引っ越し時の不用品処分方法は?おすすめの不用品回収業者も紹介
引っ越しの際は、多かれ少なかれ不用品が出てしまうものです。
なかには、大きな家具や電化製品など、普通のごみとして処分できないものも存在するでしょう。
不用品を処分する方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれメリット・デメリット、発生する費用が異なります。
本記事では、引っ越し時に発生する不用品の処分方法や注意点について解説しています。
ごみとして処分する方法・不用品を高く買い取ってもらうコツ・よくある質問なども網羅しているため、引っ越し時の不用品処分に悩まれている方はぜひ参考にしてください。
引っ越し時の不用品処分の方法や費用について
本章では、引っ越し時に発生する不用品処分の方法(メリット・デメリット)や費用相場についてご紹介します。
どの方法を利用するかは人それぞれですが、大切なことは「引っ越しの状況」や「自分に合った方法」を見つけることといえるでしょう。
不用品の処分方法には主に6つの種類があり、それぞれメリット・デメリットが存在します。
特徴を理解して、自分に合った方法で不用品を処分しましょう。
民間の不用品回収業者に依頼する
引っ越しの際に発生した不用品は、民間の不用品回収業者に依頼することが一般的です。
処分したい不用品の種類・大きさ・量などを確認したのち、電話やWebサイトを通じて業者に見積もりもりを出してもらいます。
その後、希望の日時に引き取ってもらうだけで作業が完了します。
申告忘れがあると、回収当日に追加料金が発生する可能性もあるため、あらかじめ回収希望リストを作成しておくとよいでしょう。
ただし、依頼の際は以下の点に注意しておきましょう。
- ・自治体によっては指定の回収業者があり、事前に確認をとったうえで申し込みをおこなう必要がある
- ・なかには自治体の許可を得ていない悪質な回収業者もある
- ・業者や条件によって、回収時の金額は異なる
口コミや評判なども確認しながら複数の業者に見積もりもりを依頼し、納得のいく業者に回収を依頼するようにしましょう。
メリット
最大のメリットは、業者が自宅まで回収に来てくれる点です。
自身で回収場所まで運ぶ必要がないため、とくに「不用品の量が多い」「家具や家電など重い不用品がある」という場合に利用するのがおすすめといえるでしょう。
また、自分の予定に合わせて依頼できるため、忙しい方でも手軽に不用品を処分できるのもポイントです。
業者によっては不用品の買取に対応しているところもあるため、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるでしょう。
デメリット
民間の不用品回収業者に依頼する場合は、以下の点に注意しておきましょう。
- ・業者や条件によって金額が異なる
- ・回収できる不用品に制限がかかっている場合がある
- ・自治体によっては指定の回収業者がある
民間の不用品回収業者を利用したいと考える方は、準備と確認を徹底することを意識しましょう。
回収希望リストを作り、複数の業者に見積もりもりを依頼することが大切です。
業者選びの際は、口コミや評価を確認するのもよいでしょう。
また、自治体の許可を得ていない悪質な不動産回収業者もいるため、業者選びの際は「一般廃棄物収集運搬業の許可があるか?」「料金体制が分かりやすいか?」なども合わせてチェックしておきましょう。
費用の目安
費用は回収する不用品の種類によって異なり、一例を挙げると以下のようになります。
種類 | 費用目安 |
ベッド | 4,000円~6,000円 |
タンス | 3,500円~ |
ソファー | 3,500円~8,000円 |
テーブル | 2,000円~ |
冷蔵庫 | 4,000円~1万円 |
洗濯機 | 3,500円~6,000円 |
回収する不用品の量が多くなるほど大きなトラックが必要となり、たとえば軽トラックで済む量であれば1万円~1万8,000円、2tトラックで運ぶ場合は3万円~4万円が相場となるでしょう。
また、住んでいる階層やエレベーターの有無によって割増料金が発生することもあります。
費用は依頼する業者や条件によって異なるため、複数の業者に見積もりもりを依頼して決めることが大切です。
引っ越し業者に引き取りを依頼する
引っ越し時に発生する不用品は、引っ越し業者に依頼することで処分することも可能です。
引っ越しと同時に不用品を処分してくれるため、ほかの業者に依頼する手間をかけずに済みます。
ただし、不用品回収は「オプションサービス」であることが多く、引っ越し費用とは別に追加料金が発生する可能性があります。
また、業者によって不用品回収サービスをおこなっていないケースもあるため、事前の確認・申し込みが必須といえるでしょう。
メリット
最大のメリットは「手間を大幅に削減できる」ことです。
