安
賃貸の引越しの12項目の初期費用と料金相場を解説
賃貸の引っ越しにかかる初期費用で不要なものは?価格交渉のコツ

賃貸の引っ越しで初期費用を払うタイミング・手続きの流れ

賃貸の引っ越しで初期費用の負担を抑える6つの方法

賃貸の初期費用はクレジットカードで「分割払い」!手数料はかかるの?

引っ越しの初期費用を抑えるなら「100円引越センター」に相談を!

まとめ|引っ越しの初期費用は家賃の5〜8ヶ月分を用意しよう

1.賃貸の引っ越しでは家賃の5〜8ヶ月分が初期費用の目安

まず結論から紹介すると、賃貸の引っ越しで必要になる初期費用は、家賃の5〜8ヶ月分が目安です。

その内訳となる12項目と費用相場は、次の通りです。

内訳 費用の相場
敷金 家賃1~2ヶ月分
礼金 家賃1~2ヶ月分
保証金・敷引き 物件により異なる
仲介手数料 家賃0.5~1ヶ月分 + 消費税
前家賃 家賃1ヶ月分
共益費・管理費 家賃の5~10%程度
火災保険料 15,000円程度
保証料 家賃0.5~1ヶ月分
鍵の交換費用 15,000円程度
室内消毒費 10,000円程度
引っ越し費用 引っ越し方法により異なる
引っ越し先への挨拶品代 500円程度

ピンクの太文字が家賃の金額によって変動する金額、それ以外は家賃によってほぼ変わらない金額です。

仮に敷金・礼金が家賃の2ヶ月分、仲介手数料が1ヶ月分かかるとして、前家賃の1ヶ月分を合わせると、それだけで家賃の6ヶ月分に達します。

ここに保険料などの費用も発生するほか、引っ越し業者に依頼する費用が上乗せされることを考えると、家賃の5〜8ヶ月分ほどの予算を見積もっておくのが安心です。

ただし、最近では敷金・礼金ゼロの物件も増えており、仲介手数料が家賃の0.5ヶ月分で収まる不動産会社もあります。

初期費用を抑えるためのコツについては、記事の後半で詳しくお伝えしますね!

ここでは家賃ごとにかかる初期費用をシミュレーションしながら解説します。

1-1.家賃5万円の初期費用シミュレーション

家賃が5万円の賃貸物件に引っ越す場合、初期費用の目安は25〜40万円程度です。

内訳をシミュレーションしてみると、下記のようになります。

内訳 費用の相場
敷金 50,000〜100,000円
礼金 50,000〜100,000円
仲介手数料 25,000~50,000円 + 消費税
前家賃 50,000円
共益費・管理費 2,500〜5,000円
火災保険料 15,000円
保証料 25,000~50,000円
鍵の交換費用 15,000円
室内消毒費 10,000円
合計 242,500円〜395,000円

家賃5万円の物件の場合、敷金や礼金がかからない「ゼロゼロ物件」も多くなります。

その場合は敷金・礼金が無料になるので、20万円以下で引っ越せることもありますよ。

1-2.家賃6万円の初期費用シミュレーション

家賃が6万円の賃貸物件に引っ越す場合、初期費用の目安は30〜48万円程度です。

内訳をシミュレーションしてみると、下記のようになります。

内訳 費用の相場
敷金 60,000〜120,000円
礼金 60,000〜120,000円
仲介手数料 30,000~60,000円 + 消費税
前家賃 60,000円
共益費・管理費 3,000〜6,000円
火災保険料 15,000円
保証料 30,000~60,000円
鍵の交換費用 15,000円
室内消毒費 10,000円
合計 283,000円〜466,000円

家賃6万円以上になると、初期費用が30万円を超えるケースも少なくありません。

できるだけ不要なオプションを外したり、礼金の値下げを交渉したりして、少しでも初期費用をカットしましょう。

1-3.家賃7万円の初期費用シミュレーション

家賃が7万円の賃貸物件に引っ越す場合、初期費用の目安は35〜56万円程度です。

内訳をシミュレーションしてみると、下記のようになります。

内訳 費用の相場
敷金 70,000〜140,000円
礼金 70,000〜140,000円
仲介手数料 35,000~70,000円 + 消費税
前家賃 70,000円
共益費・管理費 3,500〜7,000円
火災保険料 15,000円
保証料 35,000~70,000円
鍵の交換費用 15,000円
室内消毒費 10,000円
合計 323,500円〜537,000円

