引越し単身パックは安い?使う上で知っておくべきこと【相場と注意点】
一人暮らしを始める学生や引っ越しを考えている社会人の方でなんとなく「単身パック」を使おうと考えていませんか?
- 「1人で引っ越しなら単身パックが安いんでしょ?」
- 「ベッドがあるけど荷物は少ないから単身パックがベスト」
- 「自転車や大型家具を運んで欲しい」
そういった方は単身パックを選ぶと損をするかもしれません。
そこで今回は、単身パックを使う際に知っておくべきことを徹底解説します。
自分に合っている最安プランが知りたい方は必見です。
1.単身パックとは?単身プランとの違いと料金相場
単身パックとは「専用のカゴ台車に荷物を積み、引越し先へ配達してもらう格安の引越しサービス」です。
1人暮らしを始める方や荷物量が少ない方向けのプランになります。
単身パック以外に「単身プラン」がありますが、こちらはトラックで運ぶいつも通りの引越しプランです。
では単身パックと単身プランの違いを詳しく解説していきます。
単身プランとの違いは料金と荷物量
単身パックと単身プランの違いは「利用料金と荷物量」です。
単身パックは料金が格安ですが、運べる荷物量は少なくなっています。
具体的な量は後述しますが、だいたい、段ボール2~3個・洗濯機・冷蔵庫・32インチTVが運べるぐらいの量です。
単身プランは通常の引越しプランの料金と同じで運べる荷物量は多くなっています。
まとめると以下のようになります。
単身パック | 単身プラン | |
料金 | 安い | 高い |
運べる荷物量 | 少ない | 制限なし |
訪問見積もり | 不要 | 必要 |
単身パックと単身プランの料金相場比較
ここからは実際に単身パックと単身プランの料金を比較していきます。
移動距離 | 単身パック(カゴ1つ) | 単身プラン |
~15km未満 (同じ市区町村) |
約20,000円 | 約32,000円 |
~50km未満 (同じ都道府県) |
約21,000円 | 約33,000円 |
~200km未満 (同じ地方内) |
約23,000円 | 約43,000円 |
~500km未満 (関東〜関西程度) |
約40,000円 | 約55,000円 |
大体、単身パックと単身プランで1万円前後の差があります。
繁忙期(3/20~4/10)は料金が5,000円近く上がります。
料金だけで見ると、荷物量が極端に少なくひとつのカゴに収まる方に単身パックはおすすめです。
単身パックで積める荷物量の目安
単身パックには専用のコンテナボックスがあり、積める荷物量に制限があります。
引越しをする前にどれぐらい積めるのか知っておきたいですよね。
引越し業者によってコンテナの大きさは若干変わります。
引越し業者名 | カゴサイズ | 料金 |
日通(Sサイズ) | 横幅108㎝×高さ155cm×奥行き74㎝ | 19800円 |
日通(Lサイズ) | 横幅108㎝×高さ175㎝×奥行き104cm | 22000円 |
ヤマトホームコンビニエンス | 横幅104㎝×高さ170㎝×奥行き104cm | 23100円~35200円 |
サカイ引越センター | 横幅105㎝×高さ144㎝×奥行き75cm | 44000円 |
基本的にコンテナサイズは「Sサイズ」「Lサイズ」があります。
横幅はS・Lともに共通で105㎝前後で、コンテナの高さと奥行きはサイズでかわります。
サイズ別で積めるパターンをいくつか紹介いたします。
【Sサイズ】
- 冷蔵庫(300L以内)・縦型洗濯機・電子レンジ・薄型テレビ(~26型)
- 冷蔵庫(300L以内)・薄型TV(32~42V型)・TV台(小)
- デスクトップパソコン・パソコンラック・ミニテーブル・カーペット
【Lサイズ】
- 冷蔵庫(300L以内)・薄型テレビ(~26型)・ソファー(一人掛け)・カラーボックス・段ボール3つ
- 冷蔵庫(300L以内)・縦型洗濯機・電子レンジ・炊飯器・薄型テレビ(~26型)・ノートパソコン・ソファー(一人掛け)
- 冷蔵庫(300L以内)・ドラム式洗濯機・薄型テレビ(~26型)・カラーボックス・衣装ケース(3段)
Sサイズは必要最低限のものしか積み込めませんが、Lサイズは一人分の荷物ならかなり入りますね。
3.単身パックで積めないもの
単身パックは「コンテナで運ぶ」ので大型家電や大型家具は積めません。
実際に積めないものは以下の通り。
- ・ピアノ
- ・シングルベッド
- ・二人がけソファー
- ・食器棚
- ・タンス(大)
- ・冷蔵庫(3ドア以上)
- ・組み立て式家具(ベッド・机)
- ・エアコン
- ・自転車
単身パックのコンテナに入らない荷物は別送品として別料金になります。
引越し先の距離や運ぶモノによって料金が変わりますので、料金の詳細に関しては見積もりをお願いします。
4.単身パックのメリットとデメリット
ここまでで単身パックの料金と荷物量、積めないものに関してお伝えしてきました。
ただ、ここで気になるのが単身パックを使うメリットとデメリット。
では実際に見ていきましょう。
【メリット】
- 単身での引っ越しプランよりも安い
- 訪問見積もりが不要
【デメリット】
- 積めない家具が出た場合は割高になる
- ベッドが入る単身パックは存在しない
- 荷物が必ず引っ越し当日に届くわけではない
- 通常の見積もりと違い、割引が少ない
- ダンボールは有料
単身パックの最大のメリットは「安さ」です。
また、積める量が明確に決まっているので訪問見積もりは必要ありません。
最大のデメリットは荷物が多いと「料金がかなり高く」なります。
場合によっては通常の引っ越しプランのほうが安い場合も。
単身パックを当日に受け取る場合は集荷日と届け日をしっかり計画して置く必要があるので注意です。
5.引越し先でインターネット契約予定の方に朗報
新居でインターネットの契約を予定している方は引越し料金を安くするチャンスです。
弊社100円引っ越しセンターでは指定した商材を契約いただくと引越し料金が100円になるサービス。
その条件のうちの1つに「インターネットの契約」があるというわけです。
具体的な商材は以下の4つ。
- ①インターネット回線
- ②モバイルWi-Fiルーター
- ②ホームルーター
- ③SoftBank、Y!mobileの携帯(新規契約or乗り換え)
このうちの1つを契約していただくと引越し代が安くなります。
・・・では続いて、100円引越しセンターの魅力をご紹介!
- 単身もファミリーも100円で引越しできる
- 便利なサービスを面倒な手続きなく同時契約
- 厳選した1社のみのご提示によりセールスの電話もなし
- 提携引越し会社は優良な約20社のみでサービスも安心
- 引越しに必要な梱包材は無料でレンタル可能
- 不用品引き取りやマイカー輸送などの有料オプションも充実
少しでも気になる方は、まずはぜひお気軽に100円引越しセンターへお問合せを。
ささいなご相談やお見積りだけでも、スタッフ一同お待ちしております!
8.まとめ
一人暮らしの引越しでは、荷物の量に合わせて引越しサービスを使い分けることが大切です。
それでは最後に、今回ご紹介した内容のまとめをチェックしましょう。
- 荷物が少ない単身者は「単身パック」がお得
- 大型の家具家電があるなら「単身プラン」が割安に
- とにかく安く引越したいなら断然「100円引越しセンター」
まずは荷物の量を把握して、あなたにぴったりの引越しサービスをお選びください!
引越しを機に不要なものは処分し、新居に運ぶ荷物を減らすのもおすすめですよ。