引越し後のご近所への挨拶は丁寧に!
引越し後、今後長い付き合いになるかもしれないご近所への印象は、挨拶にうかがった時に決まると言っても過言ではありません!と、少々オーバーですが…
何事も第一印象はとても大事なことではないでしょうか?
また、挨拶品には何を持って行って良いのか、そう度々引越しすることはないので意外と迷うところですよね。そこで、引越し後のご近所への挨拶についてと、挨拶品はどのようなものが良いのかを説明していきますね。
1.引越し後のご近所への挨拶のコツ
引越し後のご近所への挨拶について、「タイミング」「範囲」「挨拶品」に分けてコツを説明していきますね。
引越し後のご近所への挨拶タイミング
新居のご近所の挨拶は、出来るだけ引越し前に済ませておくのがベストです。
その理由として、引越し当日は引越し業者のトラックや作業員の出入りなどが多くなり、ご近所に迷惑をかけてしまうことがあります。そのため、引越しの前にその旨を挨拶とともに伝えておくことで、ご近所の方も「今日引越ししているのか」と、理解してくれのるので引越し作業を安心して進めることが出来ます。
その場合は、1週間前~前日か、最悪引越し当日にうかがうようにしたいですね。挨拶に行く時間帯は、昼間の明るい時間帯がベストですが、留守のケースが多いので夕方早い時間が良いでしょう。
また、どうしても事前に挨拶に行けなかった時や、引越し作業が遅くなってしまったら、翌日の早い時間にうかがうようにしましょう。
次に、参考程度に引越し後の挨拶にうかがう時の注意点を2つご紹介いたします。
◆引越し挨拶の注意点
- 挨拶は少人数でうかがう
- 挨拶は短時間で済ませる
玄関先にぞろぞろ何人も家族が来られても、相手が恐縮するとともに相手に気を使わせてしまいます。仮に2人で挨拶に行ったときは、話の中にこちらの家族構成を交えながら挨拶することで、どんな家族が越してきたのか伝えることができます。
基本的には、長話はせずに短時間で済ませるようにしましょう。相手が料理中で手を離せない事をしているかもしれないので、相手が不快にならないように、「突然お邪魔して失礼しました。今後ともよろしくお願いします。」と伝えて失礼しましょう。また、出来るだけ笑顔で挨拶にうかがいましょうね。
引越し後のご近所への挨拶範囲
ここでは、「戸建て」と「マンション・アパートなどの集合住宅」に分けて引越しの挨拶に行く範囲をご説明いたします。
戸建ての場合
戸建ての場合、昔から言われている「向こう三軒両隣」というものがありますよね。要するに、
- お向かいの3軒
- 左右の2軒
上記5軒が一般的です。その他にも、裏側のお宅など今後やり取りが考えられるお宅には挨拶にうかがいましょう。
マンション・アパートなど集合住宅の場合
集合住宅の場合は、
- 左右の2軒
- 上下の2軒
上記4軒ですが、どちらも入居する部屋によって変わりますよね。集合住宅の場合、頻繁に顔を合わせるのは両隣のお宅ですが、上下階のお宅には今後、音の問題などで迷惑をかけてしまうことがあります。
特に、小さいお子様がいるご家庭では、一言その旨を伝えておくことが大切です。また、逆のケースも考えられますので、上下階のお宅には必ず挨拶にうかがいましょう。また、集合住宅には、管理人や貸主の方がいらっしゃる場合は忘れずに挨拶にうかがいましょうね。
2.引越し後のご近所へ挨拶に行くときの挨拶品
引越しの挨拶品は、基本的に「粗品」として贈りますので、高価な品物や立派な品物を贈るのを避けて、相手が負担に感じない程度の品物にすることが大切。なので、引越しの挨拶品の相場は、500~1,000円程度が一般的です。また、管理人の方が住んでいる場合は、1,000~2,000円程度の挨拶品を用意しておくと良いでしょう。
次に肝心の挨拶品に何を持っていくかですが、
◆人気の挨拶品
- 洗剤セット
- 調味料セット
- タオルセット
- キッチン用品セット
- お菓子
など、有って困るものでもないし、先方が負担に感じないようなものが人気のようですよ。
3.まとめ
引越し後のご近所への挨拶は、慣れない方がほとんどかと思いますが、結構ドキドキしちゃいますよね。基本的に、ご家族の中でお父さんと娘や息子と2人でうかがい、短時間で済ませることが最も理想的です。
近年では、特に一人暮らしで集合住宅の場合、引越しした後にご近所へ挨拶に行くという習慣は無くなっているように感じますが、ご家族で引越しをした際には、お子さんに何かあった時のことを考えると、ご近所の方にご挨拶しておいた方がベストのような気がしますよね。