家賃7万円以上の物件では、最大で50万円を超える初期費用が発生することもあります。

もしかしたら不要なものが初期費用に含まれている可能性もあるので、気になった項目は細かく不動産会社の担当者に質問してみましょう。

1-4.家賃8万円の初期費用シミュレーション

家賃が8万円の賃貸物件に引っ越す場合、初期費用の目安は40〜64万円程度です。

内訳をシミュレーションしてみると、下記のようになります。

内訳 費用の相場
敷金 80,000〜160,000円
礼金 80,000〜160,000円
仲介手数料 40,000~80,000円 + 消費税
前家賃 80,000円
共益費・管理費 4,000〜8,000円
火災保険料 15,000円
保証料 40,000~80,000円
鍵の交換費用 15,000円
室内消毒費 10,000円
合計 364,000円〜608,000円

家賃8万円以上で広い物件になると、原状回復に必要な費用も高額になるため、敷金などが増加するケースも少なくありません。

しかし部屋をきれいに使っていれば、敷金は退去時に返金されます。

そのため敷金が多少高かったとしても、退去時のことを考えてしっかりと支払うことをおすすめします。

当社限定特典の同時お申込で最安100円から引越しできる!かんたんお見積はこちら

2.賃貸の引越しの12項目の初期費用と料金相場を解説

家賃ごとのシミュレーションでは、家賃の金額ごとに費用が大きく変わることがわかったと思います。

特に家賃が高くなるほど敷金・礼金や仲介手数料が高額になるため、一つひとつの費用を細かくチェックして初期費用を試算しないといけません。

続いて、初期費用として発生する12項目について、それぞれの詳細を解説していきます。

各項目の金額が、どんな理由で必要になるのかを知っておくと、値下げの交渉もしやすくなりますよ!

2-1.担保としての役割を持つ「敷金」

「敷金」は、下記の場合に備えて管理会社にあらかじめ預けておくお金です。

  1. ①家賃の未払い・不払いの補填
  2. ②不注意・故意で発生した傷や汚れの修繕(原状回復)

費用の目安は家賃1~2ヶ月分で、退去時に差し引かれた分が戻ってくるところがポイント。

家賃の滞納や故意・過失による損傷などがなければ、基本的に全額返金されます。

敷金ゼロの物件は初期費用を抑えることができますが、退去の際に原状回復費用を実費で請求される可能性もあるので、長期的に見ると値下げ交渉は避けた方がいいでしょう。

原状回復は、故意・過失、そのほか通常の使用を超えるような損耗・毀損を復旧すること。
建物の経年劣化は対象にならないのでご安心ください!

