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引っ越し時の大まかな流れとは?前・当日・後で時系列別に解説

 

引っ越し時の大まかな流れとは?前・当日・後で時系列別に解説

「引っ越し時に何から準備を始めていいかわからない」
「引っ越し直前になって焦りたくない」

このような悩みを抱えていませんか?

引っ越し時は、旧居と新居でしなければいけない準備や手続きがたくさんあります。
直前になってから手続きをしてしまうと重要な項目を見落とす可能性が高いです。
手続きの抜け漏れを防ぐために、時間がない中でも1つひとつ確認しながら、効率的に準備をすることが重要となります。

今回は、引っ越し時の流れや内容をSTEP形式で解説します。
新生活をスムーズに始められるように、手順を確認しながら引っ越し準備を進めてみてください。

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目次

1. 引っ越しの流れの全体像

2. 引っ越し1ヶ月前までの流れ
3. 引っ越し1〜2週間前までの流れ
4. 引っ越し前日の流れ
5. 引っ越し当日の流れ
6. 引っ越し後の流れ

7. 効率的な引っ越しには「100円引越しセンター」がおすすめ

8. まとめ|計画的に引っ越し準備をしましょう

引っ越しの流れの全体像

引っ越しは大きく分けると「引っ越し前」「引っ越し当日」「引っ越し後」の3つの流れに分けられます。

引っ越し当日にスムーズに引っ越しが行えるようにするためには、引っ越し前の準備が重要です。
また、引っ越し後も荷物の開封作業や役所系などのさまざまな手続きを行わなければいけません。

効率よく引っ越し準備を行えるように、やることに優先順位をつけて引っ越し準備を行いましょう。

引っ越し1ヶ月前までの流れ

引っ越し1ヶ月前までにやっておくべき項目を優先順位が高い順にご紹介します。

必ずご紹介する順番でやらなければいけないというわけではないため、自分の引っ越し準備の状況にあわせて臨機応変に対応してください。

特にSTEP1〜STEP3までの内容は、引っ越しが決まったらすぐやるようにしましょう。

STEP1:引っ越し先の新居を決める

引っ越しが決まったら引っ越し日を決めるために、まずは新居探しから始めます。

新居契約までの大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 1. 住宅の情報サイトで検索して、地域や家賃などの基本情報を確認する
  2. 2. 住みたいエリアが決まったら、間取りや予算から物件を絞る
  3. 3. 不動産会社に問い合わせをして内見を申し込む
  4. 4. 部屋が決まったら、契約するために不動産会社により入居審査が行われる
  5. 5. 審査が無事通れば、正式に不動産会社と契約する

 

個人契約の場合は自分で探す必要がありますが、会社の異動で法人契約の場合は会社側が提携している不動産会社から選べる場合もあります。

引っ越しする時期によっては費用がかさむこともあるため、退去日は慎重に決めましょう。

引っ越しをするベストなタイミングや費用を抑えるポイントを詳しく知りたい方は「引っ越しをするタイミングに最適な時期は?入居日・退去日の決め方」もあわせてご覧ください。

STEP2:旧居の賃貸契約の解約手続きを行う

引っ越し先の新居が決定したら、旧居の退去連絡を不動産会社に行います。

一般的には、退去連絡は2ヶ月~1ヶ月前までとしている場合が多いため、遅くとも1ヶ月前には新居が決定している必要があります。
もし急遽引っ越しすることが決まってしまった場合は、早めに不動産会社へ連絡しましょう。

また、旧居の敷地内で駐車場を契約している場合は、退去連絡と同時に手続き可能ですが、住居とは別の場所で駐車場の契約をしている場合は、別途解約手続きが必要となるため注意が必要です。

STEP3:引っ越し業者を決める

新居と旧居の手続きが大枠済んだら、引っ越し業者に見積もりを依頼します。

見積もりを依頼する際は、複数の引っ越し業者から見積もりをとる相見積もりがおすすめです。
相見積もりをすることで引っ越しの相場感を把握できるため、1番お得に引っ越しできる業者を選択できます。

引っ越し時期によっては引っ越し業者の予約が取れない可能性もあるため、新居が決まって入居日が決まった時点で、同時に引っ越し業者を探しておくとよりスムーズに引っ越しができるでしょう。

