事前にしっかりチェック!引越し当日にやることの流れ
引越しに向け準備をしてきて、さぁいよいよ引越し当日!
これまでの頑張りを無駄にしないように、しっかり当日の引越しを成し遂げたいですよね。
最後の最後にうっかりという事がないように気をつけるべきことは、
- 当日作業の流れを把握
- 旧居に忘れ物をしない
- 当日に出たゴミの処理
などです。
それでは引越し締めくくりの当日にやることを細かく確認していきましょう。
1.引越し当日の流れ
引越し当日の流れとしては、「旧居での作業」と「新居での作業」の2つが大きな作業内容です。
出来るだけ引越し当日に作業は残さずに前日までに終わらせておきましょう。
引越し業者が来るまでに間に合わないと引越し業者の予定にも支障が出てしまいます。
引越しの作業内容の概要を確認します。
引越し業者の営業マンに伝えていると思いますが、念のために割れ物や、慎重に運んでほしい物については再度しっかり話しておいた方が良いです。
後は引越し業者さんにお任せでOKです。
いろんな家具・家電の裏からゴミなどが出てきます。
引越し業者が作業をしている間に、少しずつ作業の邪魔にならないよう清掃をしていきましょう。
作業が終わってから始めると、引越し業者との移動時間にずれが出てしまいますので、出来るだけ同時進行で清掃すると良いです。
この作業を忘れてわざわざ戻ったりしなければならないのは大変ですよね。
必ず、退室する際に確認するようにしましょう。
これで、旧居の作業は終わりです。
引越し業者と同じ時刻で新居に着くように移動します。
最後に旧居の戸締りも忘れずに!
手続き先 | 手続き方法 | 必要書類 | 手続き者 | 注意事項 | ||
☑ | 残った荷物の処分 | 自宅 | 本人or配偶者 | |||
☑ | 部屋の掃除 | 自宅 | 本人or配偶者 | |||
☑ | 電気のブレーカーを下す | 自宅 | 本人or配偶者 | 下し忘れると電気代がかかり続けるので要注意! | ||
☑ | 退室してカギを閉める | 自宅 | 本人or配偶者 | カギはポストの中か、後日管理会社へ郵送となるため確認が必要です。 |
上記チェックリストは忘れることが無いように必ず押さえておきましょう。
①:新居のカギを受け取る
管理会社からカギを受け取って新居に向かいましょう。
新居のカギを開けて、引越し業者に搬入してもらいましょう。
搬入前に、引越し業者さんと荷物を下ろす大まかな場所などを打ち合わせしながら下ろしてもらいましょう。
全ての荷物を搬入したら、まずはすべて揃っているかチェックします。
記憶だけでは漏れが発生しやすいので、チェックリストを作っておくと役に立ちます。
また、この時に傷や破損がないかのチェックをすることも忘れずに!
全ての搬入とチェックが終われば、引越し業者の作業は終わりになります。
引越し料金の精算をしましょう。
電気のブレーカーを上げましょう。ガスの開栓は立ち合いが必要になるので、前もって引越し当日に設定していればその日に立会い開栓しましょう。
あとは荷解きと荷物の整理をするだけです。
ですが、荷解きの前にゴキブリなどが気になる方はバルサンなどを使っておきましょう。
荷解きも思ったより大変な作業なので、引越しで体も疲れているでしょうから無理のないように進めていきましょう。
引越し当日にザワザワ作業をしていますので、引越し当日のうちに近隣の方への挨拶に回りましょう。
最初が肝心ですよ。
【新居での作業内容のチェックリスト】
手続き先 | 手続き方法 | 必要書類 | 手続き者 | 注意事項 | ||
☑ | 新居のカギをもらう | 引越し先の管理人 | 直接訪問 | 本人or配偶者 | ||
☑ | バルサンをたく | 自宅 | 本人or配偶者 | 個人の好みですが、荷物を入れる前にやっておくのがべスト。 | ||
☑ | 家具や運搬物の確認 | 自宅 | 本人or配偶者 | |||
☑ | 荷解きして、新居へ設営 | 自宅 | 本人or配偶者 | |||
☑ | ガス栓開けの立ち合い | 自宅 | 本人or配偶者 | 事前に立会いの日を予約していれば、 引越し当日からガスが使えます。 |
||
☑ | 電気のブレーカーを上げる | 自宅 | 本人or配偶者 | ブレーカーを上げるだけで、電気が使用できるようになります。 | ||
☑ | 近隣の人への挨拶 | 自宅 | 直接訪問 | 本人or配偶者 |
2.引越し当日に必要なもの
引越しの当日に必要なものとは何でしょう?
