【金欠必見】引越し料金が高くなる理由と安くする4つのコツ
引越し料金が高いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
引越し料金には商品を購入するときのように固定の値段がついているわけではなく、その都度見積もりをして料金を決定します。
そのため、時には数十万円ほど引越し費用がかかるケースも!
できるだけ費用を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
私は100円引越しセンター、引越しアドバイザーをしている「ナカハシ」と申します。
今まで引越しアドバイザーとして話を聞く中で、引越し料金が高くて困っているという声も多く、「お宅なら安くできるの?」とご質問いただくこともしばしば・・・
- ・引越しの料金が高くなる理由は?
- ・引越しの料金を抑えるために知っておきたい引越し費用の相場
- ・高い引越し料金を安くするコツ
- ・高い引越し料金を安くする際の注意点
について解説していきます。
この記事を参考に「大満足の安さで引越しできた!」となっていただけると幸いです。
1.引越しの料金が高いのは引越す時期が理由
引越しの料金というのは高い時期とそうでない時期があります。
引越しをする方が多い時期は料金も高くなりがちなので、料金ができるだけ安い時期を狙うのがベストです。
そこでここからは、引越しの料金が高い時期はいつなのか確認していきます。
1-1. 1年で最も引越し料金が高いのが3月・4月
引越しには繁忙期と通常期があり、繁忙期である3月・4月は1年で最も引越し料金が高い時期です。
3・4月は学校の入学や就職・転職など新生活が始まる時期なので、引越し業者を利用する方が多くいます。
また、企業の引越しも重なる時期でもあるのでトラックが出払っており料金が高くなりやすいです。
【全国の移動者数のデータ】
2019年1月~12月 | 都道府県(自都市)内の移動者数 | 他都道府県(他市町村)への転出者数 |
1月 | 185,188人 | 151,015人 |
2月 | 208,954人 | 160,946人 |
3月 | 416,403人 | 493,604人 |
4月 | 346,763人 | 420,348人 |
5月 | 227,494人 | 191,005人 |
6月 | 194,913人 | 156,481人 |
7月 | 225,467人 | 193,123人 |
8月 | 205,291人 | 173,502人 |
9月 | 204,477人 | 167,994人 |
10月 | 220,063人 | 172,605人 |
11月 | 197,232人 | 147,829人 |
12月 | 203,234人 | 147,829人 |
参考元:住民基本台帳人口移動報告 月報
総務省が出している「住民基本台帳人口移動報告」からも、3・4月の移動者の数が多いことが理解できますよね。
また、逆に5月~2月は多少の幅はありますが基本的には3・4月に比べると移動者が少ないです。
そのため、5月~2月は多少の幅はありますが基本的には繁忙期に比べると価格が安い時期であり、引越しもそこまで込み合っていないのでおすすめの時期です。
ちなみに、月別の料金相場に関しては以下の通り、3月が最も料金が高いというデータがあります。
【月別の引越し費用相場】
単身者 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
1月 | 40,000円 | 74,000円 | 90,000円 | 86,000円 |
2月 | 45,000円 | 86,000円 | 92,000円 | 97,000円 |
3月 | 72,000円 | 130,000円 | 150,000円 | 170,000円 |
4月 | 50,000円 | 100,000円 | 110,000円 | 120,000円 |
5月 | 40,000円 | 80,000円 | 90,000円 | 98,000円 |
6月 | 38,000円 | 80,000円 | 88,000円 | 87,000円 |
7月 | 42,000円 | 84,000円 | 88,000円 | 100,000円 |
8月 | 40,000円 | 80,000円 | 95,000円 | 86,000円 |
9月 | 43,000円 | 76,000円 | 80,000円 | 97,000円 |
10月 | 38,000円 | 76,000円 | 85,000円 | 92,000円 |
11月 | 40,000円 | 75,000円 | 88,000円 | 87,000円 |
12月 | 38,000円 | 76,000円 | 84,000円 | 79,000円 |
参考元:引越し侍
このように、3・4月は引越しの繁忙期なので料金が高めです。
また、夏場は意外に引越しが少ないので料金は低めになっています。
9月あたりでは会社の転勤時期とも重なるため若干引越しが増えますが、料金に影響があるほどは変化しません。
また、現在はこういう傾向にありますが、入社の時期や転勤の時期など世の中的に変わり始めると、繁忙期がずれる可能性もあるので注意が必要です。
