引越し当日の立ち合いは？引越し作業と退去立ち合いは必須！

引越し当日、引越し業者にまかせておけば特にやることがないと思っていませんか？

引越しの作業をする必要はないものの、

• 引越し作業立ち合い
• 賃貸住宅にお住まいの方は退去立ち合い
• ガスの開栓立ち会い

この3つの要素では立ち合いが求められます。

特に、退去立ち合いは退去費用や敷金の返還にも大きく関わってくるで、立ち合いしておかないと後々困ったことに…。

そこで今回は、引越し当日に、なぜ立ち合いが必要になるのかご説明します。

1．引越し当日は作業の立ち合いは必須！

引越し当日、引越し業者が到着したら、まず流れなどの確認が必要になってきます。
その際、新居の「配置図」を作成して引越し業者に渡しておけば、いちいち指示しなくても配置通りに搬入してくれるのでおすすめです。

実際に荷物の搬出作業が始まったら、作業中は立ち合いが求められます。

引越し業者のホーページを見ると、大抵の引越し業者では、「引越し作業では、お客様の指示を仰がなくてはいけない場面や、ご了解をいただく場面などが多々あり、トラブルを避けるために、立会いは必ずお願いしています」となっています。

確かに、引越し業者では判断できない場合、立ち会いしていなければ困らせてしまいます。

さらに、引越しのトラブルが多いのは、荷物の盗難や屋内の傷。
立ち会っていれば、そういったトラブルを予防できる効果もあり、仮に床や壁に傷が付いてしまった時でもすぐに対処できます。

2．賃貸物件の退去立ち合いも忘れずに！

マンションやアパートなどの賃貸住宅にお住まいの方は、退去に際して部屋の使用状況を確認するために立ち合いが必要になります。

賃貸住宅での退居時の立ち会いは、室内の現況を確認し、退居に伴う修繕工事の負担を貸主側と借主側、どちらの負担とするか明確にするために行われます。

引越し当日、不動産会社の担当者の立ち会いのもとチェックしていきますが、一般的に見るポイントは、

• フローリングや壁紙に傷が付いていないか
• 窓ガラスにヒビなどが入っていないか
• 喫煙者は部屋の臭い、黄ばみ
• エアコンの汚れや壊れ具合

など、貸主と入居者のどちらに原状回復義務があるのかを確認するため、立ち会いは代理を立てずに本人が行うようにしましょう。

この立ち会い結果によって退去費用が決まり、敷金の返却があるのかも決まります。
また、身に覚えのない傷などで費用を請求される危険性もありますので、退去時は都合を合わせてでも立ち合いするようにして下さい。

3．ガスの開栓は立ち合いしないと作業できない！

引越し当日は、電気・水道・ガスの公共料金も立ち合いが必要になるのか気にしている方もいます。しかし、基本的に立ち合いが必要なのは「ガス」のみです。電気と水道は、それぞれブレーカーを下ろして、元栓を閉めて退去すればOKです。

引越し前の旧居では、ガスメーターが家の外にあれば立ち会う必要はありません。ただし、ガスメーターが室内にある物件は閉栓の必ず立合いが必要になります。

次に、引越し先の新居でガスの使用を開始するには、必ずガス会社の係員の立ち会いのもと、開栓作業が必要です。

連絡は、使用停止の申し込みと合わせて、新居を管轄するガス会社へ連絡し、開栓時間の予約をしておきましょう。その開栓の予約は、最低でも１週間前に予約を済ませておくようにしたいですね。

作業自体は簡単で、開栓とガス機器の点火確認を行います。作業時間は20分～40分程度で終るので、その間は立ち合うようにしましょう。

4．まとめ

今回は、引越しの立ち合いについてご説明しましたが、引越し当日は何かとやることは意外に多いのです。引越し作業、ガスの開栓の立ち合いが必ず必要になるので、時間を調整して立ち会うようにしましょう。

また、賃貸物件からの引越しでは、後々の退去費用や敷金の返還にも影響するので、本人が必ず立ち会うようにして下さい。