「引越し見積もりはいつやる?何日前がベスト?相場より安く抑えるコツ」では、見積もりを依頼する際の注意点や、安く抑えるコツを詳しく解説しています。

引っ越し業者選びや相見積もりが面倒な方は 「100円引越しセンター」 をご利用ください。

弊社がご用意するプランと特典サービスに申し込んでいただくだけで、破格の100円で引っ越しができます。

また、一括サイトを利用した時のような問い合わせ電話なども一切なく、提携している優良な引っ越し業者20社の中からお客様の条件にあう最適な業者1社のみをご提案します。

気になるプランや特典サービスの内容をさらに知りたい方は「100円引越しセンター」まで、お気軽にお問い合わせください。

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STEP4:梱包資材を用意する

引っ越し業者が決まったら、荷物の梱包するための梱包資材を用意する必要があります。

同居人の数や荷物量にもよりますが、必要なダンボールの目安は以下のとおりです。

  • ・1人暮らし:10~15個
  • ・2人家族:20~30個
  • ・3人家族:30~50個
  • ・4人家族:40~60個
  • ・5人以上のご家庭:50個以上

 

梱包資材は引っ越し業者のプランにより無料でもらえる場合もありますが、有料の場合は業者から購入するか、ホームセンターやインターネット通販で購入しましょう。

また、梱包資材を一緒に梱包する際に便利なグッズなども用意しておくと、引っ越し準備がよりスムーズに行えます。

梱包する際に便利なグッズは以下のとおりです。

  • ・油性ペン:ダンボールの側面やふた部分に中身を記す際に使用する
  • ・ビニール袋:洗剤や調味料などの液体物をまとめる際に使用する
  • ・軍手:滑り止めやケガ防止のために使用する
  • ・軍手:滑り止めやケガ防止のために使用する
  • ・ドライバーなどの工具:家具の解体や組立てに使用する
  • ・新聞紙やプチプチ:緩衝材として割れ物の梱包時に使用する
  • ・ハサミやカッター:ガムテープやひもを切る、ダンボールの開封時に使用する

 

梱包資材関連について詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

↓梱包資材の関連記事はこちら↓

「引越し荷造りのダンボールを無料で調達する方法」
「引越し用のダンボールを購入する方法」

STEP5:不用品を処分する

不用品や大型の粗大ゴミなどは、事前に申請が必要な場合があるため、1ヶ月前を目安に処分しておきましょう。

引っ越しの見積もりの際に不用品がない状態であれば、正確な見積もり金額を算出してもらえ、引っ越し費用を抑えられる可能性があります。

また、家具家電は処分ではなくリサイクルショップやフリマアプリなどで売却できれば、引っ越し費用や新居費用の足しにもできるでしょう。

家具の処分にかかる費用や注意点は「引越しで出る家具の処分方法まとめ!費用や注意点を徹底解説」で詳しく解説しています。

STEP6:会社・学校へ連絡と手続きをする

引っ越しが決まったら、勤務する会社や通学している学校に連絡をしましょう。

会社員の方は会社により手続き方法が異なるため、引っ越しが決まったら会社規定や人事・総務部などに確認して対応してください。

お子さんがいる場合は、幼稚園や保育園の転園手続き、学校の転校手続きが必要です。

それぞれの手続きの方法は以下のとおりです。

  • ・幼稚園や保育園の場合:転出する園に引っ越しする旨を伝え、退園届を出して「在園証明書」を発行してもらう
  • ・小・中学校の場合:現在通学している学校から「在学証明書」と「教科書給与証明書」の発行と、役所の教育委員会から「転入学通知書」を発行してもらう
  • ・高校の場合:現在通学している学校から「単位修得証明書」「在籍証明書」などの書類を発行してもらう

 

小・中学校の転校は県内と県外とで手続きの違いがあったり、高校の転校は希望通りの学校に転校できなかったりするケースもあります。

手続き方法や必要書類に不明点がある場合は、通学している学校に確認しましょう。

「【引越しの転校手続きまとめ】小中高の手続き手順と必要書類を事前にチェック!」でも小・中・高の手続きに関して詳しく解説しているため、参考にしてください。

STEP7:インターネットの手続きをする

インターネットに関しては、現在使用している契約形態により手続き方法が変更になる場合があります。

光回線を契約している場合、プラン自体は移転手続きをすれば継続して使用できます。
しかし、新居で光回線の開通工事ができていないケースもあるため、新居でも光回線を希望であれば、回線工事が必要かどうか事前に不動産会社に確認しておきましょう。