引っ越しと同時に回収してくれるため、自治体や民間の回収業者に依頼する手間を省くことができます。
また、リサイクル業者と提携し買取に対応している引っ越し業者もあるため、値がつけばその分引っ越し料金から差し引いてくれるケースもあります。
上手に利用できれば、時間の節約と引っ越し費用の軽減を同時に実現できることでしょう。
デメリット
引っ越し業者に不用品回収を依頼する場合は、以下の点に注意しておきましょう。
- ・すべての引っ越し業者が対応しているわけではない
- ・不用品回収を利用する場合は追加料金が発生する
- ・回収できる不用品に制限がかかっている場合があり、引っ越し業者によっては回収できない不用品も存在する
- ・引っ越し業者の提携先を利用する場合は、不用品回収業者や買い取り業者を自由に選ぶことができない
金額も業者によって異なるため「不用品回収は可能か?」「どのくらいの費用が発生するのか?」などは、事前にしっかりとチェックしておいた方がよいといえるでしょう。
費用の目安
引っ越し業者に依頼する際の費用は業者や条件によって異なるため、費用相場を示すことが難しいといえます。
詳細については、利用を検討している引っ越し業者に確認を取り、総合的に判断して利用すべき業者を選定するのがよいでしょう。
なお、引っ越し業者が回収対象としている「家電リサイクル法」に該当する品目は、一点ごとに「法律で決められたリサイクル料金」に加え「各社独自の手数料」として数千円の費用がかかります。
一部の業者は不用品の買取サービスをおこなっているため、買取をうまく利用することで引っ越し費用を軽減できるでしょう。
自治体の不用品回収サービスを利用する
引っ越しで出る不用品は、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用し処分することも可能です。
処分する物によって料金は変わるものの、相場は400円~3,000円程度の費用相場となり、引っ越し業者に依頼するよりは安く済ませることができるでしょう。
費用や回収できる品物などの詳細は自治体によって異なるため、お住まいの自治体の粗大ごみ回収センターに問い合わせしてみましょう。
メリット
自治体の不用品回収サービスを利用するメリットは「最低一点からでも回収が可能」「引っ越し業者に比べて処分費用が安い」という点が挙げられます。
少量の不用品を処分する際におすすめの方法といえるでしょう。
また、自治体=公的機関に依頼するため「安心して利用できる」という点もメリットに挙げられます。
デメリット
注意点としては「捨てる前に申請が必要である」ということと「詳細は自治体によって異なる」が挙げられます。
また、自治体では「家電リサイクル法の対象品」や「事業の粗大ごみ」は回収の対象になっておらず、一辺が180㎝以上のものは180㎝以下になるよう、解体してから回収してもらう必要があります(粗大ごみの定義は自治体によって異なる)。
家電リサイクル法の商品に規定されているもの(テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)は、粗大ごみとしては出せず、リサイクル料金を支払って小売店で回収してもらうか指定集積所に搬入する必要があるため注意しておきましょう。
回収できる品物は自治体によって異なるため、利用する場合は事前の確認が必須といえます。
費用の目安
費用は自治体によって異なりますが、ここでは「東京都渋谷区」と「大阪府大阪市」の回収費用を比較してみましょう。
東京都渋谷区 | 大阪府大阪市 | |
加湿器 | 400円 | 200円 |
衣装ケース | 400円 | 200円 |
ソファー(二人掛け以上) | 2,000円 | 1,000円 |
ふとん | 400円 | 200円 |
自転車 | 400円~800円 | 400円 |
電子レンジ | 400円 | 400円 |
空気清浄機 | 400円 | 200円 |
チャイルドシート | 400円 | 200円 |
ご覧の通り、東京の不用品回収費用は大阪の2倍ほど高くなります。
自治体によって金額や回収できる物品は異なるため、詳細はお住まいの自治体ホームページなどを確認してみましょう。
買取専門店やリサイクルショップへ持ち込む
自身にとっては「不用品」と感じるものでも、きれいな状態のものやまだ使えそうなものなど「価値のあるもの」はたくさんあります。
そういったものは、買取専門店やリサイクルショップに持ち込み買取してもらうとよいでしょう。
店舗まで直接持ち込む以外にも、自宅まで引き取りに来てもらう方法もあります。
以下にて、いくつか有名な買取専門店・リサイクルショップをご紹介します。
名称 | 特徴 |
買取王子 | ・全国対応 ・詰めて送るだけの簡単宅配買取サービス ・送料・査定料・返送料なども無料 |
買取屋さんグループ | ・全国対応 ・個人、法人に対応しており、最短30分で出張買取できる ・自宅で見積もりもり後にすぐに現金手渡しなので手間がかからない |
