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引越し費用・相場

引っ越し費用の相場は?だいたいいくらかかるのか平均額と節約法をご紹介

引っ越しは費用の相場が分かりにくく、どの業者に依頼すればよいか悩んでいませんか?

引っ越し費用は「距離」「荷物の量」「日程」「季節」などで変動します。
相場を知り、知識を身につけることで、適切な引っ越しができるようになるでしょう。

そこでこの記事では、引っ越しにだいたいいくらかかるのか費用相場と節約法についてご紹介します。

特典サービスの申込みにより100円で引っ越しできる「100円引越しセンター」の概要も、あわせてご紹介します。
初めての引っ越しで相場が分からない方や、引っ越し費用をできるだけ抑えたい方はぜひ参考にしてください。

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目次

1.引っ越し費用はだいたいいくらくらいかかる?人数別の相場をご紹介
2.引っ越し費用の内訳
3.引っ越し費用が高くなる理由
4.引っ越し以外にかかる関連費用の相場
5.隠れたコストを把握し予想外の出費を避ける方法
6.引っ越し費用を相場より安く済ませる7つの方法
7.引っ越し費用にまつわるQ&A

8.「100円引越しセンター」は最安値で提案

9.まとめ

引っ越し費用はだいたいいくらくらいかかる?人数別の相場をご紹介

具体的に引っ越し費用はだいたいいくらぐらいかかるのでしょうか?
人数別に、費用が高い繁忙期と安い通常期を比較してみましょう。

一人暮らしの場合

一人暮らしをする方の多くは、それほど広い部屋に引っ越すわけではないため、ファミリーに比べ荷物も比較的少なめです。
荷物が多くなる単身者は、以下の料金よりも1万円ほど多めに想定しておくとよいでしょう。

【一人暮らしの引っ越し費用相場】

通常期
 (5月~2月) 繁忙期
 (3月~4月)
15㎞までの近距離
(同じ市区町村程度)
2万7,000円~4万円 3万6,000円~4万5,000円
16㎞~50㎞までの中距離
(同じ都道府県内程度)
3万円~4万円 4万4,000円~4万9,000円
51㎞~200㎞までの遠距離
(同じ地方程度)
4万円~5万円 5万8,000円~6万1,000円
200㎞以上の長距離 5万5,000円~7万円 6万8,000円~10万円

※自社調べ

大学進学や就職など、初めて一人暮らしする方は、荷物が少ない分比較的安価に済む傾向があります。
ただし、家電や家具など新たに購入しなければならない生活必需品もあり、トータルの出費は多くなりがちです。

一人暮らしの引っ越し費用相場については、下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【知らないと損する】一人暮らしの引っ越し費用相場と抑える方法

二人暮らしの場合

カップルや友達同士のシェアなどで二人暮らしをする場合の引っ越し費用は、以下のようになります。

【二人暮らしの引っ越し費用相場】

通常期
 (5月~2月) 繁忙期
 (3月~4月)
15㎞までの近距離
(同じ市区町村程度)
6万円~7万円 8万円~8万2,000円
16㎞~50㎞までの中距離
(同じ都道府県内程度)
6万5,000円~7万5,000円 9万5,000円
51㎞~200㎞までの遠距離
(同じ地方程度)
9万円~10万円 12万5,000円~14万5,000円
200㎞以上の長距離 12万円~18万円 16万円~30万円

※自社調べ

初めて二人暮らしをする方の場合、それぞれの家から荷物を搬入しなければならないため、単身引っ越しの2倍の費用がかかる恐れもあります。

引っ越し業者によっては、2カ所廻ってから、新居へ搬入してくれるサービスを行っているところもあります。
お互いの旧居の距離が近ければ、バラバラに引っ越しするよりも安価に済ませられる可能性もあるでしょう。

二人暮らしの引っ越し費用相場については、下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【相場より安く】二人暮らしの引越し費用相場と4つの節約方法

 

四人暮らしの場合

ファミリーでの引っ越しは、単身引っ越しと比べ倍以上の金額がかかります。
ここでは四人暮らしの場合でご紹介していますが、それ以上のご家庭の場合は、一人増えるごとに1万円~2万円ほど料金が追加されると想定しましょう。