2-2.大家さんにお礼として支払う「礼金」

一方「礼金」は、部屋を所有する大家さんに対して物件を借りるお礼として支払うお金

相場は家賃の1~2ヶ月分で、敷金とは違い退去時に返金されないのでご注意ください。

礼金はあくまで大家さんへの謝礼として支払うものなので、戻ってきません。
ただ後ほどご紹介しますが、礼金の支払いが不要なお得物件もありますよ。

2-3.敷金・礼金と同じような意味合いを持つ「保証金・敷引き」

近年減りつつあるものの、主に関西地方では「保証金」「敷引き」という費用がかかることがあります。

まず「保証金」は、賃貸の契約時に不動産会社に預けるお金で、敷金とほぼ同じ意味合いを持ちます。

ただし費用の目安は家賃の2ヶ月~数ヶ月分と、敷金よりも高く設定されるケースが多いです。

一方「敷引き」は、家賃の滞納分や退去時の原状回復費用として不動産会社に支払う預け金を指します。

一見すると敷金・保証金と同じように思えますが、こちらは礼金と同様に一切返金されません

また敷引きの目安は家賃の1~2ヶ月分です。

敷引きと礼金の違いは、不動産会社に払うか大家さんに払うかにあります。
不動産会社に支払うお金の中でも、返ってくるのが敷金、返ってこないのが敷引きですよ。

2-4.不動産会社に支払う「仲介手数料」

仲介手数料とは、物件を紹介してくれた不動産会社(仲介会社)に支払う費用です。

物件の案内や交渉、締結、重要事項の説明など、取引を成功させた対価として支払います。

上限は家賃の1ヶ月分+消費税と定められており、相場は0.5~1ヶ月分+消費税です。

ではここで、主な不動産会社の仲介手数料をいくつか見てみましょう。

エイブル 家賃0.5ヶ月分
mini mini 家賃0.5ヶ月分
アパマンショップ 家賃1ヶ月分
いい部屋ネット 家賃1ヶ月分
ホームメイト 家賃1ヶ月分
ピタットハウス 家賃1ヶ月分

中には仲介手数料が他社の半額の不動産会社もあるので、初期費用を安く済ませたい方は要チェックです。

2-5.あらかじめ支払う翌月分の「前家賃」

「前家賃(前払家賃)」は、あらかじめ支払う翌月分の家賃です。

基本的に、入居日から月末までの日割り家賃翌月分の家賃(前家賃)を一緒に支払います。

たとえば家賃6万円の物件に2月20日(2月28日が月末)に入居する場合、次のように計算します。

  • 60,000円÷28日=2,142円(1日あたりの家賃)
  • 2,142円×8日=17,136円(8日分の日割り家賃総額)
  • 17,136円+60,000円=77,136円(日割り+前家賃)

翌月分の家賃はいずれにしろ払わなければいけない費用ですが、初期費用でまとまって請求されるので少し負担が大きくなりますね。

2-6.共用部分の管理に必要な「共益費・管理費」

「共益費」は、外観修繕やオートロック・駐車場の点検のような共用部分の整備にかかる費用です。

「管理費」は物件の管理に必要な費用で、清掃業者や管理人の人件費が含まれます。

明確には区分されておらず、基本的には「管理費・共益費」と表記されることが多いです。

共益費・管理費の金額は基本的に大家さんが決めており、相場は家賃の5~10%ほど。

一般的に家賃が高くグレードの高い物件や、共用部分が広く戸数が少ない物件ほど高く設定される傾向にあります。

2-7.災害時に補償を受けるための「火災保険料」

火災や落雷、風水害などによる建物や家財の損害を補償するために加入するのが「火災保険」です。

賃貸物件を借りるにあたって、ほとんどの場合は加入が義務付けられています。

相場は保険会社やプランによってさまざまですが、一人暮らしで通常15,000円程度

保険会社は賃貸契約時に不動産から提示されますが、自分で選ぶことも可能です。

どの保険に入るかは、借主の自由です。
ご自分で複数の保険会社で見積もりを取って比較し、お得な保険を選ぶことをおすすめします。

2-8.保証会社の利用に必須の「保証料」

「保証料」とは、『保証会社』に加入するために必要な手数料です。

この保証会社とは、万一入居者が家賃を滞納した際に立て替えて支払ってくれる会社のこと。

賃貸物件を借りる際には連帯保証人が必要ですが、連帯保証人を立てられない場合に保証会社を利用します。

ただし近年では、より安心して貸し出すために、連帯保証人を立てられる場合でも保証会社の利用を必須にしている大家さんもいます。

保証料の相場は保証会社やプランによって異なりますが、家賃の0.5~1ヶ月分ほど。

もしくは初回に1~3万円程度の保証料支払いが必要な場合もあります。

また家賃の返済に問題がなかったとしても、保証料は返ってこないので利用の際にはご注意ください。

手数料を払うことで、保険会社が親族などに代わって連帯保証人になってくれるのが保証会社です。
借主は物件が借りやすく、大家は未納リスクを減らせるメリットがあります。