バイセル | ・全国対応 ・着物や切手、宝石など幅広い品物が買取可能 ・出張、宅配、店頭と3つの買取方法から選べる |
2ndSTREET | ・ほぼ全国対応 ・洋服・服飾雑貨を中心に、幅広い買取に対応している ・出張、宅配、店頭と3つの買取方法から選べる |
トレジャーファクトリー | ・ほぼ全国対応 ・大型家具、家電をはじめ、幅広い買取に対応している ・出張、宅配、店頭と3つの買取方法から選べる |
高く売れるドットコム | ・簡単かつ便利な全国対応の総合ネット買取サービス ・電話とWebで、相場がすぐわかる事前査定が利用可能 ・買取対応品も幅が広い |
メリット
買取専門店やリサイクルショップを利用するメリットは「処分費用が浮く」「売却代金を引っ越し費用などに充てることができる」という点にあります。
物品によっては高値がつく可能性もあり、うまく値がつけばちょっとしたお小遣い稼ぎになるかもしれません。
また、お店によっては出張査定が可能なケースもあり「量が多い、店舗まで持っていく足がない」という場合にも重宝するでしょう。
デメリット
注意点としては「店舗によって取り扱い品目や買取費用が異なる」が挙げられます。
会社や店舗ごとに得意分野があり、その時の在庫状況によっても値段が大きく変動します。
また、品物の状態によっては買取できない(引き取ってもらえない)ケースもあるため、どこで買い取ってもらうかを吟味する必要はあるでしょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る
「買取専門業者に依頼するほどの量でもない」「大切に使ってきたから自分で値段をつけて売りたい」という場合は、ネットオークション・フリマアプリを利用するのもよいでしょう。
リサイクルショップに比べて値段交渉の余地が大きく、希少価値の高いものであれば、こちらが希望した金額や買取専門業者よりも高額で売れるケースもあります。
以下にて、おすすめのネットオークションやフリマアプリをいくつかご紹介します。
【おすすめのネットオークション】
名称 | 特徴 |
Yahoo!オークション | ・日本最大級のネットオークションサイト ・オークションの出品だけでなく、Yahoo!フリマと連携して同時に出品することも可能 ・月額利用料金がかかるが、LYPプレミアム会員になると、落札手数料が安くなる (無料で利用することも可能) |
モバオク | ・ヤフーオークションに次ぐ人気サイト ・幅広いラインナップの物品を出品できる ・月額利用料のみの支払いで、商品の販売数に関係なく手数料も不要 ・毎月多くの商品を出品したい方におすすめ |
eBay | ・アメリカ発のオークションアプリであり、日本語にも対応 ・「eBay販売サポート」に登録すると、日本だけでなく海外にも出品できる ・販路を大幅に拡大できるため、日本では売れにくい物品でも売れる可能性がある |
【おすすめのフリマアプリ】
名称 | 特徴 |
メルカリ | ・日本最大級のフリマアプリ ・スマホから写真を撮って簡単に出品でき、出品可能アイテムも多い ・メルペイを利用すれば売上金をそのまま買い物に使える |
楽天ラクマ | ・楽天グループが運営するフリマアプリで、楽天会員IDを使って利用できる ・売上金を楽天ポイントに交換して、買い物に使うことも可能 ・「購入申請」システムがあり、出品者が購入者を選択できる |
Yahoo!フリマ | ・スマホ決済サービス(PayPay)LINE、ヤフー株式会社などのサービスと連携できる ・売上金をPayPayにチャージし、買い物に使うことも可能 ・販売手数料が他サービスに比べると安い |
メリット
最大のメリットは「自分で商品に価値(値段)を付けることができる」ことです。
物品によっては、こちらが希望した価格よりも高額で買い取ってもらえたり、買取専門業者よりも高額で売れたりする可能性もあるでしょう。
処分費用を浮かせることに加え、うまく値が付けばお小遣い稼ぎにもなります。
デメリット
注意すべき点は「購入後のトラブルにつながらないよう、丁寧な出品・対応が求められる」ことです。
- ・商品となる物品の写真や説明文を丁寧に記載する
- ・適切な価格を設定する
- ・配送料はどちらが支払うかを最初に明記しておく など
近年はネットオークションやフリマアプリをめぐるトラブルも多発しているため、発送後の商品を追跡確認できる機能を活用するなど、自衛手段も必要といえます。
また「いつ売れるかの見込みが立たない」という点にも注意しておきましょう。
引っ越しまで時間があり、不用品の処分に時間がかけられる場合におすすめの方法といえるでしょう。
知人や友人に譲る
引っ越しで出た不用品は、友人や知人など「ほしい」と思っている方に譲るのもよいでしょう。
とくに家電製品や家具などは購入費用が高く、進学や就職などで新生活をはじめる際は「初期費用をなるべく抑えたい」と思っている人は多いはずです。