1-2. 土・日・祝日の引越しは料金が高め
土日や祝日は休みの方が多いこともあり、引越しをする方が多いので料金が高くなりがちです。
特に土曜日は引越しをした次の日が休みで、荷解きなどをしやすいことから人気が高い曜日なので、特に料金が高くなりやすい曜日になっています。
ただし、同じ都道府県内の短い距離の引越しの場合は平日でも土日でもそこまでの差はありません。
逆に遠距離の引越しになると連休を利用して引越しをしたい方も増えるので、土日・祝日の料金が高くなることが多いです。
以下で土日・祝日と平日の料金相場を比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【土日と平日費用相場】
曜日 | 単身者 | 家族 | |
同じ都道府県内の引越し | 平日 | 40,500円 | 82,800円 |
土日 | 40,900円 | 80,100円 | |
祝日 | 40,000円 | 83,100円 | |
異なる都道府県への引越し | 平日 | 77,800円 | 152,600円 |
土日 | 75,400円 | 151,900円 | |
祝日 | 81,300円 | 186,000円 |
参考元:引越し侍
上記のデータでは平日の料金が高い部分もありますが、これはあくまで平均値なので多少の違いは誤差程度に考えて問題ありません。また、平均値ということを考えると、平日と土日・祝日の差はほとんどないといえます。
ただし、長距離引越しや繁忙期の引越しとなると、土日・祝日の料金が高くなる場合が多いです。
土日・祝日に引越しが集中してしまうので、どうしても料金が高くなりやすいという事情があります。
2. 引越し料金が高いか判断するのに知っておきたい費用相場
引越し料金が高いか安いか判断するためには、料金相場をしっかり理解しておく必要があります。
料金相場は大きく分けて「引越し人数別」と「引越しの距離別」があり、それぞれ知っておくと良いでしょう。
【人数別の引越し費用相場】
費用相場 | |
単身引越し | 約3~5万円 |
2人引越し | 約7~10万円 |
4人引越し | 約12~15万円 |
【距離別の引越し費用相場】
移動距離 | 単身 | 2人引越し | 4人引越し |
15㎞未満(市区町村内) | 約3万~4万円 | 約6~8万円 | 約9~11万円 |
50㎞未満(都道府県内) | 約4万円 | 約6~8万円 | 約9~11万円 |
200㎞未満(同一地方内) | 約5万円 | 約7~10万円 | 約10~15万円 |
500㎞未満(近隣地方) | 約5~7万円 | 約13~18万円 | 約17~20万円 |
500㎞以上(遠距離地方) | 約6~8万円 | 約16~18万円 | 約20~23万円 |
引越しの料金に関しては、引越しの人数や距離、荷物量などによって料金が変わります。
また、繁忙期である3・4月は相場よりも約1.5倍ほど料金が高くなることもあるので注意が必要です。
3. 高い引越し料金を安くするコツ4選!
引越し料金は場合によっては数十万円かかることもあるので、できるだけ安く済ませたいですよね。
実は高い引越し料金を安くするためには、コツがあります。
そこでここからは、高い引越し料金を安くするコツを4つ紹介していきます。
3-1. 一括見積サイトを利用して比較する
引越し料金を抑える方法として、一括見積サイトを利用して比較する方法があります。
一括見積サイトを利用すれば、一度必要事項を記入するだけで複数社の見積もりを取ることができるので楽です。
また、多くの一括見積サイトでは、周辺で利用できる大手引越し業者から地域密着型の業者まで見積もりを取ることができるのでかなり効率的です。
さらに、複数社を比較することで見積もり時に値引き交渉がしやすくなりますし、一目で最安値の業者を見つけることができます。
ただし、メリットだけというわけでもありません。
一括見積サイトに連絡先を登録すると、たくさんの勧誘電話やメールがくることがあるため、対応に苦労するといった声も多いです。
引越し業者を決定してからも連絡が来るので、対応が面倒という方もいますね。
とはいえ、複数見積もりを簡単にするならおすすめできる方法なので、ぜひ検討してみてください。
3-2. 安い曜日・日時を選んで引越しをする
引越しを安く抑えたいのであれば、安い曜日や日時を選択して引越しをするのが良いでしょう。
同じ都道府県内であれば曜日による料金の差はほとんどありませんが、異なる都道府県に引越しをする場合は土日・祝日の料金が高い傾向にあるため、できるだけ平日を狙うと良いです。
ただ、どうしても平日は引越しができないという場合は日曜日がおすすめです。
日曜日は次の日が仕事という方も多いので引越しをする人は土日・祝日の中では少ない方です。
また、引越しの時間帯でも料金の安さが異なります。
基本的には午前中が最も料金が高く、午後からの引越しの方がお得です。
午前中は引越しが多いので、どうしても料金が高くなりがち。
どの時間帯でも対応できる場合は見積もり時に空いていて料金が安くなる時間帯を聞いてみると良いでしょう!