2-9.防犯のために必要な「鍵交換費用」

賃貸で物件を借りる場合、防犯対策として入居前に新しい鍵に交換するのが一般的です。

前の入居者による不法侵入や盗難などのリスクを避けるためにも、鍵交換は必須です。

費用は大家さんが負担するケースもありますが、初期費用に含まれることもあります。

金額は鍵の種類にもよりますが、通常15,000~20,000円ほどです。

鍵交換費用は、入居前ではなく退去時に請求されることもありますよ。

2-10.清潔な状態で入居するための「室内消毒費」

初期費用には、害虫駆除や消毒・消臭・殺菌のための「室内消毒費」も含まれます。

不動産会社によって消毒作業の内容や料金は異なりますが、相場は10,000~20,000円です。

ただこの消毒作業ですが、高額にもかかわらず実際は簡易的な消毒が施されるだけの場合もあります。

作業内容を聞いて不要と感じたら、外せるかどうか交渉してみても良いでしょう。

専門の機材を使って消毒をおこなう業者もいれば、スプレー缶で簡単な消毒を行う業者もいます。
消毒はあくまでも任意なので、内容を聞いてご判断ください。

2-11.賃貸契約とは別に高額の出費となる「引っ越し費用」

賃貸契約の初期費用とは別に大きな負担となるのが、ズバリ「引っ越し」の費用です。

料金は時期荷物の量(車両の大きさ・作業員の数)移動距離などで大きく変わってきます。

それではここで、「単身」と「ファミリー」の引越し料金の相場を見てみましょう。

■単身の引越し費用の目安

通常期 繁忙期
同一都道府県内の引越し 28,600円~36,010円 38,500円~46,000円
別の都道府県への引越し 44,000円~70,000円 70,000円~100,000円

■ファミリーの引越し費用の目安

通常期 繁忙期
同一都道府県内の引越し 60,000円~80,000円 80,500円~118,000円
別の都道府県への引越し 99,500円~220,000円 157,000円~322,500円

繁忙期である3~4月の引越し料金は、同じ条件でも相場が倍以上になることもあるんです!
引っ越し費用を抑えたいなら複数の引っ越し業者から相見積もりを取るのが重要ですよ。

当社限定特典の同時お申込で最安100円から引っ越しできる!かんたんお見積もりはこちら

2-12.引越し先への「挨拶品代」

引っ越しが終わったら、ご近所付き合いを円滑にするためにも周辺住民に「挨拶回り」をするのが望ましいです。

そこで必要となるのが、お菓子や生活雑貨などのちょっとした手土産。

高価なものは気を遣わせてしまうので、500~1,000円程度の日用品や消耗品がおすすめです。

挨拶をする範囲は、集合住宅は自分の部屋から見て「上下左右」にあたる部屋の住民がベストです。

一戸建てなら長い付き合いになる可能性が高いので、「向こう三軒両隣」に伺いましょう。

↓引越し挨拶の関連記事はこちら↓

3.賃貸の引っ越しにかかる初期費用で不要なものは?価格交渉のコツ

賃貸の引っ越しにかかる初期費用は、家賃の5〜8ヶ月分、家賃5万円であれば25〜40万円程度が目安になります。

場合によっては、契約する部屋に半年住むのと同じくらいの費用がかかりますから、かなり大きな負担ですよね。

しかし、中には交渉次第で不要になるオプションや、値下げを依頼できる項目もあります。

ここでは家賃交渉のコツと合わせて紹介していきましょう。

3-1.賃貸契約で不要なものは?外せる可能性があるオプション

賃貸契約では、不動産会社や大家さんへの交渉によっては外せるオプションがあります。具体的には、以下の5つが挙げられます。

  1. 1.消毒料・消臭サービス
  2. 2.防カビ加工
  3. 3.害虫駆除
  4. 4.24時間サポート
  5. 5.保証会社加入(連帯保証人を用意できる場合)

これらのオプションは借り手の任意になっていることが多く、不動産会社で相談することで外してもらえる場合があります。

ただし24時間サポートなど、初めての一人暮らしでは残しておくほうが安心な場合もあるので、それぞれのオプションの内容を詳しく聞いてみるのもおすすめです。

保証会社が必須の物件でなければ、連帯保証人を立てることで保証料の負担を減らすこともできますよ!

