仏滅の引っ越しは安心?縁起を気にしなければ最適な引越しの日取り!
引っ越しを予定している方の中には、
『引っ越しを仏滅にしても良いのだろうか?』
など縁起を気にしている方もいるのではないでしょうか?
私は100円引越しセンターの引っ越しアドバイザーチームの一人「ナカハシ」といいます。
お客様から、「仏滅に引っ越ししても大丈夫ですか?」というご相談を受けることがよくあります。
引っ越しするなら「大安」という方が多いかと思いますが、実は仏滅でも問題ありません。
逆に仏滅に引っ越しした方が得することもあり、無理に避ける必要はないのです!
それでは今回は、縁起が悪いと思われがちな「仏滅」の引っ越しについてご紹介していきます。
1.「仏滅」の引っ越しが避けられる理由!実は引っ越しに向いている日取り?
引っ越しで一般的に仏滅が避けられる理由は、ズバリ「縁起が悪い日」だからです。
日本には「六曜」と呼ばれる暦注があり、そのなかで仏滅は『大凶日』とされています。
そのため、引っ越しはもちろん「婚礼」などにも向かない日として古くから避けられています。
しかし実は引っ越しに関しては、見方を変えれば向いている日取りとして考えられるのです!
1-1. そもそも仏滅の意味とは?「六曜」の中で最も縁起が悪い日
そもそも「仏滅」がどのような日なのか知っていますか?
『「大安」は縁起が良い日で「仏滅」は縁起が悪い日』
というのは昔からいわれていますが、これは「六曜」と呼ばれる暦注からきています。
この六曜とは、「先勝」・「友引」・「先負」・「仏滅」・「大安」・「赤口」の6種類。
それではここで、六曜の意味を簡単にご紹介します。
読み方 | 意味 | |
先勝 | せんしょう、せんかち、 さきがち、さきかち |
「先(さき)んずれば即(すなわ)ち勝つ」の意味を持っています。 万事に急ぐのが良いことを表わし、午前中は吉、午後2時~6時まで凶とされています。 |
友引 | ともびき | 「凶事に友を引く」という意味があります。 葬儀以外は友引から勝負は引き分ける日とされ、朝は吉、昼は凶、夕は大吉とされています。 |
先負 | せんぶ、せんぷ、 せんまけ、さきまけ |
「先んずれば即ち負ける」という意味があります。 「先勝」の逆で、先んずれば負けるので、万事急がず静かに控えめが良いとされ、午前中は凶、午後は吉といわれています。 |
仏滅 | ぶつめつ | 「仏も滅するような大凶日」という意味があります。 すべてにおいて凶の日で、お祝い事は避けられます。六曜の中で最も凶の日といわれ、引っ越しも避けられる傾向があります。 |
大安 | たいあん | 「大いに安し」という意味があり、六曜の中で最も縁起が良いとされる日です。 婚礼は大安の日に行われるのが一般化し、引っ越しでも縁起の良い日として人気の日取りです。 |
赤口 | しゃっこう、しゃっく、じゃく、 じゃっこう、せきぐち |
お祝い事が大凶の日とされ、午の刻(午前11時頃~午後1時頃まで)のみ吉、それ以外は凶とされています。「赤」という文字が付くため、火や刃物には気をつける日として知られています。 |
このように、六曜にはそれぞれ意味があります。
冠婚葬祭では「結婚式は大安吉日」「葬式は友引を避ける」といったように使われています。
1-1-1. 仏滅以外にも引っ越しに向かない日がある
六曜のほかにも、「干支」に基づいて吉凶を定める選日があることをご存知ですか?
六曜は6種類の暦注がありますが、干支に基づいた選日には次のような種類があります。
- ①「天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)」・「一粒万倍日(いちりょうまんばいび)」
大安のように吉とされる日 - ②「不成就日(ふじょうじゅび、ふじょうじゅにち)」
仏滅と同じく縁起が悪い意味を持っている日
不成就日には「何事も成就しない」という意味があります。
そのため婚礼などの祝い事はもちろん、引っ越しにも向かない日といわれています。
しかしこちらはあまり知られていないため、引っ越しの日取りで気にしている方はあまり見かけません。
1-1-2. 仏滅よりも「赤口」の方が引っ越しに向かない?
