失敗しないホームクリーニング術！リスクと洗濯の正しい手順・方法

突然ですが、「ホームクリーニング」とは何なのかご存知ですか？

ホームクリーニングとは、簡単に言えば「通常はクリーニングに出す衣類を自分で洗う」こと。
家庭用洗剤の充実や洗濯機の高性能化により、自宅でクリーニングをする方が増えています。

ですが普段ならクリーニングに出す衣類を自分で洗うのですから、失敗はつきものです。
一番の失敗例としては、「衣類が縮む」というトラブルが多く見られます。

そこで今回は、ホームクリーニングの失敗例と衣類別の正しいクリーニング方法を解説します。

1．ホームクリーニングのリスクとは？失敗する理由を解説

誤った方法でホームクリーニングをすると、お気に入りの服が台無しになってしまう可能性も。
実際にホームクリーニングに失敗してしまい、クリーニング店に駆け込む方が後を絶ちません。

そこでまずは、ホームクリーニングに失敗する理由についてご紹介します。

失敗の理由①洗濯の知識が不足している

ホームクリーニングに失敗する大きな理由としては、「洗濯の知識が不足している」ことです。
例えば次のように、知識不足が原因で失敗する方が多く見受けられます。

失敗の理由②衣類の素材を理解していない

さらに、「衣類の素材を理解していない」こともホームクリーニングでよく見られる失敗例。
例えば同じ種類の衣類でも素材が異なるものも多いのですが、それを考慮せず洗濯して失敗するケースが多いです。

よって衣類の素材を確認すること、洗濯できる素材とできない素材を理解することが重要です。

洗濯できる素材	ウール（毛）、麻、ポリウレタン、ダウン、ポリエステル、ナイロン、アクリル
洗濯できない素材	シルク（絹）、レーヨン、キュプラ、アステートとこれらの混紡、皮革、毛皮

↓洗濯の基本はこちらから↓

• 『学ぼう！始めよう！一人暮らしの洗濯の基本』

2.ホームクリーニングで失敗しないためには？ポイントを4つご紹介

ここでは最も多い失敗例、衣類が「縮まない」ためにはどうすれば良いのか解説。
縮ませないホームクリーニングのポイントを4つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ポイント①洗うなら手洗いする

ホームクリーニングができるとされている衣類は、基本的にデリケートな衣類ばかりです。
よって洗濯機が使える衣類でも、手洗いをするようにしましょう。

また擦り洗いをすると摩擦が起こり衣服が傷みやすいので、手で上から押し、離す、持ち上げる動きを繰り返す「押し洗い」がベストです。

ポイント②脱水する時は1分未満

手洗いした後は、絞らずに洗濯機で脱水のみ行うのが基本です。
特にウール素材の衣類は、絞ると繊維が縮み、固くなってフェルト化するので絶対にNG！

また脱水は、シワ対策のためにも1分未満で済ませるのがベストです。

ポイント③整形してから干す

脱水が終わったら、縮んだ部分やシワが寄っている部分を伸ばしてある程度形を整えてから干すようにしましょう。

ポイント④アイロンの蒸気を当てて仕上げる

襟や袖口など縮んでしまった繊維を伸ばすには、アイロンの蒸気（スチーム）を当てて仕上げるのがポイント。
当て方は簡単で、アイロン台に服を置き、アイロンのスチームをかけるだけです。

また当て布をしてアイロンを押し付けると、繊維がつぶれてしまいフワフワ感がなくなるのでお控えください。

3．衣類別失敗しないホームクリーニング術！手順をチェック

ここからは、衣類別に失敗しないホームクリーニング術を詳しく解説していきます。
今回ピックアップする衣類は、扱いが難しいとされる「ダウンジャケット」と「スーツ」です。

◆ダウンジャケットのホームクリーニングの方法・手順

まずは、ダウンジャケットのホームクリーニングの方法・手順を詳しく見ていきましょう。

①ファー付きのものは取り外す

リアルファーが付いている場合、水洗いできないので取り外してから洗いましょう。
もしも取り外せないなら、自分で洗うのではなくクリーニング店に出すことをおすすめします。

またフェイクファーに関しては、ホームクリーニングでも問題ありません。

②洗濯槽で押し洗い

洗濯槽に水を溜めたら、おしゃれ着用の中性洗剤を使って溶かしダウンジャケットを浸します。
このとき洗濯機を回すのではなく、洗濯槽の中で優しく押し洗いをするのがポイントです。