3-2.敷金よりも礼金の交渉が狙い目

引っ越し時の初期費用の中でも大きな負担になるのが、敷金・礼金です。

どちらも家賃の1〜2ヶ月分請求されることもありますが、値下げ交渉ができる場合も少なくありません。

中でも、家賃の未払いや原状回復費用に充てられる敷金に比べて、礼金の方が交渉して値下げしてもらえる可能性が高まります。

「今すぐ入居してくれるなら、礼金はいらない」と考える大家さんも多いので、一度不動産会社の担当者に相談してみるといいでしょう。

ただし、家賃0.5〜1ヶ月分の費用がかかる「仲介手数料」の値引き交渉は避けるべきです。

仲介手数料は不動産会社にとっての収入源ですから、担当者に悪影響を与える可能性があるからです。

仲介手数料を抑えたい場合には、最初から仲介手数料を安く設定している不動産会社を選ぶようにしましょう!

3-3.家賃の交渉で初期費用が抑えられることも

賃貸の契約では、不要なものを外す以外に家賃の交渉をしてみるのも効果的です。

特に閑散期に空きが出ている物件や、ポータルサイトに長く掲載されている物件などの場合、入居を決めることを条件に家賃の値下げに応じてもらえる可能性も高いです。

もちろん値下げ交渉が断られることもありますが、エアコンや照明を新品に交換するなど、部屋の設備をアップグレードしてもらえる場合もあります。

住みたい物件が決まったら、不動産会社の担当者に家賃の値下げ交渉について相談してみましょう!

4.賃貸の引っ越しで初期費用を払うタイミング・手続きの流れ

引っ越しで必要な初期費用は、すべてまとめて不動産会社に支払うことが一般的です。

しかし月末・月初を挟む場合や、給料日の前後で契約する場合は、初期費用の支払うタイミングが気になることも多いでしょう。

具体的に初期費用が発生するタイミングについて確認するために、まずは賃貸契約の流れについてチェックしておきましょう。

物件探しから入居までの流れは、次の通りです。

  1. 1.物件探し・内見
  2. 2.入居申込書の記入
  3. 3.入居審査
  4. 4.重要事項説明
  5. 5.賃貸契約を締結
  6. 6.鍵の引き渡し

初期費用を払うタイミングは、多くの場合は「4.重要事項説明」と「5.賃貸契約の締結」の間になります。

支払い方法は一括で銀行振込することがほとんどですが、現金で持参するケースや、一部を前払いするケースもあります。

入居の申し込みをしたらすぐに振り込むわけではないので、ご安心を!

5.賃貸の引っ越しで初期費用の負担を抑える6つの方法

ここまで初期費用の内訳や相場、支払いのタイミングについて解説しましたが、平均的な引っ越しではどれくらいの初期費用を払っているのでしょうか。

引っ越しの初期費用を抑えるポイントを解説する前に、まずは主要都市の初期費用の目安をご紹介します。

初期費用の目安 具体的な金額
札幌 家賃×5ヶ月分 25万円程度
東京 家賃×6~8ヶ月分 60万円程度
名古屋 家賃×5ヶ月分 30万円程度
大阪 家賃×6ヶ月分 42万円程度
広島 家賃×6ヶ月 20万円程度
福岡 家賃×3.5~4ヶ月 20万円程度

※一人暮らし、人気エリアのワンルームの家賃から想定

各種費用は物件や地域によって異なるためあくまでも目安ですが、高額であることは変わりありません。

「初期費用で貯金が全部なくなって、家具家電が買えなくなった…」

そんな事態を避けるためにも、できるだけ初期費用を抑えたいとことですよね。

初期費用を抑えるためには、次の6つのポイントを意識するのが重要です。

■初期費用を抑えるための6つの秘訣

  • ①フリーレント物件を選ぶ
  • ②敷金礼金が安い物件・ゼロゼロ物件を選ぶ
  • ③短期滞在なら家具家電付き物件を選ぶ
  • ④仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ
  • ⑤賃貸契約の閑散期を狙う
  • ⑥引越しの閑散期を狙う

それでは、それぞれの詳細をチェックしていきましょう!

