引越しの際のお掃除について「トイレ編」
引越しの掃除の中でも、力が要りそうな場所といえば「トイレ」!
トイレを使わない日は1日もないですよね。多い方なら1日4~5回はトイレを使用するのではないでしょうか。そんなトイレの汚れは結構頑固。日々小まめに掃除していても汚れが目立ちやすい場所でもあります。それでは、引越しの時のトイレ掃除のテクニックをご紹介いたします。
1.引越し前のトイレ掃除は丁寧に!
引越し後クリーニング業者が入ると言っても、ある程度汚れを落としておかないと印象も悪くなり、費用を余計に請求されてしまったら大変!
そこで、トイレと言えば、「便器」「タンク」「壁」「床」と掃除するポイントは様々。部分別に掃除の仕方などご覧ください。
➀「便器」の掃除方法
まずは、便器全体の汚れを拭き取っていきます。トイレの拭き掃除には、水に濡れても大丈夫な「トイレクイックル」などのトイレ掃除シートがおススメ。
使い終わったらそのままトイレに流すことができる非常に優れた掃除アイテムです。また、拭き掃除しながら便器全体の汚れを見ていきます。特に、便器の水が溜まっている部分は、「黄ばみ」「黒ずみ」が発生していることがよくありますよね。
そこで裏技として…黄ばみ、黒ずみを取るには「重層」と「クエン酸」!
洋式便器の水が溜まっている部分の黄ばみ、黒ずみが出来ている場合は、「重層」と「クエン酸」が効果的!普通に掃除するときは、重層とクエン酸を適量振りまいたあと、トイレ用ブラシでゴシゴシ洗うだけで簡単に汚れが落ちてきます。
特に「黄ばみ」の原因である尿石汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うことでスッキリ落とすことができます。クエン酸がない時は、「酢」を使っても同じ効果がありますよ。
➁「タンク」の掃除方法
タンク内というのは常に水気のある状況なので掃除しないと黒ずみや黄ばみが溜まるものです。タンク内部の汚れは結構しつこいのですが、引越し前にしっかりと掃除をしておきましょう。掃除の手順は次の通りです。
- タンクに入る水を止める
- タンクの蓋を取り外し、蓋の裏側についた汚れをトイレ用洗剤で落とす
- タンクの水を抜き、トイレ用洗剤で内部をブラッシング
- 洗い終わったら止水栓を開けてタンク内をすすぐ
- 最後に蓋を閉めて完了
➂「壁」の掃除方法
男性の場合は、立ったまま用を足すスタイルが多いので、尿飛びしていることが多いです。トイレの壁の掃除方法は基本的に拭き掃除です。尿飛びは腰くらいの高さの壁に付きやすいので、その辺を重点的に掃除していきます。
トイレの壁が壁紙の場合は中性洗剤を薄めて付けた雑巾を使って掃除をしましょう。強くこすると壁紙が傷んでしまうので、ポンポンと叩きながら汚れを落としていくのがポイントです。
④「床」の掃除方法
トイレの床には、尿や手を洗ったときの水が飛び散っているものです。トイレの床掃除にも「トイレ掃除用シート」がベスト。床の汚れは便器に近い位置で起こりやすいので、便器近くの床を重点的に掃除しましょう。
2.まとめ
引越すからと言って、トイレが汚いとクリーニング業者の人も嫌なものですよね。入居時のようにピカピカにするまで綺麗にする必要はありませんが、見た目にもスッキリ見えるようにしましょう。
トイレが綺麗だと印象も結構良いものですよ。