3-3. 訪問見積もりをしてもらって交渉する
引越し料金を安くするためには、訪問見積もりをしてもらって料金の値引きを交渉するのがおすすめです。
見積もりはインターネットや電話でも行うことができますが、引越し内容を詳細に把握してもらうためにも自宅まで出向いてもらう訪問見積もりをしてもらうべきでしょう。
訪問見積もりをしてもらうことで、荷物量などをしっかり把握して見積もりを出してもらえるので、正確な料金を出してもらうことができます。
また、訪問見積もりの方が他の業者の見積もり料金を提示しながら料金の値引き交渉がしやすいです。
実際に目の前で見積もりをするので、うまく交渉すれば値引きをすることもできます。
また、本部に連絡して値引きできるか確認してもらうこともできるので、おすすめです。
3-3-1. 本命の引越し業者は最後に見積もりをする
訪問見積もりをするときには、本命の引越し業者は最後に見積もりをするのがコツです。
本命の引越し業者の見積もりを最初にやってしまうと、他の見積もりをするためにいったん保留する必要が出てきます。
ただし、引越し業者も即決してもらいたいので、保留するとなると見積もり料金の値引きが難しくなることも。
また、いくら複数社見積もりをすると思っていても、実際には業者のセールストークに負けて即決してしまうケースも多いです。
このように、最後に本命の引越し業者に見積もりを依頼することで、他の業者の見積もりを提示しながら見積もり交渉ができるので、交渉を優位に進めやすいというメリットがあります。
そのため、できるだけ本命の業者は最後に見積もりをするのがおすすめです。
3-3-2. 即決をすることで料金を値引きしてもらう
見積もりをするときには複数業者見積もりをしたうえで、「もう少し値引きしてくれたら即決するから」と値引きをしてもらう方法もあります。
引越し業者も契約を保留されるより、その場で確実に即決してもらえる方が良いと考えています。
そのため、即決するということを伝えることで値引きに応じてくれるケースも多いです。
見積もり時の値引き額に関しては場合にもよりますが、だいたい5,000円~2万円ほどであることが多く、値引きに関してはもともとの料金が高額なほど値引き額も大きくなりやすいです。
前項でも解説しましたが、本命の業者の見積もりを最後に依頼したうえで即決をすることができれば、一番安い料金で引越しをすることができます。
見積もりの値引き交渉をするときには、即決をするという意思表示を利用して値引き交渉をしてみてくださいね。
3-4. 混載便や安いプランを選択する
引越しを安く済ませるためには、混載便や安いプランを選択するのがおすすめです。
引越し業者の中には他の引越し利用者と同じトラックに荷物を積載する「混載便」や、単身パックなど比較的料金が安いプランを用意しているところも多くあります。
また、荷物を自分ですべて梱包して、引越しだけを依頼するプランであれば安く引越しができるので、できるだけ自分でできることは自分でして料金を安くするのがコツです。
【引越し業者と混載便の例】
サカイ引越センター:ご一緒便コース
スター引越センター:混載便
【引越し業者と安いプランの例】
サカイ引越センター:せつやくコース
アーク引越センター:ミニ引越しプラン/節約プラン
日本通運:単身パックS・Lなど
上記のように、さまざまな引越し業者が混載便や格安プランを提供しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4. 激安で引越しをするなら【100円引越しセンター】
引越しを格安で行いたい場合は「100円引越しセンター
がおすすめです。
100円引越しセンターなら最安値100円で引越しができます。
また、100円で引越しができる条件も非常にシンプルで、以下の3つの条件をクリアするだけです。
【単身の引越し】
- ①2tショート車1台に積載できる量
- ②引越し距離~50km
- ③新生活に必要なアイテムの契約
【ファミリーの引越し】
- ①2tロング車1台に積載できる量
- ②引越し距離~20km
- ③新生活に必要なアイテムの契約
単身者の短距離引越しやファミリーの短距離引越しの場合にクリアしやすい条件になっています。
また、万が一引越し距離や積載量がオーバーしたとしても、基本料金100円+オーバー分の追加料金を支払うだけで引越しができるのでお得です。
ちなみに、アイテムの契約に関しては、以下の3つの中から1つ契約することが条件になります。
- A. 「インターネット(光回線)」
- B. 「モバイルWi-Fiルーター」
- C. 「SoftBank携帯乗り換えor新規」
光回線やモバイルWi-Fiに関しては、引越し先でも利用しやすいので、契約する方が多くいらっしゃいます。
また、アイテムに関しても契約しない場合でも格安で引越しができるのが100円引越しセンターの強みです。
100円引越しセンターではオプションサービスなどは行っていますか?