5-1.フリーレント物件を選ぶ

フリーレント物件とは、一定期間「家賃無料」で借りることができるお得な物件です。

その期間は、初月の日割分や数週間のみの物件もあれば、1~3ヶ月分無料になるお部屋もあります。

フリーレントのメリットは、初期費用やトータルの家賃が抑えられるだけではありません。

今の住まいと新居での家賃の二重払いが発生しないのが、最大のメリットだと言えるでしょう。

というのも、旧居の契約が終了する前に新居に入居すると、2か所で家賃の支払いが必要になります。

しかし引っ越し先が一定期間家賃無料のフリーレント物件なら、この点も安心です。

どうして家賃が無料になるんですか?
なにか「ワケ」があるのではないか心配です・・・。

少しでも早く空室を埋めるためであって、お部屋に何か事情があるわけではないのでご安心ください!
大家さんや不動産側としては、フリーレント期間は家賃収入がなくても、その後の見通しが立っていれば安心ですからね。

フリーレント物件の注意点とは

一定期間無料で住めていいこと尽くしのようですが、以下のポイントに注意しましょう。

  1. ①短期間で解約すると違約金が発生する場合も
    短期違約金を設定している物件も多いため、急な引越しが多い方には不向き
  2. ②家賃が相場よりも高い可能性もある
    初期費用を抑えられるのは間違いないが、トータルの家賃が安いとは限らない
  3. ③管理費などは支払いが必要な物件も
    家賃は無料でも、その他の費用がかかる場合もあるので確認必須

無料期間を設けているフリーレント契約では、「短期違約金」を設定している物件が多く見られます。
また家賃以外の初期費用がかかる場合もあるので要確認です。

5-2.敷金礼金が安い物件・ゼロゼロ物件を選ぶ

初期費用を抑えるためには、「敷金」と「礼金」に注目しましょう。

中には敷金礼金が無料のゼロゼロ物件や、相場よりも圧倒的に安く設定しているお部屋もあります。

相場は家賃1~2ヶ月分なので、これが抑えられるだけでも十分負担が減りますよね。

敷金礼金が安い物件・ゼロゼロ物件の注意点とは

ただし敷金礼金が安い、もしくは無料の物件にはいくつか注意点があります。

  1. ①条件的に人気のない物件が大半
    初期費用を安くすることにより入居者を募っている
  2. ②家賃が割高に設定されているケースもある
    敷金礼金分を家賃に上乗せしている物件も
  3. ③契約に余計なオプションが付くことも
    不要なオプションが付くとトータルして同じくらいのコストに
  4. ④退去時にクリーニング代や修理費が請求される
    敷金ゼロでも退去時には支払い必須、相場より高い場合もある

築年数が古い、駅から遠い、日当たりが悪い…など、ゼロゼロ物件には立地条件が悪い物件が多いのが実情です。

それが気にならない方にとっては「掘り出し物件」ですが、少しでも気になる方は内見必須です。

また初期費用は安く済んだとしても、トータルで見た家賃の支払い総額が高くなる場合もあります。

長期的に見てどれくらいのコストがかかるか確認するのが重要です。

5-3.短期滞在なら家具・家電付き物件を選ぶ

出張などの短期滞在であれば、「家具・家電付き物件」を選ぶのもひとつの手です。

家具や家電が一式揃っている物件なら、自分で家具・家電を買う必要がなく、引っ越し業者を使わずに引っ越せるので初期費用を大幅に抑えることが可能になります。

ただし、家具家電が備えられている分だけ、当然家賃は割高になる傾向があります。

長期間住むなら結果的に高くつきますが、短期間の滞在だと賢い借り方です。

ウィークリー・マンスリーマンションは、敷金礼金や保証人が不要の物件も多いんですよ。

5-4.仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ

初期費用を抑えるには、仲介手数料が安い不動産会社を選ぶのもひとつの手です。

これまでにご紹介したように無料半額の不動産もあるので、ぜひご検討ください!

不動産会社はどうして仲介手数料を安くできるんですか?

自社の物件だったり、貸主から仲介手数料や広告料をもらっていたりと、理由はいくつかあります。
皆さんから手数料を貰わなくても利益を上げられる仕組みがあるので、怪しいわけではありませんよ!