モバイルWi-FiルーターやホームWi-Fiルーターの場合は、住所変更手続きをするだけで、新居でもそのまま使用可能です。

もし、現在のインターネット環境や料金に不満があるのであれば、引っ越しを機にインターネット回線の見直しも重要です。
回線を見直すことで、通信速度の向上や改善、月々の料金を抑えられる可能性があります。

「100円引越しセンター」 では、引っ越しプランと同時にインターネットの特典サービスに申し込みができます。

さらにその特典サービスへの申し込みとご用意するプランの条件を満たせば、業界最安値の100円で引っ越しができるチャンスです。

お客様への負担をかけずに、面倒な引っ越しやインターネットの手続きをすべて代行します。

この機会にぜひ、「100円引越しセンター」をご利用ください。

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引っ越し1〜2週間前までの流れ

引っ越し1〜2週間前までに必ずやっておくべき項目をご紹介します。

STEP1:役所関連の手続きをする

引っ越しの際は、役所関連のさまざまな手続きをしなければいけません。
役所関連の手続きを忘れてしまうと、後々面倒なことになる可能性があります。

役所関連の手続きは、忘れないように早めに手続きをするように意識しておきましょう。

転出届を役所に提出する

引っ越しする前に役所で転出届を提出し、転出証明書を発行してもらいます。
マイナンバーカードがあれば、役所に行かなくてもオンライン上で転出届の提出が可能です。

同一市町区村内の引っ越しの場合は、住所を変更する転居届の提出が必要となります。

転出届の提出期限は引っ越し前後の14日以内ですが、もし正当な理由なく手続きをしなかった場合は、住民基本台帳法により5万円以下の罰金が科せられる可能性もあるため、注意してください。

引っ越し先の役所に提出する転出証明書は、紛失しないように大切に保管しておきましょう。

引っ越し時の転出届・転入届の手続きに関して、詳しく知りたい方は「引越し時の「転出届・転入届」に関する手続き手順を解説!」もあわせてご覧ください。

国民健康保険の手続きをする

企業の健康保険に加入していない自営業やフリーランスの方は、旧住所での国民健康保険の資格喪失手続きが必要となります。
同一市町区村内の引っ越しの場合は、住所変更のみで手続きが完了します。

もし役所まで足を運べない場合は、代理人や郵送による手続きも可能です。
各自治体により手続きの方法や必要なものが異なるため、事前に確認しておきましょう。

引っ越し時の保険証に関する詳しい内容は「引っ越し時の保険証の手続き方法は?保険のあらゆる疑問を解消!」を参考にしてください。

ちなみに国民年金の場合は引っ越し前の手続きは必要なく、引っ越し先の役所で住所変更の手続きが必要となります。

印鑑登録の廃止手続きをする

旧住所の自治体に印鑑を登録している場合は、印鑑登録の廃止手続きも必要です。

手続きの際は「登録している印鑑」「印鑑証明書」「本人確認書類」の3つを忘れずに用意しましょう。

同一市区町村の場合は転居届を提出すれば、印鑑登録をしている住所を新住所に変更してもらえるため、廃止手続きは必要ありません。

ただし、同一市区町村の場合でも手続きが必要な場合もあるため、各自治体のホームページで確認してください。

福祉関連の手続きをする

福祉関連の手当を受給されている方は、引っ越し時に資格喪失の手続きが必要です。

以下は各手当の手続き内容となります。

  • ・乳児医療:乳幼児医療費受給資格者証を返却して、新住所の役場で必要書類をそろえて手続きを行う
  • ・児童医療:医療証を返納し、新居の役所で新たに小児医療証を作成してもらう
  • ・老人医療:転出証明書と後期高齢者医療負担区分等証明書交付申請書を提出し、負担区分証明書を発行してもらう
  • ・児童手当:引っ越し日の15日前から引っ越し当日までに、旧住所の役所で「児童手当受給事由消滅届」を提出して「所得課税証明書」を発行してもらう

 

これらの書類は、引っ越し先で再び申請する際に必要となるため、大切に保管しておきましょう。

STEP2:電気・ガス・水道の手続きをする

引っ越しする際は、電気・ガス・水道などのライフライン系の手続きも忘れてはいけません。
もしこれらの手続きを忘れてしまうと、旧居と新居で二重に料金がかかってしまうため、注意が必要です。

それぞれ、電話またはインターネットで解約手続きができます。

電気と水道の場合、基本的に立ち会いは必要ありませんが、ガスは退去する際に立ち会いが必要となります。
引っ越し当日に立ち会いができるように、早めに連絡しておきましょう。

