本当に安い!?単身引越しパックとは?
早速ですが、「引越し単身パック」というサービスをご存知ですか?最近では、テレビCMなどで一人暮らしの引越しとしてお馴染みですよね。安く・手軽に引越しができる「引越し単身パック」。これから一人暮らしを始める方などには、もってこいの引越しサービスですが、
「本当に安いの?」
と、疑問がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これから、「単身引越しパック」のことを詳しく説明していきますね。引越しを考えている「一人暮らしの方」必見です!
1.単身引越しパックのサービス内容
引越しの年間件数は数百万人以上にもおよび、その半数以上を「単身者」が占めています。一口に単身引越しといっても「住み替え」「初めての一人暮らし」「転勤・単身赴任」などさまざま、荷物の量から移動の距離まで違いますよね。
そんな単身者が望む多くのニーズに応えるため、多くの引越し業者では、近年「単身パック」というサービスを展開しています。
「単身引越しパック」のサービス内容
単身引越しパックは、「高さ170cm×横幅110cm×奥行100cm」 容量1.8m3程度の下に滑車が付いた専用のコンテナBOXに荷物を積み込んで運送する引越しサービスです。
簡単に特徴をまとめると
- 費用が安い
- 荷物をコンテナBOXに納めて輸送
- 基本的に訪問見積もりはありません
- 梱包用のダンボールの無料配布・回収がない
以上のことを踏まえて、これからメリット・デメリットをご説明します。
2.単身引越しパックのメリット・デメリット
「単身引越しパック」のメリット
- 見積もりなし、追加料金なしで利用できる
引越し費用は、コンテナBOXのサイズで決められているので訪問見積もりなどはありません。また、コンテナBOXに荷物が納まっている限り追加料金は発生しません。 - 格安で運送できる
コンテナBOXは、トラックに他の依頼者のBOXを何台も混載して運送します。このことから、「ドライバーの人件費」などの「輸送費用」が抑えられ、引越し費用にも反映されるのです。 - 荷物が破損・紛失することがほとんどない
出発から到着まで、コンテナBOXに入れて運ぶので人の手に触れる機会も少なく、鉄製のBOXが荷物を保護する役割を果たしているため、荷物の破損・紛失のリスクが大幅に軽減されます。
「単身引越しパック」のデメリット
- 専用のコンテナBOXの中に荷物が納まらないと追加料金がかかる
単身パックは、コンテナBOX1台に入りきる荷物で運送した場合に限りお得に引越しができます。そこで、「荷物がBOXに納まらない」場合、積みきれない荷物を追加で依頼する必要があり、割高な追加料金がかかってしまいます。ですから、荷物の量の確認は必須です。 - 梱包用のダンボールの無料提供・回収がない
単身パックでは、ダンボールの無料提供、回収サービスがないので、ダンボールは自分で調達、廃棄しなければいけません。近くのスーパーなどで調達できる場合もありますが、大きさがバラバラになり積み込みの際に隙間ができたりします。
まずは、コンテナBOXのサイズを確認してからダンボールを調達した方が良いでしょう。 - 運送できる荷物のサイズが決められている
基本的にコンテナBOXより大きな荷物は運送できません。例えば、大きいソファやベッドなど入りきらない荷物は別途「家財専用便」を依頼して運送します。判断が難しい荷物に関しては、業者に相談しましょう。
3.単身引越しパックの積載量・費用比較
引越し業者によって専用のコンテナBOXのサイズと費用が異なります。一例ですがご覧ください。
会社名 | タイプ | BOXサイズ | 料金 |
ヤマトホーム コンビニエンス |
単身パック | 1.04m×1.04m×1.70m =1.83㎥ |
17,000円 |
単身パックmini | 1.04m×1.04m×1.30m =1.40㎥ |
16,000円 | |
日本通運 | 単身パックS | 0.74m×1.08m×1.55m =1.24㎥ |
17,000円 |
単身パックL | 1.04m×1.08m×1.75m =1.96㎥ |
18,000円 | |
ハトのマークの 引越センター (200km以上専用) |
小鳩パック | 0.80.m×1.1m×1.7m =1.50㎥ |
21,000円~ |
青春引越便 | 1.05m×1.05m×1.8m =1.98㎥ |
要確認 | |
三八五引越し センター |
シングルパックM | 0.8m×1.1m×1.5m =1.30㎥ |
15,000円~ |
シングルバックL | 1.1m×1.1m×1.7m or 0.9m×1.3m×1.7m=2.0㎥ |
18,000円~ |
4.割引特典を上手に利用しよう
「単身引越しパック」には、料金が少しでも安くなる「割引特典」が用意されています。
これらの割引を組み合わせることで、もともと安いプランが更に安くなります。依頼する際に担当者に確認してみましょう。こちらも一例ご覧ください。
会社名 | 割引特典 | 割引額 |
日本通運 | Web割引 | 2,000円(税別) |
複数ボックス | 1,000円(税別) | |
エリア割引 | 1,000円(税別) | |
クロネコヤマト | Web割引 | 2,000円(税別) |
平日割引 | 1,000円(税別) | |
早期申込割引 | 1,000円(税別) | |
複数ボックス割引 | 1,000円(税別) | |
ハトのマークの引越しセンター | 複数ボックス割引 | 1,000円(税別) |
インターネットから依頼するだけで、2,000円割引になりますのでWeb割引など上手に活用しましょう。
5.まとめ
「単身引越しパック」においては、「コンテナBOXに荷物が納まる」ことが重要です。
自分の荷物の中に、大きなベッドなどの大きな家具がある方はこのサービスには向いていないと思います。そんな荷物が多い方には、「単身プラン」というサービスも用意されていますので、確認してくださいね。
気になる方は、「引越し一括見積もりサイト」を利用すれば、自分がどのタイプなのか判断しやすくなりますので、有効に活用しましょう。