お互いの出費を抑えることができるため、双方にとってメリットがあるといえます。
また、不用品の寄付を募っているチャリティ団体に寄付するのも一つの手段です。
自身にとっては「不用品」であっても、状態がよいものであれば誰かの役に立つこともあるでしょう。
メリット
友人や知人に譲る、団体に寄付するなどのメリットは以下が挙げられます。
- ・譲ることで、不用品の回収費用を抑えることができる
- ・安く提供する場合は、多少なりでも自身のお小遣いになる
- ・団体に寄付することで、必要な人に役立ててもらえる
ライフスタイルに合わなくなった家電や家具、サイズが合わなくなった衣類などは、周囲の人にいるかどうかを尋ねてみるのもよいでしょう。
デメリット
友人や知人に譲る、寄付する、どちらであっても「押しつけ」にならないよう注意しておきましょう。
物品の種類や状態によっては、逆に相手の負担となってしまうケースもあります。
「相手が本当に必要としているものを譲る・寄付する」という気持ちが大切です。
また、友人や知人に譲る場合は、受け渡し方法や費用などについて事前に話し合っておきましょう。
自身または友人と協力して荷物を運搬する必要があるため、破損や事故などには十分な注意が必要です。
さらに、運搬が必要なものをゆずる場合は「荷物の運搬手段を確保する」必要もあり、トラックなどのレンタル費用もかかるかもしれません。
受け渡し当日や後日にトラブルが発生しないよう注意しておきましょう。
不用品回収をしてくれるおすすめ引っ越し業者6選
本章では、不用品回収が可能なおすすめ引っ越し業者を6選ご紹介します。
「引っ越しと同時に不用品も回収してほしい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
現在は不用品を回収・買取してくれる引っ越し業者の数も増えてきました。
それぞれに特徴があるため、本章での情報を参考にし、詳細は各業者に問い合わせてみましょう。
アーク引っ越しセンター
引用:アーク引越センター
引き取り可能な不用品 (有料) |
テレビ 冷蔵庫 洗濯機 衣類乾燥機 エアコン |
買取サービスの有無 | 書籍 CD 洋服 ピアノ |
回収費用 | 見積もりもり時に要相談 |
アーク引越センターは、不用品の回収と買取の両方に対応しており、対応品目が多いことが特徴に挙げられます。
とくに不用品買取の対応品目が充実しており、無料の段ボール5箱分までの不用品のほか、ピアノの買取も依頼できます。
ただし、支店によって回収できないものもあるため、事前に確認を取っておきましょう。
サカイ引越センター
引用:サカイ引越センター
引き取り可能な不用品 (有料) |
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 衣類乾燥機 (タンス・ソファーは一部エリアで対応) |
買取サービスの有無 | 書籍 CD 洋服 ピアノ |
回収費用 | 見積もり時に要相談 |
サカイ引越センターは、不用品の回収と買取の両方に対応しています。
有料にはなりますが、家電リサイクルだけでなく、家具やピアノの回収・処分にも対応可能です。
また、利便性が高く、単身の場合は完全にWeb上だけで予約ができる・リモートやチャットで見積もりもりを受けられるだけでなく、海外への引っ越しにも対応しています。
アップル引越センター
引用:アップル引越センター
引き取り可能な不用品 (有料) |
家庭で使っていた家具・家電すべて (テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機も含む) |
買取サービスの有無 | 家庭で使っていた家具・家電すべて (テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機も含む) |
回収費用 | 見積もり時に要相談 |
アップル引越センターは、不用品の回収と買取に対応しており対応品目も多いこと、そして家具家電に制限なく対応可能(条件あり)な点が特徴に挙げられます。
大手リサイクル業者とタイアップしており、高額な買取が実現できる可能性もあるでしょう。
また、業界初のWEB見積もりもり・引っ越し予約システムである「ラクニコス」を導入しており、24時間365日引っ越し予約に対応しています。
ただし、引き取りの見積もりもりは電話やオンラインではなく「引っ越しの見積もりもり時か引っ越し当日に査定される」という点に注意が必要です。
不用品の引き取りを依頼したい場合は、かならず事前に相談しましょう。
ハート引越センター
引用:ハート引越センター
引き取り可能な不用品 (有料) |
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 その他家具全般 |
買取サービスの有無 | CD 本 ブランド品 など |
