引越し後の使用済みダンボールの処分方法
引越し後のダンボールは、どのように処分していますか?
突然でしたが、引越し後に残った使用済みダンボールの処分に困る方は多いものです。
せっかく新居がキレイに片付いても、大量に残った使用済みダンボール。数は人それぞれですが、概ね単身で10箱くらい、ファミリーなら20箱以上はあるでしょう。これを処分して、やっと全ての引越しが完了したことが実感できますよね。
そこで今回は、引越し後の厄介な使用済みダンボールの処分方法をご紹介いたします。
1.引越し後の使用済みダンボールの処分方法
まず引越し後、片付け終わったダンボールは1つずつばらして折り畳み、用意しておいたビニール紐などで何枚かをまとめて縛っておきます。
それが一通り完了したら、次に処分方法を考えていきますが、正しい方法で処分して下さい!
①引越し業者の回収サービスを利用する
基本的に、引越し業者では使い終わったダンボールの回収サービスがあります。
ただし、有料・無料と会社によって異なります。ここでは、大手の引越し業者の回収サービスをご紹介いたします。
◆アート引越センター
アフターサービスの一環として「ダンボールお引取サービス」があり、お引越し後に不要になったダンボールを無料で引き取ってくれます。
ただし、引越し後3ヶ月以内1回限り。3ヶ月以降は有料になるものの、引取りはしてくれます。
◆日本通運
見積もりの際にお願いしておくと、使用済みのダンボールは無料で回収してくれます。
ただし、引き取り期限は、単身パック当日便が作業終了後1ヶ月以内。その他は、作業終了後3ヶ月以内、それぞれ1回限りになっています。
◆サカイ引越センター
引越完了後のダンボールのお引取りは、1回につき1,000円(税別)が必要になります。
また、3/14~/15の、いわゆる繁忙期間は、ダンボールの回収はしてくれないので、見積もりなどの際に確認が必要です。
◆ヤマトホームコンビニエンス
「引越らくらくタイムリーサービス」「建替引越パック」のプラン限定で、引越し後の使用済ダンボールを引き取ってくれます。
また、「単身引越サービス」は、別途3,000円(税抜)が必要。
◆アーク引越センター
依頼をすれば、使用済みダンボールの回収をしてくれます。
積極的にリサイクル運動にも取り組んでいますので、お気軽にご相談ください。とのこと。
以上、5社ご紹介しました。
期限付きですが無料で回収している会社は多く、一部有料サービスもありますが、それほど大きな金額ではないので、引越し業者に依頼した方が確実で安心ですね。
また、引越し業者に回収を依頼するときには、ガムテープは外して、キレイに折り畳んでまとめておくようにしましょう。
②自治体の資源ゴミの日に出す
大半の自治体では、ダンボールは資源ゴミとして取り扱われています。なので、燃えるゴミで出しても持って行ってくれません。
各自治体では、資源ゴミの日を指定してありますが、自治体によって異なるので事前に確認が必要。
また、一気に大量のダンボールを捨てるのもNG。集積場所がダンボールで一杯になり、他の方の迷惑になります。
このように、出す際にもルールに沿って出すようにしましょう。
また、地域によって町内会や子供会が主催する廃品回収が行われているところがあります。
もちろん無料で引き取ってくれるので、地域情報にも耳を傾けておきたいですね。
③古紙回収業者に依頼する
最近はあまり見掛けなくなりましたが、古紙回収のアナウンスをしながら巡回している古紙回収業者に依頼する方法もあります。
古紙回収業者は、もちろん無料で引き取ってくれます。ダンボールは古紙よりも高く売れるので、喜んで引き取ってくれるでしょう。
④リサイクルセンターに持ち込む
全国各地域には、古紙リサイクルや資源物回収といったセンターが設けられています。インターネットで検索すればすぐに見つけられますよ。
無料で回収してくれて、自分のタイミングで捨てられるメリットはあるものの、大量のダンボールを持って行く手間はかかります。
以上、使用済みのダンボール処分方法を4つご紹介しました。
もちろん不法投棄をする方はいないと思いますので、正しい方法で処分するようにしたいですね。
2.まとめ
引越しの後、何かと困るのが使用済みダンボールの処分。
処分方法を4つご紹介しましたが、確実なのはやはり引越し業者の回収サービスを利用すること。
無料・有料とサービス内容は異なりますが、依頼すれば回収してもらえます。
もちろん、自治体や古紙回収業者、リサイクルセンターといった方法はありますが、ひと手間必要になりますよね。
どの方法でもいいので、ダンボールは正しく処分して、引越し作業を完結しましょう。