5-5.賃貸契約の閑散期を狙う

賃貸契約の閑散期である「6~8月」を狙うのも安く済ませるひとつのテクニックです。

一方で繁忙期は、引っ越しと同時に賃貸ニーズが高まる「1~3月」「9月~10月」です。

ではここで、閑散期のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

■閑散期のメリット

  1. ①家賃が下がっていたり、初期費用が安い物件が増える
    繁忙期に埋まらなかった物件が安く掲示され、値引き交渉ができる場合も
  2. ②不動産会社の利用客が減るためじっくり選べる
    気に入った部屋が先に契約されるリスクが少なく、ゆっくり物件探しができる

■閑散期のデメリット

  1. ①繁忙期と比べて選べる物件が少ない
    閑散期は退去者が出にくいため部屋数は少なめ。中には条件の悪い売れ残り物件も

閑散期の物件情報は比較的少なめですが、安さを重視する方、じっくり時間をかけて選びたい方におすすめです。

5-6.引っ越しの閑散期を狙う

入居の初期費用とは別に、引っ越し費用を安く済ませるのも負担を減らす重要なポイントになります。

そこで賃貸契約と同様、引っ越しの時期も閑散期を狙うと良いでしょう。

ではここで、引っ越しの閑散期と繁忙期、安いについて詳しくご紹介します。

■引越しの閑散期と繁忙期

  • 【閑散期】7~8月、11月~1月
    上旬から中旬にかけてはさらに割安になりやすくおすすめ
  • 【繁忙期】3~4月、9月
    入学・就職で春は引越しが集中、秋は転勤シーズンにより増える

■引越しが安い曜日や時間帯

  • 【曜日】月曜日・火曜日などの週の前半
    週末・休日の引越しは人気があり依頼が集中するため割高に
  • 【時間帯】午後以降
    「午後便」や時間を指定しない「フリー便」は安くなりやすい

引っ越し時期の狙い目は、ズバリ閑散期の平日の午後帯
ピークになると料金が一気に跳ね上がるため、時期や曜日、時間帯には十分お気を付けくださいね。

↓引越しが安い時期の関連記事はこちら↓

当社限定特典の同時お申込で最安100円から引っ越しできる!かんたんお見積もりはこちら

6.賃貸の初期費用はクレジットカードで「分割払い」!手数料はかかるの?

「初期費用を一括で払えない」と感じるのは、実はあなただけではありません。
新居では家具や家電も揃える必要があるので、分割で支払って一度の負担を減らしたい方も多いでしょう。

初期費用は、入居者の信用を担保する役割も持つため一括払いが一般的です。

ですがクレジットカードで「分割払い」ができる不動産も増えているので、申し込みの際に確認してみましょう。

ここでは、クレジットカードで分割払いをするメリット・デメリットをご紹介します。

■クレジットカードの分割払いのメリット

  • ・一時的に金銭面の負担を減らすことができる
  • ・クレジットカードのポイントが貯まる

■クレジットカードの分割払いのデメリット

  • ・回数によっては金利手数料がかかる
  • ・高額だとカードの利用限度額を圧迫する恐れも

一括や二回払い、ボーナス一括払いは手数料がかからないため気にせず使ってもOKです。

一方でリボ払いや3回以上の分割払いは要注意

金利手数料が発生して支払総額が増えるため、余計な出費を防ぎたい方は避けるようにしてください。

たとえば実質年率15%で初期費用30万円を6ヶ月間で支払う場合、利息は次のように計算できます。

  • 借入金額×実質年率×借入日数÷365日=利息金額
  • 300,000円×15%×180日÷365日=22,191円

つまり、初期費用を一括で支払う場合と比べて、最終的には2万円以上高く支払うことになるため、分割払いを使うかどうかは慎重に考えましょう。

分割払いとリボ払いの違いって何ですか?

分割払いは、利用額を複数回に分割して支払う方法
一方リボ払いは、あらかじめ決めておいた金額で、残金がゼロになるまで毎月支払う方法ですよ。

うーん。ちょっとわかりにくいですね。手数料がたくさんかかるのはどっちなんですか?