【四人暮らしの引っ越し費用相場】

通常期
 (5月~2月) 繁忙期
 (3月~4月)
15㎞までの近距離
(同じ市区町村程度)
7万3,000円~10万2,000円 10万2,000円~12万7,000円
16㎞~50㎞までの中距離
(同じ都道府県内程度)
10万円~12万5,000円 14万8,000円~15万円
51㎞~200㎞までの遠距離
(同じ地方程度)
10万円~14万2,000円 19万円~20万円
200㎞以上の長距離 18万円~24万2,000円 25万7,000円~34万6,000円

※自社調べ

ファミリー引っ越しでは想像以上に荷物が多いため、あまり使わない物から早めに荷造りを始めておかなければ、当日までに間に合いません。

とくに小さいお子さんがいる場合は、引っ越し費用を抑えようと荷造りを自分で行おうとしても、時間の確保が難しい場合もあります。
荷造りに気を取られ、普段と違う環境下でお子さんが怪我をしてしまうといった恐れもあります。

安全面や引っ越しでナーバスになるお子さんの心のケアなども考慮し、費用はかかっても、荷造りも業者に依頼することも検討してみるとよいでしょう。

家族の引っ越し費用相場については、下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【家族の引越し】費用相場!引越し料金を抑える3つのポイント

引っ越し費用の内訳

引っ越し費用は「運賃」「実費」「オプション」の合計額で決まります。

具体的にどのような費用がかかっているのかを知ることで、節約方法が見つかるかもしれません。
それぞれの費用を確認してみましょう。

運賃+実費

引っ越し業者に支払う料金は「運賃+実費」で請求されます。

運賃は、トラックの大きさや台数・輸送距離・作業時間から算出される料金です。
実費とは、引っ越しスタッフの人件費、段ボールやガムテープなどの梱包費用、有料道路の利用料などです。

通常の見積もり額よりも実際の請求額が上回ることはありません。
これは、国土交通省の定める「標準引越運送約款」で決められているからです。

「標準引越運送約款」とは、お客様と引っ越し業者との間でトラブルが起きるのを避ける目的で定められたルールで、多くの引っ越し業者が使用している取引条項です。

見積もり時よりも荷物の量が増えた、引っ越し日を変更した、サービスを追加で依頼したなどがあった場合は、請求額に追加されるため注意しましょう。

オプション・その他

通常の費用である「運賃+実費」のほかに荷造りサービスや不用品の処分などオプションを追加した場合は、追加で費用がかかります。

また、引っ越し費用は荷物の運搬だけでなく「旧居の退去費用」「新居の初期費用」がかかります。

【旧居の退去費用】

  • ・原状回復費
  • ・クリーニング費

【新居にかかる費用】

  • ・敷金
  • ・礼金
  • ・仲介手数料
  • ・入居消毒料
  • ・火災保険料
  • ・新たに購入する家具や家電にかかる費用

さらに、ご自身の新居までの移動費、ご近所への挨拶回りで渡す品物の費用なども考慮する必要があります。

関連記事:賃貸の引っ越しの初期費用はいくら?12項目の内訳と安く抑えるコツ

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引っ越し費用が高くなる理由

引っ越し費用が高くなるのは、ご紹介した引っ越しの内訳の中で、高額になってしまう要因となる項目があるためです。
どのような理由でそれぞれ高くなるのか、チェックしてみましょう。

高くなる理由が分かれば、費用を抑える方法も分かりますよ!

距離・住居の環境

引っ越し費用が高くなる原因でも、自分自身ではどうしようもない要素もあります。

1つは、運賃を左右する旧居から新居までの距離です。
距離が遠くなればガソリン代もかかりますし、スタッフの拘束時間も長くなり、その分費用は高くなってしまいます。

長距離移動をともなう引っ越しは、地元密着型の業者よりも、全国展開している大手業者の方が得意としています。
補償もしっかりしていることが多く、長距離移動も安心です。

もう1点費用を抑えようがないのが、住居の環境です。
駐車場のない狭小地や旧居や新居がアパートやマンションなどでエレベーターのない場合、とくに3階以上のケースでは追加料金のかかる可能性が高いでしょう。
人力ですべて運ぶ場合、人数も多く必要になり、時間もかかります。
階数によって金額が変わることもあるため、物件選びの際は注意が必要です。