旧居がオートロックで検針員の方が住居の中に入れない場合は、電気と水道も立ち会いが必要になる可能性もあります。

引っ越し時の電気・ガス・水道の手続きに関しては「引っ越しに伴う【電気・ガス・水道】の準備完全マニュアル!最新の節約術も」でも詳しく解説しています。

STEP3:郵便局に転居届・転送サービスの申請をする

引っ越し時は、郵便物の転送手続きも必要です。

郵便局へ転居届を出すと、1年間は無料で旧住所に届く郵便物を新住所に転送してくれます。

転送手続きの方法は以下のとおりです。

  • ・最寄りの郵便局へ提出:「転居者の旧住所が確認できる書類」と「本人確認書類」の2つを持参する
  • ・郵送またはポストへ投函:記入済みの転居届とともに、本人確認書類の写しを同封する
  • ・e転居:本人確認済みのゆうびんIDの登録と「マイナンバーカード読み取り」もしくは「顔写真付き本人確認書類で行う方法」のいずれかを選択して手続きをする

 

e転居は、郵便局に行く時間がない方や、郵送での手続きが面倒な方におすすめです。
パソコンの方はこちらから、スマホの方はこちらから手続きできます。

郵便物の転送手続きにおける注意点を詳しく知りたい方は「引越し先への郵便物の転送手続きまとめ!方法や注意点を徹底解説」もあわせてご覧ください。

STEP4:固定電話・携帯電話の手続きをする

固定電話や携帯電話の手続きも引っ越し時は必要となります。

固定電話の手続きの場合は「同一市区町村内での引っ越し」「NTT東日本とNTT西日本のエリア内での引っ越し」「NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引っ越し」の3つのパターンが考えられます。

それぞれ、電話やインターネットで手続きが可能です。

NTTと契約している固定電話で手続きする場合、「116」をダイヤルして電話をかけます。
携帯電話から手続きする場合は、0120-116-000(NTT東日本)、0800-2000116(NTT西日本)へ電話をかけます。

携帯電話についても、携帯ショップやインターネットから登録情報の変更だけで、特別必要な手続きはありません。

引っ越し時の固定電話や携帯電話の手続きに関しては「引越し手続き ~固定電話・携帯電話~」でも解説しています。

STEP5:使用頻度の少ない荷物を梱包する

オフシーズンの衣類、使用頻度の低いシューズ、使用しない食器類、本、CD、漫画など、引っ越し前日や当日に使用する物以外は、梱包を終わらせておきましょう。

荷物を梱包したダンボールの上部や側面に、中身の詳細や割れ物かどうかの内容などを油性ペンで記載しておくと、引っ越し先での荷ほどきの際に便利です。

前日になってバタバタしないように、梱包作業は1日に少しずつ計画的に進めておくことをおすすめします。

引っ越し前日の流れ

引っ越し前日までに必ずやっておくべき項目をご紹介します。

これまでにご紹介した項目が完了しているかもあわせて確認しておきましょう。

特に役所関連やライフライン関連の手続きの抜け漏れがないか確認してください。

STEP1:洗濯機と冷蔵庫の水抜きをする

引っ越し前日になったら、翌日の引っ越しでスムーズに運搬できるように、洗濯機と冷蔵庫の水抜き作業が必要となります。

内部に水が残っていると運搬中に水漏れがおきて、ほかの荷物を汚してしまうリスクがあるためです。

それぞれの水抜き方法は以下のとおりです。

洗濯機の場合

  1. 1. 水道栓を締めて蓋をした状態で洗濯スタートボタンを押す
  2. 2. 1分程度回したら洗濯機を途中でとめて給水ホース内の水抜きを行い、給水ホースを抜く
  3. 3. 再び電源を入れて脱水ボタンをおす
  4. 4. 洗濯機内に残った水と排水ホース内の水を出し切る
  5. 5. 排水ホースやコンセントを抜く

 

冷蔵庫の場合

  1. 1. 食材を使い切るか捨てる
  2. 2. 残った食品を運搬用のクーラーボックスに入れる
  3. 3. 冷蔵庫のコンセントを抜く
  4. 4. 蒸発皿の水を捨てる
  5. 5. 冷蔵庫内を掃除する

 