押し洗いが終わったら30秒ほど脱水し、再び洗濯槽に水を張って押し洗いの要領ですすいで1分程度脱水します。
少々手間は掛かりますが、この作業を2回繰り返して丁寧に洗ってください。
　

③仕上げに柔軟剤を使う

すすぎで洗剤を落としたら、ふんわり仕上げるために「柔軟剤」を使いましょう。

脱水したら、再び水を張った中に柔軟剤を標準量だけ溶かし入れます。
そこにダウンジャケットを3分間浸したあと、30秒脱水すればOKです。

④空気を入れてふんわりと

脱水まで完了したら、ダウンジャケットをハンガーにかけて「陰干し」してください。
羽毛が固まっている場合は、ある程度乾いてから手で軽くほぐし、軽く叩いて形を整えます。

中の羽毛は乾きにくいので、さらに2～3日ほど室内干しで自然乾燥させます。
完全に乾いたら、ジャケット全体を振り空気を入れ、羽毛が均一になるように整えるとふんわりするのでおすすめです。

◆スーツのホームクリーニングの方法・手順

続いて、スーツのホームクリーニングの方法・手順を詳しく見ていきましょう。

①ケアラベルを確認して洗い方を確認する

まずは取り扱い表示を見て、「洗濯機OK」なら弱水流、手洗いコース、ドライマーク対応コースのいずれかで洗います。

②上下別々に洗濯ネットに入れる

スーツを洗う際には、上下別々に洗濯ネットに入れるのがポイントです。
上着は大きめのネットを用意し、ボタンを外した状態で内側に2つ折りにたたんで入れます。

ズボンは左右両方の裾を合わせて、3つに折りにたたんで別のネットに入れましょう。
スカートの場合は、洗濯ネットの大きさに合わせて2～3つに折りたたんで入れます。

③しっかり水に沈めてから、上下一緒に洗う

洗濯機の中で浮かないようにしっかり沈めて、上下一緒に同じ洗剤で洗っていきます。
洗剤はおしゃれ着用がダメージケア用、脱水は1分程度に設定しておきましょう。

④形を整えて、陰干しする

脱水が終わったらすぐに取り出し、縫い目の縮みを軽く引っ張って形を整えて陰干しします。
上着は肩の部分を持って軽く振り、厚みのあるハンガーにかけて干しましょう。

また上着は襟の形を整え、ボタンを外した状態でシワが寄らないように身ごろの位置を調節してください。
ズボンやスカートは、小物干しに筒状に吊るして干すのがポイントです。

4．まとめ

今回はホームクリーニングについて徹底解説しましたが、いかがでしたか？

まずは、洗濯の基本である「ケアラベルの見方」を学んで正しい知識を得るのが重要。
とはいえお気に入りの洋服は、自分で洗わずにクリーニング店に出すことをおすすめします。
ホームクリーニングに失敗して大事な衣服が台無しになってしまっては、本末転倒です。

ぜひ参考にして、正しい知識と方法でホームクリーニングにチャレンジしてみてください。

それでは最後に100円引越しセンターをご紹介するので、少しでも気になる方はご覧ください！

5．引越しをご予定なら！業界最安の「100円引越しセンター」へ

とにかく安く引っ越したい方には、「100円引越しセンター」がおすすめです！

100円引越しセンターなら、とある条件を満たすだけで引越し料金がたったの100円に。
さらにお客様に最適な1社を厳選してご提案するため、無理な勧誘も一切なく安心です。

100円で引っ越しできる条件は、「新生活に必須のサービス」をどれかひとつ同時にご契約いただくことになります。

• 「新居でもネット回線を契約する予定だった！」
• 「そろそろスマホを買い替えようと思っていた！」

そんな方にとっては、まさにいいこと尽くしですよね。
激安で引越しができる上に、新居で必要なサービスが引越しと同時に手間なく揃うんです。

それでは続いて、100円引越しの「距離」や「荷物量」などの諸条件をご紹介します。

単身引越しプラン	・1人暮らしの方 ・引っ越し距離が50km以内 ・2tショート車に収まる荷物量 詳しくはこちら
ファミリー引越しプラン(2人以上)	・2人以上のカップル・家族の方 ・引っ越し距離が20km以内 ・2tロング車に収まる荷物量 詳しくはこちら

・・・では最後に、100円引越しセンターの魅力をご紹介！

少しでも気になる方は、まずはぜひお気軽に100円引越しセンターへお問合せを。
ささいなご相談やお見積りだけでも、スタッフ一同お待ちしております！