これまでにご紹介したとおり、仏滅は六曜の中でも引っ越しに適さない日とされています。
しかし実は、「赤口(しゃっこう)」の方が引っ越しには向かないとされているんです。
その理由は、「赤」という文字が「火(火事)」や「血(怪我)」を連想させるから。
特に午の刻(午前11時頃~午後1時頃まで)は、引っ越しに向かないと言われています。
あくまで文字から来る連想ですが、赤口は仏滅と同じように引っ越し日に避けられやすいです。
1-2. 実は「仏滅」は「物滅」と書く!見方によっては引っ越しに向いている日取り
仏滅は六曜の中でも縁起の悪い「大凶日」と説明しました。
しかし実は、仏滅は引っ越しに向いているのではないかと考えられています。
仏滅はもともと「物滅」と書かれており、現在の「仏滅」になったのは明治以降。
仏の功徳もないという意味から、「仏」という字が当てられたそうです。
そこでもともとの物滅には、
- 「物が一旦滅び新たに物事が始まる」
- 「物を失わないように気をつける」
という意味があります。
つまり大安よりもむしろ仏滅の方が引っ越しに向いているとも言えるのです。
実際に、お客様や作業員から「仏滅の引っ越しで縁起が悪いことが起こった」という話を聞いたことはありません。
縁起を気にしている方は、仏滅だからといって不安になる必要は正直ないと感じます。
1-3. 仏滅など六曜を気にする人は少ない!気にする人は全体の2割程度
この記事を読んでいる方は、仏滅など六曜を気にしている方がほとんどではないでしょうか?
古くから、冠婚葬祭の日取りは六曜で決める風習があります。
しかし引っ越しに関しては、実は六曜を気にしている人は少数派なのです。
当社の市場調査チームによるしらべによると、六曜を気にしている人は1~2割程度。
10人いれば、8人から9人は六曜を気にしていないということです。
というよりも、六曜に振り回されるのではなく自分が引っ越せる日を優先する方がほとんど。
以上より「引っ越しの日取りに余裕があれば縁起を気にする」程度で全く問題ないでしょう。
1-3-1. 縁起を気にする人は大安が一番、次いで友引・先勝の引っ越しがおすすめ
それでも引っ越しで縁起を気にするなら、一番はやはり「大安」がおすすめです。
大安は何かを始めるには最適な日とされているため、引っ越しにも最適な日といえます。
しかし大安は、縁起を気にしない方でも予約を入れやすい傾向にあり、競争率が高い人気の日。
大安が空いていなければ、次いで「友引」や「先勝」を選ぶと良いでしょう。
ただし友引と先勝は時間帯で吉凶が分かれるので、予約の取り方に注意する必要があります。
- 友引:朝は吉、昼は凶、夕は大吉
午前中、もしくはフリー便で午後の遅い時間が狙い目 - 先勝:午前中は吉
朝の早い時間から引っ越し作業をはじめるとOK
2. 仏滅は引っ越し料金が安い?事実だけど六曜は関係なし
今となっては、仏滅など六曜を気にして引っ越しの日取りをする人は少なくなりました。
しかし予約が空いていたら、誰もが仏滅を避けて大安を選びたいのではないでしょうか?
そのため、実際の現場でも「大安は料金が割高、仏滅は割安」になる傾向が強いといえます。
2-1. 引っ越し料金で「大安が高い」と「仏滅が安い」の本当の理由
皆さんの中には、
- 「大安は人気の日取りだから料金が高い」
- 「仏滅は人気がない日取りだから安い」
と考えている方も多いでは?
確かに間違いではないものの、引っ越し業者は六曜をほとんど気にしていません。
というのも業者が料金を設定しているのではなく、トラックの稼働率が関係しているのです。
縁起を気にしない人でも、空いていれば大安の日に予約を入れたくなりますよね。
そのため引っ越し依頼が集中しトラックの稼働率が高くなり、それに比例して割高になります。
逆に仏滅はできれば避けたいという考えが強く、トラックの稼働率が低くなります。
そこで、予約を埋めるために大安よりも安くサービスを提供するというわけです。
2-2. 仏滅は引っ越しのチャンス!予約が取りやすく料金も安くなる可能性も!
縁起を気にする必要はないとはいえ、仏滅は大安よりも引っ越し件数が減ります。
そのため、仏滅こそが引っ越しのチャンスだといえるでしょう!
繁忙期でなければ大安よりも予約を取りやすく、そのうえ料金は安くなりやすいのです。
予約が入らないと利益が減るため、安くしてでも利用客を確保したいと考えるもの。
業者側にもメリットが大きいため、安い見積もりを提示してくれる可能性が高くなります。
引っ越し料金を安くしたい方、スムーズに予約を取りたい方は、あえて仏滅を選んでみてはいかがでしょうか?
2-3. 引っ越し料金を安くしたい!気にすべきは六曜より「時間帯」
これまでご紹介してきたように、仏滅は引っ越し料金が安くなる可能性があります。
そこでさらに安く抑えたいなら、引越しの「時間帯」に注目しましょう!