回収費用 | 見積もり時に要相談 |
ハート引越センターも、不用品の回収・買取に対応しており、対応品目も多いです。
無料見積もりもりはオンラインで完結するため、手軽に回収費用を確認できます。
また、引っ越しプランはニーズに合わせた4つが用意されており、エアコンの取り付け・家具の組み立てなどのオプションサービスも充実しています。
アリさんマークの引越社
引用:アリさんマークの引越社
引き取り可能な不用品 (有料) |
【家電】 エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機・衣類乾燥機【家具】 テーブル 椅子 ベッド ソファー など |
買取サービスの有無 | 無 |
回収費用 | 見積もり時に要相談 |
アリさんマークの引越社は引取のみの対応となりますが、家電・家具ともに幅広く回収してもらえます。
家族向け・単身向け・長距離向けなどプラン内容が分かりやすく、とくに長距離の引っ越しは「モーダルシフト」の導入により低コスト化を実現しています。
ただし、買取には対応していないため、買取を希望する場合はほかの業者などに別途依頼が必要です。
トレファク引越
引用:トレファク引越
引き取り可能な不用品 (有料) |
買取不可品の処分の相談も可能 (詳細は見積もりもり時に確認) |
買取サービスの有無 | 家具 家電 AV機器 雑貨・贈答品 スポーツ・アウトドア 楽器 ブランド・貴金属 ブランデー・ウィスキー など |
回収費用 | 見積もり時に要相談 |
トレファク引越は「”リユース”一体型引越」として、引っ越しと買取を同時におこなっています。
買取品目が非常に幅広いうえに、買取(出張買取)品の回収と引っ越しを同じ日にまとめて対応してもらえるため、ほかの業者に依頼するよりも手間をかけずに引っ越しができるでしょう。
また、買取不可品の処分も相談可能です。
オンラインで簡単に見積もりもりができるため、詳細は見積もりもり時に問い合わせしてみましょう。
おすすめの不用品回収業者3選
本章では、おすすめの不用品回収業者を3選ご紹介します。
不用品回収業者をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
不用品回収業者は、それぞれでサービス内容・費用・対応エリアなど特徴が異なります。
本章での情報を参考にし、不明点があれば見積もりもり時などに業者に確認を取ってみましょう。
片付け堂
引用:片付け堂
サービス内容 | 不用品回収 不用品買取 粗大ゴミ回収 ゴミ屋敷清掃 遺品整理 ハウスクリーニング 解体 など |
料金プラン | 見積もり時に要相談 見積もりもり無料(下見含む) キャンセル料無料 追加料金一切なし |
対応エリア | 全国 |
片付け堂は、全国に対応している不用品回収業者です。
「市区町村認定の全国チェーン」という珍しい事業者であり、安心して回収を依頼できます。
- ・不用品の分別からおこなってくれる
- ・急な引っ越しにも対応可能で、最短即日での見積もりもりを依頼できる
上記のような特徴もあり、アパート退去時に求められる原状回復も考慮した、質の高いサービスが定評の回収業者です。
片付け片付けエージェント
引用:片付けエージェント
サービス内容 | 不用品回収 ゴミ屋敷の片づけ 遺品整理 など |
料金プラン | 軽トラパック:1万8,000円(税抜) 1.5tトラックパック:3万9,800円(税抜) 2.0tトラックパック:4万9,800円(税抜) |
対応エリア | 全国 |
片付けエージェントは、年中無休・24時間いつでも問い合わせが可能な不用品回収業者です。
発生する費用はパック料金だけで、追加費用は一切なしで安心して利用できます。
(不用品の袋詰め作業・部屋からの運び出し作業・現地までの出張費・ゴミの処分費などすべて0円)
最短20分から即日回収が可能であり、紹介者・成約者両方に1万円のキャッシュバックがある紹介キャンペーンも実施されています。
KADODE
引用: KADODE
サービス内容 | 不用品回収 引っ越しに伴う粗大ごみ回収 ごみ屋敷の片付け 遺品整理・生前整理 |
料金プラン | SSパック:1万円~ Sパック:1万5,000円~ Mパック:3万円~ Lパック:5万円~ LLパック:10万円~ 3L以上:要相談 |
対応エリア | 全国 |
KADODEは、全国に広く営業所をもっており、24時間・365日対応可能な不用品回収業者です。
「まごころパック」という大手運送会社と同等のシステムを採用し、処分量が超過した際にかかる不要な出費を抑えることができます。
出張費も無料で、ほかの業者に比べてリーズナブルな金額で不用品回収を利用できるでしょう。
また、物品によっては買い取ってもらえるケースもあるため、見積もりもり依頼時に確認してみましょう。
引っ越し業者と不用品回収業者どちらに頼むのがお得?