メーカー毎に水抜き方法が異なるため、洗濯機と冷蔵庫の取扱説明書を確認しましょう。

↓洗濯機と冷蔵庫の関連記事はこちら↓

「知らなかったでは大変!洗濯機の引越し準備」
「知らなかったでは大変!冷蔵庫の引越し準備」

STEP2:新居のレイアウトを作成する

引っ越し前に新居のレイアウトも大枠決めておくと、搬入の際に引っ越し業者にどこに何を置くかを明示しやすくなります。

家具を配置するコツは、人がスムーズに動けるように無理のない位置を選ぶことです。
また、各空間のメインになる家具を決めてから、他の物を合わせるように設置するとまとまりやすくなります。

不動産会社から新居の間取り図をもらっている場合は、間取り図に配置するものを記載しておくのもよいでしょう。
最近は3D画像でシミュレーションできるスマホのアプリもあるため、ぜひ活用してみてください。

新居のレイアウト方法の詳しいやり方は「引越しの配置図作成のススメ」でも解説しています。

STEP3:当日使用する物以外の荷物を梱包する

引っ越し前日になったら、当日使用する物以外の梱包を終わらせておきましょう。

当日まで使用するものも封をせずにダンポールの中に入れておくと、使用してすぐにダンボールに詰められるため、梱包がスムーズに行えます。

財布や印鑑、通帳などの貴重品は手荷物にして携帯し、梱包する荷物と混在しないように注意してください。

STEP4:旧居の掃除をする

引っ越し前日までに、旧居の掃除も済ませておきます。

生活するなかで必然的に生まれる汚れや傷は貸主負担になりますが、借主の過失でできた汚れや傷は原状回復費用を負担しなければいけません。

原状回復費用として請求される可能性の高い項目は以下のとおりです。

  • ・壁や天井の壁紙の張り替え
  • ・床材の張り替えやクリーニング
  • ・水垢やカビのクリーニング
  • ・キッチン周りの汚れのクリーニング

 

特にキッチンやお風呂などの水回りは頑固な汚れが多くなる箇所であるため、前日までに少しずつ掃除も同時に進めておきましょう。
掃除しておくことで原状回復費用として請求されず、退去する際の敷金の精算で多く戻ってくる可能性もあります。

引っ越し時の掃除の負担を減らすためにも、日頃からのこまめな掃除をおすすめします。

引っ越し当日の流れ

引っ越し当日の流れについて解説します。

STEP1:最後の荷物の梱包をする

引っ越し当日は、手荷物で所持するもの以外の当日使用したものをダンボールに詰めて、最後の梱包を完了させます。
引っ越し業者がくる前にすべて梱包を終わらせておくのが理想ですが、間に合わなければ引っ越し業者が荷物を運んでいる最中に梱包を済ませて、最後に運んでもらうように伝えましょう。

引っ越し業者による荷物の運び込みが完了したら、引っ越し料金を精算して完了です。

STEP2:電気・ガス・水道の精算と開通

引っ越し業者による搬出作業が終わったら、電気・ガス・水道の精算手続きです。

電気・ガス・水道の手続き自体は事前に行っているため、引っ越し当日に特別に行う作業はありません。

当日は立ち会いが必要な場合のみ、業者と立ち会いのもと、その場で日割り料金を精算します。
ガスの場合は基本立ち会いが必要となりますが、オートロックなどで住居の中に入らないと検針ができない場合や止水栓を外部から閉めることができない場合は、電気と水道も立ち会いが必要になる可能性があります。

また、引っ越しが当日中に済む場合は、新居に着いたら電気・水道が開通しているか確認しましょう。

電気の場合はブレーカーをあげれば使用できますが、スマートメーターの場合は事前の手続きがないと電気が使用できないため、注意が必要です。

水道の場合は事前の手続きをしていれば問題なく使用できますが、もし水が出ない場合は、元栓・止水栓を確認して、栓を開けば水がでます。

ガスは、退去時と同様に立ち会いが必要となるため、業者とあわせた時間に間に合うように新居にいるようにしてください。

STEP3:退去の立ち会いと鍵の返却

最後に管理会社との立ち会いをして引っ越し完了です。

立ち会いでは、鍵の返却や部屋の中の傷や汚れをチェックします。

鍵に関しては、入居時に預かった本数を全て返却しなければいけません。
もし紛失してしまった場合は、鍵代を請求される可能性が高いため、注意が必要です。

引っ越し後の流れ

引っ越し後もやるべき作業や手続きがたくさんあります。

項目別で引っ越し後にやることの流れを解説します。
引っ越し後の作業や手続きも重要であるため、抜け漏れがないように注意しましょう。

STEP1:荷ほどき作業をする

引っ越し後は前日に考えた新居のレイアウトをもとに、荷ほどきと家具などを配置していきます。

荷ほどきを効率的に終わらすために次のことを意識してみてください。

  • ・ダンボールを使用する部屋ごとに運ぶ
  • ・大型家具やラックなどを配置する
  • ・ダンボールを1度にすべて開封するのではなく、1つずつ開封して片付ける

