引越しで荷物が遅れて届くときの対応
引越しの際に、荷物が後からになる引越しと言うのを経験されたことがある方はいらっしゃいますか?引越し距離が近いと基本的には無いのですが、引越し距離が遠く、予定通りに進まない場合に荷物が後日に届くということが発生したりします。
そんな時、どのように対応しますか?
それでは、もし荷物が自分より遅れて届く場合、どのように対応したらよいのか参考にご説明いたします。
1.荷物が遅れて届くときの対応
冒頭でもご紹介しましたが、様々な理由で荷物が遅れて届くケースがあります。このようなケースは、「標準引越運送約款 第9条 荷物の引渡しを行う日」の中で、
第9条(荷物の引渡しを行う日)
当店は、見積書に記載した引渡日に荷物を引き渡します。
また、荷物受取時に、引渡日時を荷送人又は荷受人に対して通知します。
と、引越し業者による荷物の引渡しの日と、当日の時間帯について規定しています。
1日で終わる引越しの場合、引越し業者としては、荷物の搬出が完了するまでは搬入先で荷物を搬入する時間帯が読めません。このため、搬出が完了した時点で、依頼者に対して搬入開始の時間帯を通知します。
ただし、長距離の移動が伴う場合など、1日で引越しが終わらない場合は、見積もりの段階で、引渡日時を決めてしまうことがあります。しかし、現実には交通渋滞等により、引越し業者が引渡日または引渡日時に荷物を引渡すことができないこともあります。
このため、荷物の引渡日に引越し業者が間に合わず、止むを得ずホテルなどに宿泊した場合など、実際に費用が発生した場合でもない限り、引越し業者から補償を受けることは難しいです。
そのような時は、近くに実家があれば実家に戻ったり、それが困難な場合は一時的にホテルなどに宿泊することになりますが、ホテル代金などの補償は受けることができます。
以上のように非常に稀なケースですが、荷物が遅れて届く場合は、引越し業者に問合せてホテルなどに宿泊するのが最適な対応ではないでしょうか。
2.まとめ
引越しの荷物が遅れるという稀なケースですが、まずは慌てず引越し業者の担当者に問い合わせてみましょう。もし、ホテルなどに宿泊しても費用は請求できるようになっています。
引越し業者も間に合わせるため一生懸命なので、渋滞など仕方ない事情の場合は、あまり責め立てないようにしましょう。