これは、引越しをした経験のない方には分かりづらいことですが、しっかり準備をしたつもりでも何かしら落とし穴があるのが引越しです。
ということで、今までに引越しをされた方へのアンケートで
「引越し当日にあったが良いものベスト5」
を出してもらいました。
1位 | 掃除道具 (掃除機・ゴミ袋) |
引越しの荷物を外に出している間に出てくるのが「ほこり」や「ゴミ」です。 これが予想以上に出てきます。掃除機・ゴミ袋は準備しておいた方が良いようです。 |
2位 | カーテン | 新居で片づけに夢中でいたら、外は真っ暗。 カーテンが無く「部屋の中が丸見え」ということに気づいた時には、時すでに遅し…です。 |
3位 | 照明用の段ボール | 忘れがちなのが照明の存在です。 最後まで利用するので、取り外すことを忘れがちです。 取り外した跡に裸で運ぶのは危険なので証明用の段ボールを残しておいたが良いですよ。 |
4位 | トイレットペーパー | 引越しの旧居でも新居でも大活躍します。 いざという時に「ない!」となると大変な思いをします。 |
5位 | スリッパ | 引越しの作業中に移動する時にホコリなどで床が汚れています。気がつけば靴下が真っ黒。スリッパは残しておいた方が良かったです。 |
いかがでしたか?参考になったでしょうか?
私はやはりトイレットペーパーはなるほどと思いました。
段ボールに直し込むのではなく一つはすぐに出す事が出来るようにしておいた方がいいですね。
3.引越し当日の移動はどうすればよい?
引越し当日の移動は自家用車で移動するか公共機関を利用しての移動になります。
「引越し業者のトラックに乗せてくれないの?」とのお問い合わせがありますが、基本的に乗せることはできません。これは、何も意地悪で乗せてくれないということではなく、何か事故に巻き込まれた時に何も保証が無いということです。これはペットも同じです。
簡単に言えば、引越し業者は「荷物の保証」はあっても「生き物の保証」は無いということですね。
なので、基本的には車で移動するか、公共機関を利用して移動することになります。
4.引越し当日に出たゴミはどうする?
引越し当日に出たゴミをどうするかも前もって把握しておいた方が良いです。
なぜなら予想外にゴミが出てくることが多いからです。
引越し先へゴミを持っていくことに抵抗がなければ、この方法が最も簡単な対処法です。
引越し後、地域のゴミ回収日に指定の場所へ持ち込みましょう。
腐敗した可能性のある生ゴミだけは、引越しの荷物に紛れ込ませることはもちろん、引越し会社に処分を依頼することも出来ません。
もし、ご近所と日ごろから付き合いがあり、良好な関係が築けているのであれば、当日残ってしまった生ゴミだけ回収日に捨ててもらえるよう引越し前にお願いするのも一つの手です。
引越し先へももって行けない、ご近所に頼むのも気が引ける。そのような時は、地域によっては焼却場などの処理センターへ直接持ち込める場合もあります。あらかじめ、焼却場の場所などを調べておきましょう。
段取りの段階では想定していなかった粗大ゴミなどが出る可能性もあります。
そんな時は、粗大ゴミが出ると分かった時点で引越し業者に相談してみましょう。
引越しで発生した不用品の回収サービスを行っている業者も多いため、サービスの有無と利用方法を確認しておきましょう。有料か無料かは、引越し業者によって異なりますので確認が必要です。
当然なるべく引越し当日にゴミが出ないように準備を進めることが大切ですが、引越し当日にゴミを出さないということは無理に近いことなので、「引越し当日にゴミは出る」ということを大前提に準備をしていきましょう。
そうすれば、当日に慌てることなく事を進めることが出来ますよ。
5.引越し当日の業者との関わり方
引越し当日の引越し業者との関わりは
引越し業者が到着する前に作業を終わらせましょう。
荷物の運搬の打ち合わせ
いろいろとゴミが出てきたりするので、同時進行で清掃を行いましょう。
忘れ物がないかをしっかりチェックしましょう
お客様は車か公共機関での移動になります。
下ろす場所の確認作業
荷解きを同時進行で出来る範囲で進めます。その時に破損や傷などのチェックも忘れずに行いましょう。
最終的に忘れ物・破損・傷などの確認を行って、何もなければ終了です。
6.まとめ
引越し当日の作業として重要なのは忘れ物のチェックはもちろん、引越し業者に運んでもらった物の破損・傷などのチェックもしっかり行いましょう。また、引越し当日の流れを把握し、当日に必要な物を忘れずに準備しておくことも重要です。
最後まで気を抜かずに気持ちよく引越しを完了できるよう、準備をしっかりと行いましょう。