はい。不用品の回収や2か所立ち寄りなど、有料ではありますがサービスを提供しています。
引越し時に梱包を無料で提供してもらえますか?
はい。段ボールやガムテープ・布団袋などを無料でレンタルすることが可能です。
それはありがたいですね。さっそく申し込みをしたいと思います。
このように、100円引越しセンターは最安値100円で引越しができるだけではなく、オプションサービスなどサービス面も充実しています。また、条件を満たしていない場合でも格安で引越しができるのも魅力の1つです。
5. 高い引越し料金を安くするときの注意点!
引越し料金が高いと感じている方も多いと思いますが、高い引越し料金を安くするときには注意すべきことがあります。
引越し費用を安くする方法として見積もり時に値切る方法がありますが、その際にはやってはいけないこともあるのです。
そこでここからは、高い引越し料金を安くするときの注意点を解説します。
5-1. 引越し業者に嘘をついて見積もりをするのはNG!
引越し業者に見積もりを依頼するときにはインターネットや電話で見積もりをするときに嘘をつくのはNGです。
見積もり金額を安くするために、本来の荷物量より少なく申請した場合には、見積もり金額は安くなるかもしれません。
ただし、追加料金が発生することが多いのでやめておきましょう。
多少の荷物量の上下なら問題ありませんが、大きく異なるとトラックに入りきらないケースもあるため、虚偽の申請をしてはいけません。また、見積もり時に他社の見積もりを取っていないのに
「他のところは○○円で見積もりをしてくれた」
と値引き交渉をするのもダメです。
見積書の提示を求められた時点で嘘がバレるので正直に見積もり交渉をするようにしましょう。
5-2. オプション料金が見積もりに含まれているか確認する
引越しでは一般的な作業以外にオプションで作業を頼むこともできますが、その際にはオプション料金が見積もりに含まれているか確認する必要があります。
引越し業者では
- ・ベッドの解体・設置
- ・洗濯機の設置
- ・不用品回収
- ・エアコンの設置など
をオプションとして行っている場合がありますが、この料金が見積もりに入っていることを確認することで料金トラブルを防ぐことができます。
また、すべての料金を合算したうえで値引き交渉をした方が結果的にはお得になりやすいです。
合計の料金から値引きをするので、値引き額を増やしやすいというメリットがあります。
見積もりをするときには、最初の段階でオプションサービスを利用することを告げて、見積もり料金に含まれていることを確認するようにしましょう。
5-3. 引越し料金の安さだけで業者を選ぶのは危険
引越しの見積もりでは料金が高いか安いかに目が行きがちですが、料金の安さだけで業者を選ぶのは危険です。
引越し費用にはある程度相場が決まっているので、大手引越し業者であれば料金はそこまでの差はないはずです。
ただ、個人事業主の引越し業者や地域密着の引越し業者では、かなり料金を安く見積もるところもあります。
その場合、良いことだけではなく、後で高額な追加料金が発生する場合や引越し作業の手際が悪いこともあるので注意しましょう。
また、家具家電などの運び方が雑な場合などもあるので、後々トラブルになるケースもあります。
このように、引越し業者を選ぶときには、料金だけでなく引越しの質や信頼度も前もって確認するようにしましょう。
6. まとめ
引越しの料金が高いと悩んでいる方も多くいらっしゃいますが、一括見積サイトを利用して複数見積もりを取ったり、料金が安い日程を選んで引越しをしたりすることで料金を抑えることができます。
また、特に料金が高い繁忙期の3・4月を避けるか、避けられない場合は早めに見積もりをすることが大事です。
自分でできる工夫をしながら引越し料金を安く抑えましょう!
ちなみに、格安で引越しをしたいなら「100円引越しセンター」がおすすめです。
見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問合せください!