「引っ越し業者と不用品回収業者のどちらに依頼するのがお得なの?」と悩む方もいるでしょう。
業者によって詳細は異なるものの、両者の主な特徴をまとめると以下のようになります。
引っ越し業者 | 不用品回収業者 | |
作業日時 | 引っ越し当日 | 指定可能 |
回収品目 | 一部のみ | 幅広い |
買取サービス | 業者による | |
回収料金 | ||
搬出 | 対応可 |
回収費用も業者または回収する物品により異なりますが、基本的には不用品回収業者の方が回収費用は高くなる傾向にあります。
参考までに、家具の費用相場をチェックしてみましょう。
引っ越し業者 | 不用品回収業者 | |
テーブル | 3,500~4,500円 | 5,000~8,000円 |
ベッド | 3,000円 | 8,000円~1万円 |
ソファー(1人用) | 2,500円 | 8,000円~1万円 |
一見すると不用品回収業者は高額に感じますが「多くの不用品回収に対応している」こと、そして「最短即日など急を要する依頼にも対応できる」ことがメリットに挙げられます。
「日時を指定して回収に来てもらう必要がある」という手間こそかかりますが、複数の物品をまとめて処分する場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
対して引っ越し業者は「引っ越しと同時に不用品を回収してもらえる」「不用品回収業者に比べて回収費用が安い」ことから、不用品回収にかかる時間と費用を削減できるメリットがあります。
ただし「回収できる不用品は制限される」「不用品の処分のみを依頼はできない」「不用品処分に対応していない業者もある」といった点には注意しておきましょう。
双方にメリット・デメリットがあるため、一概にどちらの方がお得とは断言できません。
可能であれば、双方から情報を得て、自分に適した業者を選択するのがよいといえるでしょう。
業者ごとにサービス内容や費用が異なるため、複数の業者に見積もりもりを依頼するのがポイントです。
トータルの費用を抑えるなら「100円引越しセンター」がおすすめ!
引っ越し・不用品回収などにかかる費用をまとめて節約したいという方は「100円引越しセンター」を利用してみましょう。
100円引越しセンターは、一定の条件を満たすことで「引っ越し料金が100円になる」格安引っ越しサイトです。
単身引越しプラン |
|
ファミリー引越しプラン(2人以上) |
|
不用品の回収にも対応しており、引っ越し業者や不用品回収業者に依頼するよりも格安価格で引っ越しができます。
また、新生活に必要なアイテムの契約も、日々の生活に必要となる以下いずれかの条件を満たすことで利用できるのもポイントです。
- ①インターネット回線
家中のパソコンやスマホを高速の光回線に接続!
動画もサクサク快適&通信制限知らずに - ②モバイルWi-Fiルーター
いつでもどこでも高速インターネットが使える!
工事不要&即日開通の手軽さもうれしい - ③SoftBankの携帯(新規契約or他社から乗り換え)
他社への携帯乗り換えを考えているなら絶対おトク!
ソフトバンクは割引キャンペーンが充実していて安い
お問い合わせ~引っ越し作業までのすべてを引っ越しのプロが丁寧に対応するため、格安かつ安心してご利用できます。
関心がある方は「100円引越しセンター」のサイトをチェックしてみましょう。
不用品を少しでも高く買い取ってもらう方法
本章では、不用品を少しでも高く買い取ってもらう方法をご紹介します。
不用品を少しでも多く現金化できれば、引っ越し費用などの負担を軽減することも可能です。
買取前に一手間を加えて、できるだけ査定価格をアップさせましょう。
吹き出し(男性社員):
買取金額は、ちょっとした工夫で価格がアップすることもあります。
「将来的に売るかもしれない」とお考えの方は、購入時点から大切に扱いましょう。
掃除と付属品の確認をしよう
買取時の値段は、状態がよいものや新しいものに近いほど高値が付きやすいため、できる範囲で掃除や手入れをおこなってから査定に出すことをおすすめします。
また、付属品や保証書の有無でも最低価格に差が出る可能性があるため、購入した当初のものが揃っているほど価格は上がる可能性があるといえるでしょう。
一括査定で高く売れるお店を探そう
不用品の買取はブランドや商品ごとにおおよその市場価値もあるものの「どの業者に依頼するか?」で価格も変動します。
そのため、相見積もりもりで少しでも高く売れる業者を探すこともポイントです。
業者を探す際は、一括査定ができるサイトの利用も検討してみましょう。
必要な項目を入力して送信すれば、条件に合った業者がピックアップされる便利なツールです。
ただし、一括査定サイトを利用する際は、以下の点に注意しておきましょう。
- ・一括査定サイトに掲載される業者はサイトごとで異なるため、複数のサイトで査定をすること