ここからは、引っ越しの「時間帯」での料金の違いについて徹底解説します。
2-3-1. 時間帯での引っ越し料金の違い
一般的に引っ越しを行う時間帯は、大きく以下の2つに区分されます。
- ①午前便
- ②午後便
さらに多くの引っ越し業者は、1つのチームで1日に2~3件の引っ越しを行うのが一般的です。
そこで、午前便と午後便でどちらが割高なのかというと・・・ズバリ「午前便」。
お昼から片付けに取り掛かれるため、午前は依頼が集中しやすい人気の時間帯です。
そのため、引っ越し料金は高く設定されています。
一方「午後便」は、午前便の作業の進行具合で引っ越し開始時間が左右します。
そのたため予約件数は少なくなり、必然的に引っ越し料金は安く設定されるのです。
また、午前便と午後便のほかには「フリー便」というプランも。
引っ越し時間を業者にお任せするプランで、料金は午前便・午後便よりも安くなります。
それでは、実際に時間帯によって料金にどれくらいの差があるのか見ていきましょう。
午前 | 午後 | 夕方 | |
平日 | 81,520円 | 61,525円 | 61,270円 |
土日 | 81,057円 | 63,606円 | 73,764円 |
祝日 | 87,759円 | 63,639円 | 66,820円 |
あくまでも目安ですが、午前便の料金は午後便よりも2割程度高くなる傾向にあります。
さらに安さを求めるなら、「フリー便」がおすすめです。
ただし業者の空きに合わせて引越し時間が決まるため、日程や時間に余裕がある方は検討してみてはいかがでしょうか?
2-4. 「100円引越しセンター」でさらに安い引越しを!
引っ越し料金は、仏滅の午後便もしくはフリー便の利用で安くできる可能性があります。
そこでもっと安く引越したい方は「100円引越しセンター」を覗いてみてはいかがでしょうか?
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それでは続いて、距離や荷物量などの諸条件をチェックしてみましょう。
単身引越しプラン |
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ファミリー引越しプラン(2人以上) |
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もしも荷物の量や引越し距離がオーバーしたら、料金はどうなるんですか?
その場合は追加料金が発生しますが、それでも安いことには変わりありません!
えっ!どういうことですか?
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3. それでも仏滅の引っ越しで心配な人がやっておきたい3つの作法
仏滅に引っ越しすれば安くなるといっても、やはり縁起が気になる方もいるでしょう。
そこで次にご紹介するのが、仏滅の引越しで実践したい次の3つの作法。
- 前もって日用品や観葉植物を新居に運び込む
- 新居近くの神社に参拝に行く
- 新居の玄関などに「盛り塩」を置く
仏滅の引っ越しで心配な方は、これから紹介する3つの作法を試してみてください!
3-1. 作法①前もって日用品や観葉植物を新居に運び込む
仏滅では、日用品や観葉植物を運び入れて「縁起を担ぐ」ことが良いとされています。
日用品は普段使っている茶碗や箸・布団・鏡がおすすめです。
また観葉植物は「おもと(万葉青)」と呼ばれ、江戸時代から縁起が良いものとされています。
日用品と一緒に運び込んでおくと、さらに福を呼ぶことができるでしょう。
3-2. 作法②新居近くの神社に参拝に行く
新居の近くに神社があれば、引っ越しに合わせてお参りに行くのもおすすめです。
お参りだけでは心配という方は、お祓いやご祈祷を受けるのも◎
その神社の御札をもらい部屋に貼っておくと、縁起を担ぐことができます。
3-3. 作法③新居の玄関などに「盛り塩」を置く
最後に、運気をアップさせるには「盛り塩」も効果的。
塩は邪気を払うものとされており、縁起担ぎや厄除け、魔除けの意味を持ちます。
不運を退けて幸運を呼び寄せるのに欠かすことができないものなのです。
盛り塩は2つ1組で、置く場所は家の中心から見て東西南北の4方向。
それにくわえて表鬼門(北東)と裏鬼門(南西)が基本になります。
そのほかにも、玄関やキッチン、洗面所、トイレなどの水回りにも置くと良いでしょう。
「鬼門」は鬼が出入りする方角として、風水や家相において不吉とされています。
盛り塩はもちろん、普段から綺麗に保っておくと運気がアップしますよ。
4. まとめ
仏滅は「縁起が悪い日」と認識されているため、引っ越しにおいても避けられがち。
しかし見方を変えれば、大安よりも引っ越しに向いているともいわれています。
現在では仏滅など六曜を気にする人は少なくなっており、縁起を意識するのは少数派です。
仏滅の引っ越しになってしまっても、過度に心配する必要はないでしょう。
仏滅は引っ越しの予約が取りやすく、交渉次第では引っ越し料金が安くなる可能性もあります。
このようにメリットもあるので、あえて仏滅に予約を入れてみてはいかがでしょうか?
また、より安く引っ越ししたい!という方には「100円引越しセンター」がおすすめ。
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