引越し当日は新居のカーテンの準備は忘れずに!

引越し当日、新居での生活をスムーズに始めるためには、カーテンを事前に準備しておくことが欠かせません。
カーテンはただ用意すればよいものではなく、窓のサイズを正しく測っておくことや、部屋の用途に合った種類を選ぶことが重要になります。
実際、サイズを測らずに購入してしまい「丈や幅が合わず使えなかった」「外から室内が見えて落ち着かない」「遮光や防犯の面で不安を感じた」といった失敗につながるケースも少なくありません。
そのため、引越し前の段階で新居の窓サイズを確認したうえで、どんなカーテンが適しているのか、どの程度の費用がかかるのかを把握しておくことが大切です。
この記事では、カーテン選びで失敗しないために知っておきたいサイズの測り方をはじめ、カーテンの種類や特徴、価格の目安について分かりやすく解説します。
「新居で落ち着いて過ごしたい」「カーテン選びで後悔したくない」という方は、ぜひ事前にチェックしてみてください。
1.引越し当日までに新居のカーテンのサイズは測っておく!
引越し当日にカーテンが必要でも、サイズが分からなければ、新たに購入したり、今使っているものが使えるのかも分かりませんよね。
窓の大きさは千差万別。部屋によってバラバラなので、闇雲に購入しても使えないのは当然です。
そこで、入居前にカーテンのサイズを測っておく必要があるのです。
賃貸なら内覧のときなど、一戸建てならいつでも計りに行けますよね。その際、メジャーは忘れずに!
しかし、測り方を間違えると、寸足らずや逆に長すぎるカーテンになってしまう。つまり、正しい方法で測っておく必要がありますよね。
ということで、一般的な測り方を紹介しておきましょう。
カーテンレールが備えられている場合
◆一般的なカーテンレール
レールの全長。左右の両端を測ります。
◆装飾カーテンレール
片方のキャップの付け根から、もう片方のキャップの付け根まで測ります。
◆高さの測り方
カーテンの高さは、レールのライターの下を基準に測ります。
- 掃き出し窓:床ぴったりか、マイナス1cmのところまで。レースカーテンや厚手生地なら、マイナス2cm
- 腰窓:窓の下枠プラス10~20cmくらいまで。
- 出窓:ランナーの下から窓台までを計測目安として、マイナス1cmくらいまで。
このように、正しい測り方で採寸することが大切。
適当に測ってしまって、短すぎると下が見えてしまう。逆に長すぎると常に下の部分を引きずってしまうので、汚れが付きやすくなります。
カーテンは毎日開け閉めするものなので、見た目にも気持ちよく使いたいですね。

2.使うならどんなカーテンが良いの?
カーテンは、種類が多すぎて選ぶのも悩みますよね。
最終的には、自分の好みのデザインで、機能性が備わったカーテンを選べば良いだけですが、中々難しいものです。
そこで、選び方のポイントを説明すると、まずカーテンを選ぶ際には、
- 通常のカーテン
- レースカーテン
のどちらにするかを決めます。
レースカーテンは、もちろんレース生地でできたカーテン。透けて見えるデメリットはありますが、適度に日光を取り入れつつ、外からの視線をシャットアウトしてプライバシーは守れます。そのため、リビングには最適のカーテンです。
それ以外の部屋で、通常のカーテンを選ぶ際には「色」と「遮光性能」を見ていきます。
色は自分の好みで自由に選んで良いのですが、部屋の雰囲気や色調に合わせるのがポイント。
次に、遮光性能が備わったカーテンのことを「遮光カーテン」と呼びますが、名前の通り光を遮断するカーテンのこと。
その遮光カーテンにすると、陽の光を遮ってくれるので、寝室などには最適なカーテンです。
さらに、逆に部屋の中の光も外に漏れなくなるので、防犯の面でもメリットがあります。特に女性の一人暮らしでは、遮光カーテンは必須のアイテムですよね。
◆遮光カーテンの等級とは?
また、遮光カーテンには、「遮光率」によって等級が設けられ、上位の等級ほど遮光性能が優れています。
簡単にご紹介すると、
- 1級遮光:遮光率99.99%以上(ほぼ完全遮光)
- 2級遮光:遮光率99.80%以上(1級より若干光を通す)
- 3級遮光:遮光率99.40%以上(やや光を通す)
と、1~3級に分けられていますが、選ぶ際は用途に応じて選びましょう。
1級は完全に光を遮断するので、部屋をほぼ真っ暗にできます。
そのため、夜勤で日中眠る方や、ホームシアターを楽しむといった目的には最適です。
2、3級の遮光カーテンは、デザインや色が豊富で、部屋の雰囲気に合わせた選び方ができます。
また、1級には及ばないものの、ほとんど光を遮断してくれるのでプライバシーの保護にもなります。
以上のように、引越し先のカーテンを選ぶときは、用途や目的に合わせた選び方が大切ですね。
3.カーテンの種類と相場
カーテンって、幾らくらい?と、気になる方もいますよね。
結論から言えば、値段はピンキリです。ハッキリ相場は幾らと言えないものの、ここではある程度の価格相場をご紹介いたします。
通信や量販店などのサイトをチェックすると、1窓当たりの相場はだいたい以下のようにまとまります。
- 一般的なカーテン:
- 遮光カーテン:
- オーダーカーテン:
- レースカーテン:
(掃き出し窓)6,000円~10,000円、(腰窓)3,000円~5,000円
(掃き出し窓)8,000円~15,000円、(腰窓)5,000円~8,000円
(掃き出し窓)50,000円~、(腰窓)20,000円~
3,000円~8,000円
以上、参考になったのか分かりませんが、安くはないということは分かりますよね。
4.まとめ
今回は、引越し当日の必須アイテムである「カーテン」のご紹介でした。ご紹介した通り、決して安い品物ではないので、今使っているカーテンを再利用できれば一番良いのですよね。
しかし、窓の大きさは無限にあるので、基本的に買い替える必要があります。とはいっても今では、ネット通販を始め、ニトリやサコダなどのお店でも気軽に購入できますよね。
引越し前には新居でカーテンのサイズを測っておくのが鉄則なので、忘れないようにしましょう。



