引越しの報告は年賀状でしよう!
突然ですが、皆さま年賀状を毎年送っていますか?
と言っている私は中々送れていないのですが…、また、最近ではメールやLINEで済ませる人も多く段々年賀状を出す人が少なくなっているみたいですね。と話しは逸れましたが…
☑「年賀状を使って引越しの報告も一緒にできないでしょうか?」
と、このような質問を受けることがありますが、実際どうなのか気になるところですよね。そこで、引越しの報告を年賀状でしても問題ないのかご説明させていただきます。
1.引越しの報告を年賀状でしたらマナー違反なのか?
結論から言ってしまえば、年賀状に引越しの報告を書き加えて送ることは、特に問題ありません。
本来、引越しの報告は、引越し後1~2ヶ月以内に済ませておくのが理想ですが、出しそびれた場合に年賀状で済ませる人も最近では増えています。また、年末近くになって引越しの予定があるケースでも、年賀状で引越し報告を書き入れて問題ありません。
年賀状で引越しの報告も兼ねる場合、その引越し時期の目安は11月~2月だと思います。なので、10月以前に転居を済ませている場合、年賀状と一緒にしてしまうと「手抜き」と思われ、お付き合いがおざなりにされているような印象を相手に与えかねませんので注意しておきましょう。
次に、引越しの報告を年賀状に書き入れる際、以下の2つに注意が必要です。
➀ 引越しの報告がメインにならないように
年賀状に引越しの報告を記載していいと言っても、年賀状は年賀状ということは忘れてはいけません。引越しの報告がメインにならないように慎重に書き入れましょう。
➁ 読む人が気付くように書き入れる
年始の挨拶と引越しの報告、同時に2つの用件を伝えなければならないので、住所変更に伴う「新住所」に気付いてもらえないことも考えられます。なので、賀詞ほどではありませんが、新住所も控えめに目立たせるようにしましょう
このように、年末年始11月~2月の間に引越しを予定している方は、年賀状に引越しの報告を書き入れても問題ありませんが、それ以外の月に引越しをされた方は従来通りに引越しの挨拶状を送るようにしましょうね。
2.年賀状に引越し報告を入れる際の文例紹介
年賀状で引越し報告が出来ることは分かっても、どう書いていいのか分かりませんよね。
そこで、文例としていくつかご紹介させていただきます。
◇文例その➀
昨年末に引っ越しを致しました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
今後とも宜しく御願い申し上げます。
平成○○年 元旦
◇文例その➁
このたび新しい住所に移転し、心新たに新春を迎えました。
ぜひ一度お立ちより下さい。
本年もどうぞ宜しく御願い致します。
平成○○年 元旦
◇文例その➂
昨年は私たちの結婚式にご出席して頂き、誠にありがとうございました。
ようやく新居も決まり、下記の住所に転居致しました。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
平成○○年 元旦
◇年賀状での新住所の入れ方
平成○○年 ○○月 ○○日
新住所
〒000-0000 東京都中央区大手町○丁目○番○号
電話番号 03-1111-2222
簡単な文例でしたが、インターネットで検索すれば様々な文例がダウンロードできますので、大いに活用していきましょう。
3.まとめ
何となく、年賀状は年賀状、引越し報告は引越し報告と、別々のものに感じてしまいがちですが、年賀状に引越しの報告を書き入れても問題ないとうことは覚えておきたいですよね。
良いとは言っても少々注意点もありますので、年賀状に引越しの報告を入れる際は慎重に書き入れましょう。