手数料が多くかかるのはリボ払いの方です。なので、どうしても一括払いが難しい場合には、分割払いを使うようにしてください。

わかりました!リボ払いには気をつけます!

7.引っ越しの初期費用を抑えるなら「100円引越センター」に相談を!

「100円引越しセンター」が安い!とにかく費用を抑えたい方におすすめ

安く引越したい方にぴったりなのが、業界最安値で引越しができる「100円引越しセンター」です!

100円引越しセンターは、以下の2つの条件を満たすことで、一人暮らしの方も荷物が多いファミリーも100円で引っ越せるサービスです。

■特典サービス(引越しと同時にいずれか1つにお申し込み)

  • インターネット回線
    家中のパソコンやスマホを高速の光回線に接続!
    動画もサクサク快適&通信制限知らずに
  • モバイルWi-Fiルーター
    いつでもどこでも高速インターネットが使える!
    工事不要&即日開通の手軽さもうれしい
  • ホームWi-Fiルーター
    届いたその日からすぐにインターネットに接続!
    自宅のネット環境を手間なく揃えたい方におすすめ
  • SoftBankの携帯(新規契約or他社から乗り換え)
    他社への携帯乗り換えを考えているなら絶対おトク!
    ソフトバンクは割引キャンペーンが充実していて安い

■100円引越しの諸条件

単身引越しプラン
  • ・1人暮らしの方
  • ・引越し距離が50km以内
  • ・2tショート車に収まる荷物量
  • 詳しくはこちら
ファミリー引越しプラン(2人以上)
  • ・2人以上のカップル・家族の方
  • ・引越し距離が20km以内
  • ・2tロング車に収まる荷物量
  • 詳しくはこちら

もしも荷物の量や引越し距離がオーバーしたら、料金はどうなるんですか?

その場合は追加料金が発生しますが、それでも安いことには変わりありません!

えっ!どういうことですか?

100円に超過分が加算されるだけなので、他のどこよりも破格の安さなんです。
当社の特別提携先の引越し会社を利用することで、格安で引越しできるんですよ。

そうなんですか!私も100円で引っ越せるかどうか問い合わせてみようと思います!

最後に、100円引越しセンターならではの魅力をまとめてご紹介しましょう。

  • 単身もファミリーも100円で引越しできる
  • 新生活に便利なサービスを面倒な手続きなく同時契約
  • 厳選した1社のみのご提示によりセールスの電話もなし
  • 提携引越し会社は優良な約20社のみでサービスも安心
  • 引越しに必要な梱包材は無料でレンタル可能
  • 不用品引き取りやマイカー輸送などの有料オプションも充実

少しでも気になる方は、まずはぜひお気軽に100円引越しセンターへお問合せを。

ささいなご相談やお見積りだけでも、スタッフ一同お待ちしております!

↓100円引越しセンターの詳細はこちらから↓
当社限定特典の同時お申込で最安100円から引越しできる!かんたんお見積はこちら

まとめ|引っ越しの初期費用は家賃の5〜8ヶ月分を用意しよう

賃貸の引っ越しにかかる初期費用は、家賃の5〜8ヶ月分が相場になります。

家賃が高くなればなるほど初期費用は高額になりますので、家賃が高い部屋への引っ越しを考えている方は、事前に初期費用の目安を確認しておきましょう。

最後に初期費用を抑える秘訣をまとめると、以下のとおりです。

  • 契約時にいらないオプションを外す
  • フリーレント物件を選ぶ
  • 敷金・礼金が安い(もしくはゼロ)を選ぶ
  • 仲介手数料が安い不動産会社を利用する
  • 短期なら家具家電付きがコスパ◎
  • 賃貸契約・引越しの閑散期を狙う

ただし重要なのは、目先の出費だけではなく最終的に必要なトータルの金額に目を向けることです。

初期費用が安くても、2〜3年住み続けて結果的にムダな出費があるともったいないので、先を見据えることが大切です。

大きな負担も余計な支払いもない、理想の不動産会社や物件、支払方法をお選びください。

BACK TO TOP

お見積もり・お問い合わせ

0120-949-927

今すぐ見積もりスタート!

お問い合わせ