荷物の量

運賃を大きく変えるもう1つの要因が、荷物の量です。

荷物量が増えれば当然作業時間も長くなり、トラックも大型を手配しなければなりません。
トラックが1t大きくなるだけで1万5,000円~3万円ほど料金が高くなります。

さらに作業員の人数も多く必要です。
家族の人数が増えれば荷物量も増えてしまうのは当然ですが、一人暮らしでも引っ越しの見積もり費用が異常に高い場合は、荷物量の多さが原因の可能性もあります。

引っ越しは、不用品を処分するチャンスでもあります。
引っ越し業者に不用品を引き取ってもらうと追加料金がかかってしまうため、何年も使っていない電化製品や洋服などは買取業者に買取ってもらうかメルカリなどの利用を検討してもよいでしょう。

引越し用ダンボールの上手な荷物の詰め方については、下記記事を参考にしてください。

関連記事:引越し用ダンボールの上手な荷物の詰め方

引っ越しの時期

2月後半から4月前半は企業の転勤や進学がかさなり、引っ越しの繁忙期となります。
この時期は普段の価格と比べ費用が高くなるうえに、予約をとるのも一苦労です。
価格の安い業者やサービスがよい業者など、人気の業者に依頼する場合は早めに依頼しなければ、希望の日程で引っ越しできません。

逆に引っ越しが少ないのが、夏場や年末年始
この時期は、繁忙期と比べ3~4割ほど安く引っ越しできることもあります。

また、同じ月でも土日や祝日など、引っ越しする方の多い曜日も、費用が高くなりがちです。

引っ越しのおすすめ時期は、下記記事で解説しています。

関連記事:引越しのおすすめ時期は?賃貸の借り時や引越し費用相場チェック

引っ越しスタッフに頼む仕事内容

引っ越し業者はさまざまなオプションサービスがありますが、その中でも、最も知られているサービスが荷造りサービスです。

衣類や雑貨などの梱包は、多くの方は引っ越し当日までにご自身で済ませてしまいます。

しかし時間がない場合や、引っ越し当日まで今までどおりの生活をしたい方にとっては、荷造りサービスは非常にありがたいサービスです。
プロの手で梱包するため手際もよく、きれいでコンパクトにまとめてもらえます。

ただし、想像以上に高額になってしまう恐れも。
とくに単身者よりも荷物の多いファミリーは、多くのスタッフを長時間拘束することになるため、総額で3万円以上は高くなってしまうことが考えられます。

付帯サービスを利用するケース

それぞれの引っ越し業者が設定している、付帯サービス(オプション)を利用すると、その分費用が高くなります。

  • ・水道やガスの手続き代行
  • ・ピアノや骨董品など特殊な荷物の運搬
  • ・エアコンの取り外しや取り付け
  • ・車両の運搬
  • ・不用品の廃棄
  • ・ハウスクリーニング
  • ・引っ越し資材の回収
  • ・引っ越し用資材

引っ越し用の段ボールを無料にしている業者や、回収が見積もりに含まれている業者などもあるかもしれません。
業者によって、通常行っているサービス内容が異なるため、見積もりをもらった時点で、サービス内容もよく確認しておきましょう。

引っ越し以外にかかる関連費用の相場

引っ越しは、実際の引っ越し以外にもさまざまな関連費用がかかります。
とくに、実家から出て初めて引っ越しをする方は、身の回り品を買いそろえる必要があり、かなりの出費があることを想定しておかなければなりません。

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旧居が賃貸物件の場合にかかる退去費用

旧居が賃貸の場合、退去時には原状回復費用がかかります。

入居時に敷金を支払っている場合は、そこから差し引かれ余った場合は返金されます。
ただし、敷金だけでは足りなかった場合や、敷金なしの物件に入居していた場合は、費用を請求される可能性も。

入居時に「ハウスクリーニング代」といった、敷金以外の名称で支払っている場合もあるため、不安な方は賃貸契約書を確認しましょう。
入居時に支払っていない場合は、退去時に5万円~10万円ほどの費用を請求される可能性があります。