- ・サイトによっては、メールアドレス・電話番号を登録することで、勧誘メールや営業電話がくることがある
一括査定サイトの種類は豊富なため、口コミなども活用して、評判の良し悪しを事前にチェックしておくことをおすすめします。
余裕をもって買取先を探そう
掃除や買取業者探しなど、不用品をできるだけ高値で買い取ってもらうための下準備は意外と時間がかかります。
買取金額も業者によって異なるため、希望価格が出なければいくつかの店舗を回る必要もあるでしょう。
引っ越し直前に慌てて行動を開始すると、準備がおろそかになり「安くてもよいので早く買い取ってほしい」という気持ちが強くなるかもしれません。
できるだけ余裕をもって買取候補を探すことをおすすめします。
不用品を処分する際の注意点
本章では、不用品を処分する際に注意すべきポイントをご紹介します。
処分したいもののジャンルや状態、重視したいポイントに合った最適な方法で処分しましょう。
6-1. 「家電リサイクル法」に要注意
「家電リサイクル法」(特定家庭用機器再商品化法とも呼ばれる)とは、特定の電化製品をできる限りリサイクルし、廃棄物を減らすための制度です。
(悪徳業者による家電の不法投棄を防ぐ目的もある)
対象となるのは、以下4品目です。
- ・テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- ・エアコン
- ・冷蔵庫・冷凍庫
- ・洗濯機・衣類乾燥機
これらを処分するには、所定のリサイクル料金を支払い「電器屋に依頼する」「指定引き取り場所に持ち込む」「自治体の委託業者に引き取ってもらう」必要があります。
対象の電化製品を処分する際は、事前に製品のメーカー・購入した小売店・お住まいの自治体などに申込方法を確認しておくことをおすすめします。
家電リサイクル法の対象となる不用品は、粗大ごみとして出すことはできません。
有料となるため、事前の確認が大切です。
↓不用品の処分方法の関連記事はこちら↓
引っ越し時に冷蔵庫・洗濯機を処分する方法は?費用相場や注意点も徹底解説!
自治体に回収を依頼する場合はルールをよく理解する
自治体に依頼して不用品を回収してもらう場合は、自治体によってルールや処理費用が異なるため事前に確認しておきましょう。
お住いの自治体のホームページなどを確認し、前もってルール・費用・依頼方法などを理解しておくことが重要です。
余裕のあるスケジュールで進める
不用品の処分は、捨てる・売る・譲るのいずれであっても、計画的かつ余裕をもっておこなうことが大切です。
自治体や業者への依頼、リサイクルショップでの手続きや査定には時間が掛かる場合があります。
ネットオークションやフリマアプリを利用する場合も、すぐに成約するとは限らないため、引っ越し直前に出品すると売れずに手元に残ってしまうケースもあるでしょう。
新居に不用品を持ち込むことがないよう、できるだけ余裕をもって準備に取り掛かることをおすすめします。
可能であれば繁忙期を避ける
引っ越しシーズン、とくに3月や4月はサービスの予約が取りにくく、料金が高騰する傾向にあります。
「引っ越しにかかるコストをできるだけ抑えたい」という方は、業者の繁忙期はできるだけ避けた方がよいでしょう。
混雑していない時期であれば、より良い条件での依頼や柔軟な対応も期待できるかもしれません。
繁忙期は業者も多忙なため、自身の希望通りに依頼ができない可能性があります。
引っ越しのタイミングを少し変えるだけでも条件は変化するため、前もって引っ越しすることが決まっている場合は、時期に注意しておきましょう。
↓引っ越しの繁忙期と閑散期についての関連記事はこちら↓
引っ越しの繁忙期と閑散期はいつ?安い時期を知って損せず引越す方法を解説
悪質な業者に注意する
一般家庭の不用品回収には「一般廃棄物処理業許可」が必要となり、許可のない業者が不用品回収をおこなうと重大な法律違反となります。
とくに「無料回収」をうたっている業者には注意しておきましょう。
- ・あとから高額な料金を請求された
- ・無許可の業者は回収品を適正に処分しない
- ・不法投棄による環境破壊や火災がある
こういった報告例もあり、のちにトラブルに発展してしまう可能性もあります。
不用品回収業者に依頼する際は、かならず「一般廃棄物処理業許可」を得ているところに依頼しましょう。
友人・知人に引き取ってもらうなら事前に条件の打ち合わせをしておく
あとあとトラブルに発展することがないように、引き渡し方法や費用については事前に決めておくことをおすすめします。
また、渡す前にクリーニングやアイテムが動作するかのチェックも忘れずにしておきましょう。
吹き出し(男性社員):
とくに費用が発生する場合は、後のトラブルを避けるためにも事前の話し合いが重要です。
不用品処分のよくある質問
本章では、不用品処分についてよくある質問をご紹介します。
不用品の処分はどの方法がおすすめ?