 

これらを意識することで、無駄な部屋の往復がなく、部屋が散らからずに効率よく荷ほどき可能です。

荷ほどきがすべて終わったら、ダンボールの回収依頼をするか、資源ごみとしてごみを出します。

引っ越し業者によっては、1回まで無料でダンボール回収をしてくれるサービスがあるため、事前に確認しておきましょう。

STEP2:役所関連の手続きをする

引っ越し後も役所で行わなければいけない、さまざまな手続きがあります。

忘れないように1つずつ確認していきましょう。

転入届を役所に提出する

引っ越し先の管轄である役所で転入届を提出します。

転入届は引っ越し当日から14日以内に提出する決まりとなっているため、早めに手続きを行いましょう。

マイナポータルから、旧住所の転出届を申請した方は、再度マイナポータルから新住所への転入届と来庁の申請を行ってください。
転出手続きの際の役所への来庁は不要でしたが、転入手続きの際は来庁が必要であるため、注意が必要です。

国民健康保険・国民年金の手続きをする

国民健康保険と国民年金の手続きは、転入後14日以内に手続きする必要があります。

国民健康保険の場合は、転入届を提出する際に窓口で国民健康保険の手続きも一緒に行えます。
窓口で職員の方に印鑑と本人確認書類もあわせて、「国民健康保険の資格取得届」を提出しましょう。

国民年金の場合は、会社員かそれ以外かで対応が変わります。

会社員の方は、会社に「被保険者住所変更届」を提出すれば、手続きが完了します。
もし家族の方が扶養に入られている場合も変更届を提出すれば、自動的に扶養手続きも可能です。

会社員以外の個人事業主やフリーランスなどの方は、役所の国民年金担当課の窓口で、基礎年金番号がわかる「国民年金手帳」を持参して申請を行います。

マイナンバーと基礎年金番号が結びついている場合は、住所変更の届出は不要です。

マイナンバーカードの住所変更をする

マイナンバーの場合も転入届と一緒に窓口で住所の変更手続きができ、裏面の新住所を追記してもらえます。

家族がいる場合は、家族全員分のマイナンバーの住所変更も必要です。

住所変更手続きは原則14日以内で、手続きを忘れたまま90日経過すると失効するため、注意しましょう。

もし、旧住所でマイナンバーカードの交付申請を行って受け取り前に引っ越しした場合は、申請中のマイナンバーカードは無効になるため、引っ越し先の役所で改めて交付申請をしなければいけません。

印鑑登録をする

旧住所で廃止手続きをした印鑑登録は、自動的に登録されるわけではなく、引っ越し先の役所で再申請が必要となります。

印鑑登録も本人確認書類と登録する印鑑を持参して、転入届と一緒に窓口で申し出れば申請が可能です。

手続きには、自治体窓口で直接記入するだけでなく、自治体Webサイトでフォーマットをダウンロードして事前に記入したものを持参できる場合もあります。

印鑑登録は義務化されているものではありませんが、引っ越し先で車を購入したり、住宅ローンを組んだりする際に必要となるため、状況に応じて手続きを行いましょう。

引っ越し後の印鑑登録の手続きについて詳しく知りたい方は「引越し後に必要な印鑑登録、印鑑登録証明書の手続きとは?」もあわせて参考にしてください。

STEP3:学校・教育関連の手続きをする

引っ越し後の学校・教育関連の手続きをご紹介します。

転園・転校の手続きをする

お子さんがいる場合は、転園や転校の手続きも必要です。

手続き方法は以下のとおりです。

転園・転校先 手続き方法
幼稚園 転園する幼稚園に「入園願書」「住民票」「在園証明書」を提出する
保育園 転園する保育園に「転園申込書」「就労証明書」「子どもの健康状況申告書」「年間給与証明書」などを提出する
小中学校 転校する学校に「在学証明書」「教科書給与証明書」「転入学通知書」を提出する
高校 転校する学校の編入試験を受けて合格して「在学証明書」「成績証明書」「転学照会書」の提出をする