引っ越し先の賃貸物件にかかる初期費用

新居が賃貸物件の場合は、それらに関する費用もかなりの額がかかります。

新しく入居する際に必要な費用は、以下のようになります。

【賃貸物件に入居する際にかかる費用】

内容 費用の目安
前家賃 ・入居する月の家賃 家賃の1カ月分
敷金 ・退去時の原状回復費用 家賃のおよそ1カ月分
礼金 ・物件の所有者に支払う費用 家賃のおよそ1カ月分
仲介手数料 ・不動産会社に支払う費用 家賃のおよそ0.5カ月~1カ月分
火災保険料 ・物件の火災や水漏れといった万が一のトラブルのために損害保険会社に支払う費用 およそ1.5万円~

敷金や礼金がかからない物件もあるため、必ずしもすべての費用が必要なわけではありませんが、目安として家賃の4カ月~5カ月分くらいは用意しておくとよいでしょう。

家具・家電など生活用品の買い替えや新規購入費用

初めて一人暮らしをする学生さんや結婚・単身赴任といった理由で引っ越しをする場合は、家具や家電の購入・買い替えも必要です。

白物家電といわれる生活に必要な冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどに加え、テレビ・パソコン、ベッド・テーブル・カーテンなどを購入すると、単身者の場合でも10万円以上はかかります。

引っ越し後、少しずつ買い足していく方法もありますが、必要最低限のアイテムは引っ越し時に購入する必要があるでしょう。

新生活に必要なものは、下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【決定版】新生活に必要なものとは?おすすめも紹介

 

隠れたコストを把握し予想外の出費を避ける方法

引っ越し費用は、想定していなかったような出費や、想像以上に費用が高額となってしまうケースもあるのです。
次にご紹介する方法を組み合わせることで、引っ越しの隠れたコストを把握し予想外の出費を避けられます。

新旧賃貸物件の原状回復費を抑える

賃貸物件で必要になるのが、退去時の原状回復費です。

まずは旧居の原状回復費を抑えるためには、念入りな掃除が必要です。
ほかにも、床の傷や壁紙のめくれなど軽微な破損は、DIYリペアキットなどを活用し、自己修繕することで費用を抑えられます。

今後かかると思われる新居の原状回復費を抑えるために、今からできることをやっておきましょう。
まずは引っ越し荷物を入れる前に、室内の傷や設備の故障など不具合がないかチェックし、写真に収めておきます。
さらに、どのような状況なのか文書化して、写真と一緒に残しておきましょう。

入居後は、故意による過失に注意しましょう。
お子さんの壁の落書き、たばこの匂い、結露によるカビなど入居者の故意による過失は、原状回復費として請求されます。

退去時に敷金が少しでも戻ってくるよう、入居時から気をつけたいものですね。

賃貸物件の初期費用を抑える

賃貸物件は、入居時にさまざまな初期費用がかかることはご紹介しました。
その賃貸物件の初期費用を抑えることで、引っ越し費用を節約できます。

賃貸住宅の情報誌などでもよく見る「敷金・礼金無料」のいわゆる「ゼロゼロ物件」は、家賃のおよそ2カ月分を節約できる魅力的な物件です。
ただし、敷金がゼロの場合、退去時に原状回復費を請求されます。

また、決まった期間家賃が無料になる「フリーレント物件」もおすすめです。
物件によって無料になる期間は異なりますが、2カ月ほど無料になる物件もあり、旧居と新居の家賃支払いの重複を避けられます。

ゼロゼロ物件やフリーレント物件ではない場合でも、敷金・礼金や仲介手数料を不動産会社に交渉することで、多少安くしてもらえることもあります。
何もしなければ安くなることはないため、トライしてみる価値はあるでしょう。

引っ越し費用を相場より安く済ませる7つの方法

引っ越し費用は単身者でも数万円かかり、大きな出費です。
しかし引っ越し費用は、荷物の量や距離・引っ越し時期でも費用が大きく変わります。
これらをうまく調整することで、費用を抑えることも可能です。

ここでは、引っ越し費用を相場より安く済ませる方法を7つご紹介します。

自力で引っ越しする

引っ越し業者に頼まず、自分で引っ越しすることで、費用を抑えられます。

この方法がおすすめなのは、以下のような方です。

  • ・単身者
  • ・近距離
  • ・荷物が少ない
  • ・手伝ってくれる人がいる
  • ・車の運転ができる

レンタカーを12時間借りると、ハイエースで7,000円~1万5,000円ほど、普通自動車第一種免許で運転できるトラックで5,000円~8,500円ほど。
ここにガソリン代や場合によっては保険料が追加されるものの、単身者の引っ越し相場よりはかなり費用を抑えられるでしょう。