不用品を処分する方法はいくつかありますが「どの方法が自分に合っているか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
「忙しくてなかなか時間と手間をかけられない」という方は、不用品処分や買取に応じてくれる引っ越し業者への依頼がおすすめです。
引っ越しと同時に不用品を回収してくれるため、不用品回収のために別途予定を合わせる必要がありません。
自身でリサイクルショップ・不用品回収業者を探す場合は、こちらの希望に柔軟に対応してくれそうなところを選ぶのがよいでしょう。
そして「荷物の整理や不用品処分にじっくり時間がかけられそう」という方は、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用して、少しでもお得になる方法を検討してみましょう。
売りたい品に値がつくかどうか、大まかな相場などを確認しておきたいという場合は、先にリサイクルショップで査定してもらいましょう。
人によって適切な処分方法は異なるため、自分に合った方法を検討することをおすすめします。
↓不用品の処分方法・費用相場の関連記事はこちら↓
【引越しで荷物を全部捨てたい!】費用相場と処分法を徹底解説!
不用品回収と引っ越しはどちらが先?
引っ越しと不用品回収は、引っ越しの準備から進めることをおすすめします。
その理由は、不用品回収を先に済ませてしまうと、引っ越しの準備の際にいらない物が出てくる可能性があるからです。
何度も不用品回収を依頼するとそれだけ費用がかかり、下手をすれば新居に不用品を持ち込まなくてはいけないケースもあります。
また、普段から断捨離を意識しておこなうのもよいでしょう。
リサイクルショップや買取専門店への買取方法、ネットオークションやフリマアプリへの出品方法を事前に理解しておけば、いざというときに慌てず行動できるはずです。
引っ越し作業は思った以上に手間と時間がかかるため、情報収集や整理整頓はできる限り前もっておこなっておくことをおすすめします。
↓引っ越しの見積もりもり方法についての関連記事はこちら↓
引越し見積もりもりはいつやる?何日前がベスト?相場より安く抑えるコツ
引っ越し時の断捨離はいつからおこなうべき?
引っ越しは、断捨離をするのによい機会といえます。
荷物をまとめるために収納から物をすべて出すため、どのくらいの量があるのかがすぐに判別できるからです。
断捨離をすると荷物の総量が減るため、引っ越し費用が節約される可能性もあります。
引っ越しのために断捨離をおこなう場合は、1ヶ月半前を目安におこなうとよいでしょう。
不用品回収も余裕をもって依頼でき、買取を希望する場合は自分に合った店舗(買取価格)を探しやすくなります。
引っ越し直前の忙しいタイミングで、慌てて断捨離をしようとすると失敗するケースもあるため、余裕をもっておこなうことをおすすめします。
また、日頃から定期的に断捨離をおこなうのもよいでしょう。
↓断捨離の関連記事はこちら↓
引越しがチャンス!断捨離のススメ
「日本通運」や「ヤマト」は不用品回収サービスを提供していないの?
以前は、日本通運は「有料の引越オプショナルサービス」を付けることで粗大ごみの回収を、ヤマトは不用になった家電や家具の買取をおこなっていました。
しかし、現在は日本通運・ヤマトのどちらも不用品の回収・買取はおこなっていません。
引っ越し業者に不用品の処分も任せたい場合は、ほかの業者を利用しましょう。
引っ越しと不用品処分を同時に検討する際は「100円引越しセンター」を活用しよう!
引っ越しと不用品処分を同時に検討する際は「100円引越しセンター」を利用してみましょう。
100円引越しセンターであれば、以下の条件を満たすだけで「100円」で引っ越しができます。
※「SoftBank光、SoftBank Air、ネクスト光など、光インターネットの契約」「モバイルWiーFiルーターの購入」「SoftBank携帯への乗り換えor新規申し込み」のいずれかの契約をおこなう
単身引越しプラン |
|
ファミリー引越しプラン(2人以上) |
|
新生活に必要なアイテムの契約も、日々の生活に必要となるものばかりです。
また他の一括見積もりサイトと異なり、利用者に合った引越し業者一社のみから見積もりもりを取る仕組みとなっているため、勧誘メールや営業電話がたくさんくるという事態も防ぐことができます。
お問い合わせ~引っ越し作業までのすべてを引っ越しのプロが丁寧に対応するため、格安かつ安心して利用できます。
100円で引っ越しができる条件が緩い+サイトから簡単に見積もりもりを依頼できるため、関心がある方は「100円引越しセンター」のサイトをチェックしてみましょう
プランに合わないお引っ越しの場合も、格安価格でご案内しております。
お見積もりもりだけでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください。
まとめ
引っ越し時に発生する不用品を処分する方法にはいくつかの種類があります。
ごみとして処分することもできますが、資源・リサイクルとして再利用することも可能です。
買取に成功すれば、買取金額を引っ越し費用に充てることもできるでしょう。
いずれの方法にせよ、引っ越し時の不用品処分は計画的に進めることが大切です。
新居にまで不用品を持っていくことがないように、荷造りや分別を計画的に進めていきましょう。