特に保育園の場合は園の空き状況や、点数制などの制限などにより、希望する保育園に転園できない可能性もあるため、引っ越し前に十分に確認しておきましょう。

児童手当の手続きをする

児童手当を受給している場合、同一市区町村に引っ越す方は転居届を提出していれば、基本的に特別な手続きは必要ありませんが、電話番号が変更になる場合は手続きが必要です。

別な市区町村に引っ越す方は、旧居のある役所で「児童手当受給事由消滅届」を提出した際に発行してもらった「所得課税証明書」を新居のある役所へ提出します。

児童手当の申請は、転出予定日の15日以内に新居のある市区町村で「児童手当認定請求書」を提出しなければなりません。
もし、15日を過ぎると遅れた月分の手当てを受けられない場合があるため、、注意しましょう。

引っ越し後の児童手当の手続き内容については「引っ越しに伴う児童手当住所変更の手続き」でも詳しく解説しています。

STEP4:自動車関連の手続きをする

引っ越し後の自動車関連の手続きをご紹介します。

運転免許証の住所変更をする

引っ越し先では運転免許証の住所変更が必要です。

住所変更の手続きは、引っ越し先の新住所を管轄している運転免許センターや警察署で行うことができます。

運転免許証に関しては、本人確認書類で頻繁に使用する機会もあるため、住所変更の期限は設けられていませんが、なるべく早いうちに手続きをしておきましょう。

以下は申請の際に必要なものとなります。

  • ・運転免許証
  • ・記載事項変更届(警察署などに常備)
  • ・印鑑(不要な場合もあり)
  • ・新住所が確認できるもの(住民票・マイナンバーカード・健康保険証・公共料金の領収書など)
  • ・外国人登録証明書(外国人の場合)
  • ・申請用写真1枚(都道府県が変わる際に必要となる場合がある)

 

引っ越し後の運転免許証の手続きについて詳しく知りたい方は「引越し時の「免許証」の手続き完全ガイド!」もぜひ参考にしてください。

自動車・バイク関連の手続きをする

自動車やバイクを所有している方も引っ越し先で住所変更の手続きが必要となります。

自動車とバイクの手続き内容は以下のとおりです。

自動車の手続きの場合
車検証・ナンバープレート 普通自動車は「運輸支局」、軽自動車は「軽自動車検査協会」で変更手続きをする
車庫証明書 車庫がある地域を管轄する「警察署」で取得可能
自動車保険 各保険会社の専用ページから申請可能
バイクの手続きの場合
125cc以下(原付自転車)の登録変更手続き ・軽自動車税廃車申告書兼標識返納書、標識交付証明書、前登録地のナンバープレート、印鑑、運転免許証などの本人確認書類などを役所に提出する
・引っ越し先が同一の市区町村の場合は、手続きの必要はなし
126cc~250cc(軽二輪自動車)の登録変更手続き ・管轄の陸運局で手続きを行う
・軽自動車届出済証、自動車損害賠償責任保険証書、住民票、印鑑などが必要
・引っ越し先が旧住所と違う管轄の陸運局の場合、ナンバープレートを持参して新しいナンバープレートをもらう
251cc以上(小型二輪自動車)の登録変更手続き ・管轄の陸運局に車検証、住民票、印鑑などを持参し登録手続きを行う。
・引っ越し先が旧住所と違う管轄の陸運局の場合、ナンバープレートを持参して新しいナンバープレートをもらう

特にバイクの場合は、排気量によって手続きをする場所や方法が異なるため、注意が必要です。

また、いずれも引っ越し後15日以内に変更手続きをしなければいけない決まりであるため、忘れないようにしましょう。
もし、忘れてしまうと50万円以下の罰金が科される可能性もあります。

引っ越し時の車関連の手続きに関しては「引っ越し時の車の「車庫証明/車検証/ナンバープレート」手続き一覧」でも詳しく解説しています。

STEP5:その他の変更手続きをする

その他に変更すべき手続きをご紹介します。

ペットの手続きをする

ペット(犬と特定動物の場合)と一緒に引っ越しする方は、法令に基づいた届出をしなければいけません。

犬の場合は、年に1回狂犬病予防の注射が義務付けられており、引っ越しによる住所変更で役所から送付される「狂犬病予防の注射のお知らせ」が届かなくなるのを防ぐためです。

手続きは役所または保健所で行うことができます。

犬の手続きには以下のものが必要となります。

    • ・狂犬病予防注射済票
    • ・狂犬病予防注射済票の交付手数料
    • ・登録事項変更届
    • ・旧住所での鑑札

 