ただし、自力で引っ越しした場合、引っ越し荷物を破損してしまった場合や、住居に傷をつけてしまった場合などは自己責任となります。
電化製品は緩衝材や毛布でくるむなどして、できる限り安全に運ぶようにしましょう。

自力で引っ越しする場合のメリット・デメリットは、下記記事で解説しています。

関連記事:引越しを自分でするのと業者に頼むの、どっちがお得?

単身パックを選び引っ越しする

荷物が少量であれば、単身パックを選ぶのもおすすめです。

単身パックは、幅100cm×奥行100cm×高さ170cmほどの専用ボックスに入るだけ詰めて、料金はおよそ2万5,000円から。
単身パックといっても、単身者だけでなくファミリーでも、ボックスに収まりさえすれば利用可能です。

また1回の引っ越しで、ボックス2つ依頼できる場合や、当日積み込んで入らなかった分は単品で輸送してもらえるといったサービスを行っている業者もあります。
通常の引っ越しとどちらがお得に引っ越しできるか、比較してみるとよいでしょう。

単身パックも距離や時期によって料金が変わるため、気になる方は一度見積もりをとってみてはいかがでしょうか?

単身パックについては、下記記事で解説しています。

関連記事:引越し単身パックは安い?使う上で知っておくべきこと【相場と注意点】

電化製品は引っ越し先で購入する

新しく電化製品を購入する場合は、引っ越し先で購入するとよいでしょう。
しばらく電化製品がない不便はあるものの、引っ越し費用を抑えられる以外にもメリットがあります。

引っ越し先の間取りやサイズを把握せずに購入してしまうと、大きさによっては玄関から搬入できなかったり、実際に家具を置いたところスペースがなくなってしまったりといったトラブルになりかねません。

また、直接配送してもらうことで、取り付けまで頼むこともできます。
周波数の異なる地域に引っ越しをして、そのまま使えないといったトラブルを避けることもできるでしょう。

複数の引っ越し業者から見積もりをとる

引っ越し費用を抑える方法として一般的なのは、複数の業者から見積もりをとることです。
複数の見積もりを比較することで、それぞれの業者が適正な料金かどうか、希望するサービスを行ってもらえるのかなどが判断できます。

方法としては、近隣の引っ越し業者にそれぞれ見積もりを依頼し、引っ越し荷物を見てもらって見積もりをもらう方法と、インターネットの一括見積もりができるサイトから見積もり依頼する方法があります。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身に合った依頼方法を考えてみましょう。

【メリット・デメリット】

業者ごとに見積もりを依頼する インターネットで一括見積もりする
メリット ・業者ごとに、見積もり時の対応を比較できる
・その場で質問しやすい
・引っ越しする家財を直接見るため、正確な見積もりが出やすい
・24時間関係なくいつでも見積もり依頼できる
・見積もり依頼をする際の負担が少ない
デメリット ・その場で契約するよう迫られると断りにくい
・1社ごとに対応が必要
・当初の見積もりから大幅に金額が変わることもある
・サービス内容や見積額など不明点は業者に直接確認する必要がある

複数の見積もりがとれたら、気になる業者に値下げ交渉してみましょう。

他社の見積金額を提示し、それよりも安くしてほしいと依頼したり、見積もりに来てもらった際、その場で即決するからもう少し安くならないか交渉してみたりする方法もよいでしょう。

どうしても値下げしてもらえない場合は「無料でもらえる段ボールの数を増やしてもらう」「耐震グッズをもらう」「不用品を無料で引き取ってもらう」「洗濯機など電化製品の取り外し」など無料で行ってくれるサービスを増やしてもらう方法もあります。

ただし引っ越しは、料金だけで決めるのではなく、総合的に判断しましょう。
まずは、見積内容が細かく書かれているかもチェックしてください。
見積内容があいまいな業者よりも、明瞭に書かれた業者の方が、安心して任せられます。

一括見積もりサイトの業者ごとの口コミも参考にしながら、最終的には、大切な荷物を信頼して任せられる業者を選びましょう。

自分で荷造りする

引っ越し業者に荷造りを頼まず自分で荷造りをすると、その分費用を抑えられます。

基本的に通常の引っ越し費用には荷物の搬出・搬入作業のみで、荷造り作業は含まれていません。
すべてお任せで業者に依頼すると、単身でも1万円以上、ファミリーの場合は3万円~4万円ほど、通常の見積もりよりも高くなる可能性があります。

忙しくて荷造りの時間がない場合や小さなお子さんのいるご家庭など、自力での梱包が難しいときを除き、できるだけ自分たちで荷造りしましょう。

繁忙月と土・日・祝日の引っ越しは避ける

2月後半から4月前半にかけては、引っ越し業者最大の繁忙期です。
費用相場も、繁忙期と通常期では数万円の差があります。
可能な限りこの時期は避けると、かなり費用を抑えられるでしょう。

通常期でも土日や祝日・大安は引っ越しが立て込むため、費用が高くなります。
とくに午前中は混みあうため、可能であれば避けた方が無難です。

もう1つ注意すべきなのが、月末です。
賃貸物件に住む方は、旧居と新居両方の家賃を払う日数をできるだけ減らしたいため、1カ月の中で引っ越しが集中しやすくなります。

これらのことから、日程に融通が利く場合、引っ越しは20日までの平日がおすすめです。
引っ越し業者の中には、ホームページで引っ越し作業の混雑状況を公開している業者もあるため、参考にしましょう。

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不用品を売って引っ越し費用に充てる

引っ越しで出る不用品を売って、引っ越し費用に充てる方法もあります。

引っ越しの際に出る不用品は、市の処分場に粗大ごみとして出してしまえばお金はかかりません。
しかし、自分で持っていけないような物は、処分に困りますよね?
引っ越し業者に依頼すれば、手間はかからず回収してもらえますが、その分費用がかかります。

時間的に余裕があれば、リサイクルショップやヤフオク!といったオークションサイト、メルカリなどのフリマアプリを活用するのがおすすめです。

リサイクルショップの中には、依頼すれば自宅まで出張買取に来てくれる業者もあります。
大型の家具や家電でも持ち帰ってもらえるため、処分のためにわざわざレンタカーを借りるような手間も省けます。

ただし「無料で不用品回収」といった宣伝文句の業者は、実際には高額な料金を請求されるなど、トラブルになる可能性もあるため、利用する際は注意しましょう。

引っ越し費用にまつわるQ&A

多くの方は頻繁に引っ越しをするわけではないため、費用がだいたいいくらかかるかだけでなく、金額に関して分からない部分も多いのではないでしょうか?
ここでは、引っ越し関連のお金にまつわるちょっとした疑問にお答えします。

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見積費用はかかるの?

複数の業者に見積もりを依頼するのはよいけれど、それぞれの業者から見積費用を請求されるのも困りますよね。

通常、引っ越しの見積作成で費用はかかりません。

国土交通省の定める「標準引越運送約款」で定められているルールで、事前に下見を行うなどして、お客様よりご了承いただいている場合を除き、請求できないことになっています。
内金や手付金なども、請求できません。

キャンセルした場合料金は請求される?

特別な事情があり、引っ越しを直前にキャンセルや延期する場合は、キャンセル料が発生します。
こちらも、標準引越運送約款で定められており、引っ越しの前々日から発生します。

前々日:見積書に記載された額の20%以内
前日:見積書に記載された額の30%以内
当日:見積書に記載された額の50%以内

ただし、見積書に記載された内容で実施済みの作業に関しては実費が請求されるため、注意が必要です。

繁忙期は予約もなかなか取れないことから、できるだけキャンセルや延期は避けましょう。

引っ越しスタッフへ差し入れやお礼はするべき?

引っ越しの際に案外悩む方が多いのが、引っ越し業者へのお礼。

基本的に、スタッフへお礼として金銭を渡す必要はありません。
お世話になったからどうしても渡したいときは、一人当たり1,000円~2,000円程度が相場です。

ただし、会社よりお客様からいただかないよういわれていることもあるため無理強いはしないように気をつけましょう。

ペットボトルの飲み物や個包装のお菓子などであれば、比較的安価に用意できるうえに、スタッフ同士で分け合えるため気軽に受け取ってもらえます。

引っ越し後荷物の破損を見つけたら補償してもらえる?