特定動物(トラ、ワニ、マムシ、タカなど)の場合は、引っ越し先の都道府県知事または政令支庁へ許可の届出が必要です。
もし、特定動物の手続きを忘れてしまった場合は、6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性もあるため、忘れないように注意しましょう。

猫やハムスターなどの小型の動物は手続きの必要はありません。

ペットの引っ越し方法や注意点、おすすめの業者などが知りたい方は「あらゆるペットの引越し方法紹介!料金相場や注意点を徹底解説!」もあわせてご覧ください。

クレジットカード・銀行口座の住所変更をする

忘れがちなクレジットカードや銀行口座の住所変更も忘れずに行いましょう。

クレジットカードの場合は、Webサイトやカード会社から郵送で変更届を送ってもらい、住所変更ができます。
住所変更を忘れてしまうと、以下のような事態になりかねないため注意が必要です。

  • ・明細書や請求書が届かず、支払遅延になる可能性がある
  • ・更新カードが届かない可能性がある
  • ・書類が返送され、信用情報に傷がつくこともある
  • ・クレジット機能を停止される可能性がある

 

銀行口座は、基本的に電話・インターネットから手続きができます。

窓口であれば、本人確認書類、印鑑、通帳を持参してその場で住所変更届の申込書を記入し、提出すれば手続き可能です。

銀行口座の場合も住所変更の手続きを済ませておかないと、銀行からの重要な通知が届かないだけでなく、ATMでの出金やインターネットバンキングの一部のサービスが一時的に利用制限される場合があるため、早めの手続きをおすすめします。

クレジットカードの住所変更手続きについては「引越し費用をクレジットで!カードの住所変更手続き方法も解説」からも詳細を確認できます。

効率的な引っ越しには「100円引越しセンター」がおすすめ

引っ越し時は、荷物の準備やさまざまな手続きなどで、時間や手間がかかります。

そんな時は「100円引越しセンター」にお任せください。

弊社では、提携している優良な引っ越し業者20社の中から、お客様の条件にあう引っ越し業者を1社ご提案させていただくため、効率的な引っ越しが実現可能です。

自分で引っ越し業者を選ぶ手間がかからず、空いた時間を荷物の準備やそのほかの手続きをする時間にあてられます。

また、弊社が用意している引っ越しプランの条件を満たし、特典サービスに申し込むと、日本最安値の100円で引っ越しができます。

プランと特典サービスの詳細は以下のとおりです。

100円引っ越しの条件
単身引越しプラン
  • ・1人暮らしの方
  • ・引っ越し距離が50km以内
  • ・2tショート車に収まる荷物量
  • 詳しくはこちら
ファミリー引越しプラン(2人以上)
  • ・2人以上のカップル・家族の方
  • ・引っ越し距離が20km以内
  • ・2tロング車に収まる荷物量
  • 詳しくはこちら
特典サービス(いずれか1つにお申し込み)
  • インターネット回線
    家中のパソコンやスマホを高速の光回線に接続!
    動画もサクサク快適&通信制限知らずに
  • モバイルWi-Fiルーター
    いつでもどこでも高速インターネットが使える!
    工事不要&即日開通の手軽さもうれしい
  • SoftBankの携帯(新規契約or他社から乗り換え)
    他社への携帯乗り換えを考えているなら絶対おトク!
    ソフトバンクは割引キャンペーンが充実していて安い

見積もりだけでもご利用できるため 「100円引越しセンター」 まで、お気軽にお問い合わせください。

当社限定特典の同時お申込で最安100円から引越しできる!かんたんお見積はこちら

まとめ|計画的に引っ越し準備をしましょう

今回は、引っ越し時の流れを、前・当日・後の3つの時系列別に解説しました。

引っ越しが決まったら、特に「引っ越し先の新居選び」「旧居の賃貸契約の解約手続き」「引っ越し業者選び」の3つはすぐに行いましょう。

スムーズに引っ越しを行うためには、引っ越し日から逆算して計画的に準備や手続きを進めていく必要があります。
やることをメモしたり、チェックリストを活用したりする方法も、抜け漏れを防ぐために効果的な方法の1つです。

ご紹介した流れを参考に、引っ越し準備を進めてみましょう。

「100円引越しセンター」 は、累計16,000件以上の引っ越し実績があり、経験豊富なプロのスタッフがお客様のご要望にあわせて丁寧に対応いたします。
この機会にぜひ弊社のサービスを体験してみてください。

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