引っ越し後、万が一引っ越し荷物の破損が見つかった場合、業者に補償してもらうことができるのでしょうか?

「標準引越運送約款」では、保管や運搬中の破損は、引っ越し業者側に損害賠償責任があるとしています。

ただし貴金属や通帳・印鑑のような貴重品など、本来お客様が携帯できる品物に関しては、事前にお客様より申告をして業者が把握していたものでなければ補償されません。
パソコンや割れやすい物など、運搬上とくに注意が必要な物に関しても、事前に引っ越し業者に申告しておく必要があります。

ただし引っ越し荷物の破損に関し、引っ越し業者に補償責任があるのは引っ越し荷物の引き渡し後3カ月までとなります。
引っ越し後は、速やかに荷物を開封し、確認しましょう。

近隣の家に手土産をもって引っ越しの挨拶に行くべき?

学生や社会人など一人暮らしの方は、引っ越しの挨拶を行わない方が増えています。
女性であれば防犯上の心配もあり、必ず挨拶しなければならないわけではありません。

逆にファミリー層は、ご近所付き合いや学年の近いお子さん同士の付き合いなどがあることから、挨拶に行っておくとよいでしょう。
退去時は、引っ越し作業中の騒音やトラックを長時間停めるかもしれないことなどをお伝えするため、1週間前ぐらいまでには挨拶を済ませましょう。

日持ちするお菓子やタオルのような消耗品など、相手がもらっても困らない品を持参すると悪い印象を与えません。

入居時も同様に、ちょっとした挨拶の品をもって、当日もしくはできるだけ早いうちに近隣の家へ伺いましょう。

食事の時間帯や夜間のご挨拶は、逆にご迷惑になるため、避けましょう。

引越しの挨拶については、下記記事で解説しています。

関連記事:引越しの挨拶はいつするのがいいですか?

「100円引越しセンター」は最安値で提案

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単身者やファミリーの引っ越し相場をご紹介しましたが、「高い」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなあなたへ朗報です!
「100円引越しセンター」なら、そのお悩みが解決できるかもしれません。

100円引越しセンターは、取引のある引っ越し業者の中からお客様にあった業者をご紹介する格安引っ越しサイトです。
3つの特典サービスのうち1つをお申し込みいただいた方に関しては「100円」で引っ越しも可能です。

【100円で引っ越しする3つの特典サービス】

  • ・インターネット回線ホームルーター
  • ・モバイルWi-Fiルーター
  • ・SoftBank携帯への乗り換えもしくは新規申込み

特典サービスはインターネット環境や携帯電話など、今や生活には欠かせないものばかり。
引っ越しを機に契約を検討されている方は、ぜひご利用ください。

100円で引っ越しできるプランは、以下の2つです。

単身引越しプラン ファミリー引越しプラン
移動距離:50㎞まで
荷物量:2tショート車1台
移動距離:20㎞まで
荷物量:2tロング車1台

単身の方でも、荷物が多く移動距離の短い方はファミリー引っ越しプランをお選びください。
移動距離・荷物量が上記を超えてしまう場合でも、100円に余剰分が加算されるだけのため、格安での引っ越しが可能です。

もっともお得に引っ越しできる業者をご紹介するため、複数業者に見積もり依頼する必要もありません。

たくさんの見積もりを見比べる手間も省けるため、お忙しい方もぜひご利用ください。

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まとめ

引っ越しは、荷物の量や引っ越し先までの距離、引っ越す時期などによって費用が変わります。
また追加で荷造りサービスや不用品の処分を依頼すれば、その分の費用も上乗せされます。

引っ越しは、引っ越し費用だけでなく、賃貸物件にかかる費用や家具・家電の購入・買い替え費用などもかかってくるため、できるだけ費用を抑えておいた方が無難です。
値下げ交渉をする、不用品を売るなどできることに取り組んで、引っ越し費用の削減を目指しましょう。

とにかく安く、しかも安心して任せられる引っ越し業者に依頼したい方は、ぜひ一度「100円引越しセンター」の無料見積もりをご利用ください。
引っ越しに関する疑問や気になることがある方も、丁寧に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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